こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
今朝もよく晴れています。
昨日は同じように晴れていたのですが、外に出るとその冷たさといったら!
今日も同じように寒いのでしょうか。
予報では昨日よりも4℃ほど気温が上がるということですが。
さて、本題です。
販売促進とひと言でいっても、その方法や種類は千差万別です。
同じPRするにも、マスコミ向けにどんどん情報を発信するのとは真逆に、内輪だけでものすごく盛り上がるという手もあります。
言ってみれば“逆PR”とでも言いますか。
今日はこの“逆PR”について、ちょっと。
たとえばですが、街を歩いていて、いつも気になるところがあったりしませんか。
シーンとした商店街で、いつもあそこだけなんか騒がしくて、明るくて、中から笑い声が聞こえてくる。
外から中は、わざと全然見えないようにしている。
店名からも何をやっているのか想像できない………。
でもなんか楽しそうなーーー。
で、そこからたまたま出てきた人に勇気を出して聞いてみる。
「このお店って、いったい何なんですか? いつもなんか楽しそうな笑い声がしてくるけど………」
と尋ねられた人は、でも答えない。
「いや、これは中にいる人だけの秘密」と、だけーーー。
こう言われると、あなたは今まで以上に興味を持たないですか?
人の好奇心を刺激するというPR手段でもありますね。
このようにして、噂が噂を呼び(といっても、この口コミもわざと秘密めかして、伝えていくんですが)、マスコミの耳に入る。
すると取材依頼がくる………。
こういうことからお店の内容が一度にオープンになるという手も考えられます。
さらには、それでも何かまだあるぞ、と思わせるようなちょい出し作戦も有効です。
いかがですか?
ま、このようにトントン拍子にうまくはいきませんが。
そこにさらなる工夫を加えることで、内容も充実してくるはずです。
さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は、今日で第19回目になります。
長いですけど、ね。
ここからどうぞ。
「そうか、なるほど。そんなこと今まで考えたこともなかった。
前からずっとそれが当たり前だと思っていたしーーー」
「お医者さんの常識は、一般の商売では非常識、ですね。
この非常識って、どの業界にも存在している厄介なものなんです。
それに早く気がついて、改革していく企業が繁盛していくんです。
医院だって同じじゃないでしょうか。
相手を患者さんと考えないで、お客様だという認識に改めれば、結構意識も変わってくるんじゃないでしょうか。
それから始めましょうよ」
「そうだな。それに気がついてもらってよかった。
早速改装の手配をしよう。
本田さん、そのときにもちょっと立ち会ってもらいませんか。
本田さんがお客様になってもらって、ここはこうというように言ってもらった方が早いと思いますから」
「はいいいですよ。でもいいんですか、好きなこと言いますよ」
「え、あまり無茶言わないでくださいよ」
田代と本田はにっこりと微笑んだ。
奥さんも少しだが、微笑みを浮かべた。
何とかこれで、話は進められそうな気配に変わってきたようだ。
本田は思った。
そしてこれから本題に入っていこうと思ったが、急にここでストップしてみようと思った。
「以上です」
「え?」
「何?」
「…………」
本田以外の出席者は、あぜんとしたまま、口をきくこともできないでいた。
しばらく、その顔を微笑みながら見渡していた本田は、おもむろにまた口をきき始めた。
「と言うと、皆さんおどろきますよね」
「そ、そりゃそうですよ!」
「何のために相談したか分からないじゃないですか!」
奥さんも怒り気味に言い募った。
本田は微笑みを崩さないまま、言った。
つづく
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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