こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
2月初日なのに、曇り空。
目一杯曇っている、そんな感じの空ですが、雪とか雨は何か降りそうじゃないなとも思わせます。
どういうこっちゃ!
ま、そういうことで。
昨日は陽がたっぷりあって、温かな寒中でしたが。
さて、本題です。
よく目にすることがある「理由(わけ)あり!」と書かれているチラシや商品。
でもそのほとんどには、それが持っているはずの「理由」を書いていません。
それは………、はっきり言って「理由」なんかないから、です。
単なる値下げだけではカッコつかないから、ここはまあ「理由(わけ)あり!」とでもしとけば、いいんじゃない? と。
そうじゃないんですよね。
「理由(わけ)あり!」なら、その訳を必ずきちんと説明しなければ、今のお客様は賢いので、なかなか心を動かそうとはしてくれません。
なのに、相変わらず、単に「理由(わけ)あり!」などというPOPが目につきます。
同じ「理由(わけ)あり!」値下げでも、「理由」が実際に、たとえば長期在庫なら、「倉庫の隅に眠っていましたので、叩き起こしました!」とか、「ずいぶん長居していて、持て余しています!」などと自虐たっぷりに書いてあるPOPなら、お客様の方もノッてくれ、面白がって買っていただけることもあるはずです。
その場では買っていただかなくても、あの店のPOPはいつも面白いという評判も立ちますよね。
長期在庫が売れなくても役に立つということは、やはり、その「理由」があるからともいえます。
「理由」がなく、価格を変えたり、売場を変えたり、廃番にしてはいけません。
さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第15回目です。
ここからどうぞ。
「なあ、真理子」
今まで黙ってやり取りを聞いていた田代が、口を出した。
「僕も以前はそう思っていたが、他のドクターやセミナーなんかを聞いてみると分かるんだが、やっぱりなあ、患者さんは、お客様だよ。
一般の店だって、そんなにへりくだっているわけじゃないんだ。本当は対等なんだよ。
お客様は自分の不足しているところを、店に来て満たすわけで、そのためにお金を払うんだ。
店の方も、店に来た人に商品なりサービスなりを提供して、その対価をもらうわけさ。
考えてみれば医者だってさあ、病気を治してもらいたいっていう欲求を持ってやってくるわけで、僕らが病気を治してあげるということは、店でいうところのサービスと同じなんだよ。わかるよな」
「………分かる気もするけど、納得はできないわ。
じゃあ何、私たちはサービス業なわけ?」
「ああ、平たく言ってしまえば、そんなものだろう。
でもサービス業と違って、僕たちはもっと感謝してもらえるし、だから先生、先生と慕ってきてくれるわけなんだと思うんだ」
「そういうことですね、奥さん」
本田も言った。
田代がうまく奥さんを説得できそうに思った。
つづく
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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