言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

コストは削るだけが経営じゃない

2014-05-25 10:05:00 | 売上アップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


曇っている朝です。
起きがけはまだ少し陽が出ていたのですが、朝も進んでくるにつれ、雲が多くなってきました。

昨日は気温が高く、日向では暑く感じましたが、風そのものがまだ乾いていたので、それほどの暑さは感じませんでした。
今日は少し湿気も出てきたのか、ちょっと蒸し暑いですね。
予報では30℃以上にもなるということですが、今のところはそういった兆候はないですね。

昨日は久々に吉井に行き、ある方とお会いしました。
このブログも読んでくださっていることもあって、ちょっと緊張。

20分ほどですが、久しぶりにお話も聞けました。


さて、本題です。

今朝もTBSの「がっちりマンデー」を見ましたが、今回のテーマは、儲かっている地方の交通機関。

そこで気付かされたのは、今、お客様がいない、お客様がいないということで、どこでも悩んでいるお店やサービス業が多いわけですが、それは逆にいうと、お客様に来ていただきたいところが、そのお客様のニーズをつかんでいないからなんだということなんですね、

大宮、の新幹線の高架を使って走っている箱のようなコミューターでは、当初15分間隔に運転していたところ乗客が少なかったところを、10分間隔に逆に運行数を増やしたところ乗降客が増えたということ。

15分だったら、間が空きすぎるということで、他の交通機関を使っていたところを、10分間隔というような、都会の交通機関のように、そこに行けばすぐに電車がやってくるという感覚にしたところ、運行時刻を気にせずに出かけられるという人間の心理を利用したということです。

たった5分の差ですが、その5分を、コスト計算でお客様が少ないからとさらに20分間隔にしたら、それこそもっとお客様が減ってしまうわけで、じり貧化が進むわけです。

コストの罠と言ってしまえばそれまでですが、そのコストをもう少しかけることということも考える必要性があります。

時にはもうちょっとコストをかけることで、その“もうちょっと”のコストが利益に結びつくということは、往々にしてあることです。

何もコストカットだけが、利益を上げる要因にはならないということ、ですね。


サービス業でよくやるのが、お客様が少し減ってきたので、従業員を一人少なくするということ。
それは当たり前に行われることですが、そこで一人少なくする前に、じゃあなぜお客様が減ったのかという要因も充分に吟味する必要があります。

もしかしたら、お客様が多くいたときに、従業員の手が細かなところにまで届かなかったせいで、お客様が一人減り、ふたり減りしていったということも考えられるわけです。

そうしたことに気付けば、もう一人増やして細やかなお客様サービスを充実させることで、減っていったお客様が戻ってくるということも考えられるわけです。

「なぜ? どうして?」ということを考えることから改革を始めましょう。


それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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