言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

内部改革で繁盛店に?

2016-02-21 09:40:56 | スキルアップ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



今朝早くにはまだ残っていた昨日の雲も今はすでになく、青空がたくさん見えています。

しかし昨夜半から北風が強く吹き、窓ガラスに音を出して吹き付けていましたが、その勢いがまだ残っていますね。

昨日の雨で、ここから見える榛名山の雪も、ほぼ消えてしまいました。


さて、本題です。


昨日、昔からのクライアントで、小さな印刷物を引き受けているある店に、2種類の品物を納品してきましたが、驚くほど店内は混んでいました。

家具屋さんであり、今流行の雑貨などは扱っていないのに、この混みようはなぜ?


それはやはり店のコンセプトがしっかりしていて、従業員も社長(会長も含めて)以下同じ考えで動いているから、でしょうね。

驚くことに、その店では古参社員というような歳をとった方は見られず、ほとんどが20代、30代の若い人ばかりです。


その店も、わたしがまだ会社に勤めていた時からのおつきあいで、その頃はやはりどこの店とも同じように、長い間働いているというような古参社員ばかりでした。


わたしが独立する少し前にその店は、当時の社長(現会長)がこのままでは他の地方の家具屋さんのようにじり貧になり、自分の世代とともに消滅するという危機感から、一大決心で業態を変更し、仕入は現品現金決済で、販売価格を激安にするという改革をやりました。

普通の家具屋さんから激安家具店に変身したわけです。


そしてその改革は、業態変更という表の部分だけではなくて、内部にも手を付けました。

いちばん衝撃的だったのは、社員全員、もちろん社長自身も含めて、給料を社内に公表するということでした。

すると、あまり働きの悪い社員でも自分よりも高い給料をもらっているということがすぐに判るわけで、それがいやで古参社員が順次やめていき、今ではひとりも残っていないということになりました。


わたしが独立する少し前のことで、業態変更に伴うキャラクターデザインのコンペで負けて、取引がなくなりました。

しかし、独立の際にお世話になったので挨拶にいった時に、チラシ以外の印刷物をわたしに発注してくれました。

すぐにはなかなかお金も稼げないだろうからと、仕事をくれたわけです。


正直、気負って独立したがいいが、なかなかいろいろなところに企画書を持って挨拶にいきましたが、色よい返事はもらえずに、その間少しでもお金が入るその仕事はありがたかったです。


さて、給料の公表ですが、社長はそのとき10万円でした。

それだと、誰も文句のつけようがないわけです。

すでに社長は年金ももらえる歳になっていたので、それをプラスすると普通の生活ができるということで、自ら率先したわけです。


その効果が今の繁盛です。

わたしの独立の翌年には2号店を出店し、その店も繁盛してます。


あなたはこの物語から何を学びますか。




それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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