言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

あの店には○○という噂がある?

2016-02-14 09:36:53 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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今日は小雨で夜が明けました。

昨夜知らない間に雨が降り始めたようですね。

昼間スマホで天気をチェックしたら、外は雲が薄く時おり陽が射しているのに、前橋地域はその時刻雨ということで、思わず笑っちゃいました。

昨日は和歌山などでは春一番が吹いたようでしたが、こちらでは全然なし。

今日なの?

この時刻雨はほとんど止んでいて、雲も徐々に薄くなってきています。

雨もしくは曇り模様の温か目の日曜日、セント・バレンタインデー、ですね。

わたしにはあまり関係ありませんが、個人的にはチョコ大好き! ですねん。


さて、本題です。


今日も、あるお店の話です。


その店は車で行くしか方法はないわけですが、とにかく始めていくとだいたい1回で見つけられない、路地にある。

さらには、わたしから見ると、あまりきれいではない。

床はよく拭いているようなんだけど、なんか油っぽい。


ある意味、その地域では山地にあるのでよく冷える。

しかし、エアコンはなく、冬などはあちこちに、あるだけのストーブを置いて何とか寒さをしのいでいるという感じだ。

まあそれでもお酒が入ってくると、少しはからだの方から暖かくなるから、まあいいか。


言ってみれば、ある趣向の人しか行かない、隠れ家的な店だ。

だから予約していかないと、店そのものがやっていないということもある。


特に昼間は必ず予約していかないと、誰もいないことが多い。

店の裏側はカギが開いていて、そこから入っていけるが、中に入って大きな声で呼びかけても誰もいないことが時々、というかその方が多い。


それでもやっていけるから、不思議だ。

夜が中心の店だが、お酒がメインではなく、その店の女将さんが作る料理が主役だ。


実はその店がやっていけるのには、やはり理由がある。

それも客同士で密かに語られている秘密だ。

「あの店には出世部屋がある」というのである。


その部屋でたまたま食事をしたスポーツ選手とか、企業の中堅どころの人などが、その後順調に出世を果たしていく、という謂れがあるという、噂だ。


知ってか知らずか、今日も今日とて、何とか店は続いているようだ。


よく考えてみると、わたしがひとりで仕事を始めて、いちばん最初に仕事の電話を貰ったのは、この店で食事をしていたときだった。

まったくの見ず知らずの、新潟からの電話だった。

「藤田さんのメルマガを読んで、電話してみました」

う~ん、あの噂はやはり本当だったのか。

でもその部屋じゃなかったけどね。

まあわたしにとっても運のいい店であることには変わりないようだ。


そういえば、最近は忙しくて、全然行ってないなあ。

行ってみようかな。


あなたはこの話から、どんなヒントを得られましたか?




それでは、また明日。

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動かないと、振動しない?

2016-02-13 09:51:47 | 生き残るということ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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今日から明日にかけては天候が荒れるっていうことなんだけど、今のところは何とか雲も多いけど、晴れていますね。

気温も最近ではちょっと高めで、過ごしやすい感じがしています。

明日はもっと上がり、下手すると(?)夏日になるかもって、まあそんなことはないでしょうけど、けっこう高めになるようです。

でも来週はまた冬に逆戻り。

このようにしながら徐々に冬が往き、春が長けてくるんでしょうね。


さて、本題です。

今日も昨日のように、ちょっとしたストーリーです。


あるお店がありました。

こだわりで始めたお店でした。

ポスティングや地域の無料コミュニティ紙などでのPRも積極的に行いました。

しかしそれも虚しく、あまり効果がなく、1年以上経ってもお店は閑古鳥。

もともとそれほど余裕があって始めたわけではないので、資金は乏しく、チラシや広告に使う余裕もなく、ポスティングチラシも全部手作りで、その日その日に必要な枚数をコピーするだけでした。

しかしそれももうすぐ尽きようとしてました。


開店時から地元の商工会に入り、経営指導や販促始動なども受けてきましたが、効果があまり見られません。

もともと言われていました。

「あなたのお店では、ほんの一部の人の好みを満たすものであって、万人受けするものではない」

だからどんなに広告宣伝しても、なかなか浸透しないですよ、と。

最低3年は辛抱しなければ、このお店は認知されないです。

でも辛抱していったん認知されれば、顧客が口コミで広めてくれるはずです…………。


しかし、予想以上に厳しく、あと数ヶ月で資金も途絶えてしまう。

銀行に融資を申し込み、たとえOKでも、融資金額は十万円単位でしかない。

それでは1、2ヶ月で詰んでしまう。


そんなとき商工会の担当者についてきた相談員から、「クラウド・ファウンディングでやってみたらどうでしょう」と言われた。

「あなたがこのお店を始めるきっかけも聞いたし、そのきっかけをそのままストーリーにして訴えれば、賛同してくれる人もきっと出てくるはずだと思う」

「やってみませんか? やってだめでも、やらないよりは一歩前進ですよ」

「そこからまた何か違った方法もまた出てくるんですし、その時に物語ったストーリーが役に立ってくるはずですか」

「やってダメでも、ゼロに戻るだけ。じゃあ、やってみた方がいいんじゃないですか」


店主は悩んだ。

こんな小さな店がクラウド・ファウンディングなんて、誰も注目してくれるわけがない。

やっても無駄じゃないのか。

…………………。


しかしすべては、じっとしている限り動かない。

空気だって、何かが動くことによって振動する。



さて、あなたならやりますか? やりませんか?

何のためにこのお店を開いたのかという志(吉田松陰じゃないけどね)があるのなら、それに賭けてみるのもいいと、私は思います。


空を見てごらん。

白い雲がたくさん浮かんでいる。

そのひとつひとつが…………。




それでは、また明日。

春一番が、吹くかなあ?


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あなたのために、とっておきました?

2016-02-12 09:18:02 | 生き残るということ

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今朝も今朝とて、よく晴れています。

昨日はよく晴れていても、風が冷たくて。

車の中は春以上、車外に出ると、真冬。

今日もまた同じような感じらしいけど、明日明後日は初夏のような感じになるらしい。

♪春一番が~♪


さて、本題です。


ある、街中の小さな書店がありました。

その店に最近、よく本を買いにくるお客様がいました。

かといって、その書店のたったひとりの店員兼レジ係兼、いわゆる店主は、話しかけたりはしませんでしたが、顔なじみになってきたということもあり、そのお客様が本を持ってレジにくると、笑顔でそのご愛顧に応えていました。

お客様の方もまた、その笑顔に、ああ自分は顔も覚えられていて、喜ばれているなあと、感じていました。


そんなこんなで店主の方も、そのお客様が購入する本の傾向や好きな作家をだんだんと判ってくるようになりました。


ある日も、そのお客様がやってきて、書棚を物色していましたが、目的の本がなかったようで、レジの方にやってきて、初めてその店主に口をききました。

「あの、最近出たと思うんですが、○○という本はもう売れちゃいました?」

すると店主はおもむろに、レジの下からその目的の本を、ニコニコしながら、何も言わずに、そのお客様の前に出しました。

そしてそれを右手の掌を上にして、お客様にどうぞと示しました。

店主のその笑顔と手のしぐさで、お客様には声に出さなくても、『あなたのために、とっておきました』と伝わったようで、そのお客様もにっこりして、財布から代金を出して、買っていきました。

そのときに限って、そのお客様は店を出る時に、もう一度店主の方に振り向き、笑顔を見せました。

そのお客様の向こうには、春の陽射しがいっぱい降り注いでいました。


これは、ちょっと脚色はしていますが、ほぼ実話です。


あなたはこの話から、何を学びますか?





それでは、また明日。

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客単価アップの、ひとつの妙案?

2016-02-11 09:32:13 | 生き残るということ

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建国記念の日。

以前は建国記念日って言ってたように思うけど。

今朝も、見るからに快晴というような空。

寒さは昨日ほどでもないけど、やはり冷たい。

窓から見える榛名山の、真ん中から上にはまだ雪が残ったまま。


さて、本題です。


架空の○○さんへの手紙。


○○さん。

先日はごちそうになりました。

ありがとうございます。

カウンターにあったお土産用の△△は、やはりうまくて、すぐに食べ切ってしまいました。

同じような商品と比べると倍以上の値段もしますが、おいしいので、なかなかやめられませんでした。

今度伺ったらまた買います。


で、思ったのですが、あのような○○さんの目と口で選んだ商品を、もっと集めて、いっそのこと棚を作って、飲み食いした後の人にお土産に買っていってもらうようにしたらどうでしょうか。

ファミレスなんかではよくありますよね、レジ前に棚を作って、商品を並べているやつ。

あそこまであざといと、いやになりますが。

もちろん、店の中でもさりげなくちょっと出して、その味を知ってもらうということをやった後ですが。


で、これがさっき食べていただいた□□です、良かったら奥さんへのお土産にいかがですかと、これももちろん押しつけではなく、さりげなく、言ってみてはどうでしょうか。

ワンコインから千円札1枚ぐらいで買える、ちょっとしたものが最適です。

ポケットにでも入れられるようなものがいいですけど。

こうすることで客単価が上がります。


メーカーの方にも仕入れ価格で取引できるように交渉してみては?

ちょっとしたアイデアですので、もちろん聞き流してくれてもいいですよ。


この方法がうまくいくようでしたら、それこそ以前わたしが言っていたように、その食品専用の店舗を構えることにも乗り気になるのではないでしょうか。

その方がたくさん売れたりなんかして。


週中の、祭日の朝の、ちょっとした囈言(うわごと)、です。

それでは、また明日。



さて、連載中の、としたところで、昨日で終わってしまいましたね。

もうストーリーのストックはないので、今度はいつになることやら。


それではいい休日を、と言ったところで、あなたはもちろん休まないですよね。





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販売機会を見つける?

2016-02-10 10:29:30 | スキルアップ

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晴れているけど、とにかく寒い!

ゴミ出しで外に出ただけでも、耳がキーンと冷たくなります。

▼そんな中でも、水が少なくなった川では鴨たちが浮かんでいました。

  

あれ、3羽?

▼最近はずっとこの2羽だけだったのに?

  


まさか流行の不倫?

今回の不倫騒動、みんなイニシャル「K」ですもんね。

鴨も“K”、なんてね。


あ、そういえばわたしも“K”だ!

不倫しなくちゃ?

あほらし!


与太話はさておき、本題です。


このところ時間が空いたら、昨年度の青色申告用の帳票類の数字をまとめています。

来週から申告が始まりますので。


今回はPCからやってみようかなと思っています。

昨年までもPCでやろうと思ったんですが、それには住基カードが必要だということで、それだけのために取得するのもいやだし、ということで申告会場に出向いていたのですが。

今年の案内には今年から適用されているマイナンバーが必要とも、カードが必要とも書いていないしね。

いやマイナンバーは今年度からだから、来年からの申告に必要なようですね。


というところで、この申告時期、ある意味わたしはけっこう暇です。

青色申告が必要な企業や店が多いので、その間は自由に時間が取れるところがあります。

人が忙しい時には暇、あまり忙しくない時間がある時に必要な、というように、仕事には自分だけで動くことができる仕事というものはなくて、必ず「相手」が存在しています。


考えてみると、その「相手」を見つける機会は、そのように考えていくと案外見つかりやすいのでは、と思います。

顕著な例では、大型連休時の観光地や宿泊施設とお客様の関係などは、まさにその典型です。

降雪時に除雪器具が売れる、スタッドレスタイヤが売れる………などもそうした例です。


ですが、それらはすぐにわかるものなので、それに対する企画も立てやすいものですが、そのような顕著な例を除くと、皆さんはなかなかその機会を見出すことが難しいので、苦労しているわけです。

なぜそれほど難しいのか、というと、それは売り手の立場で常に考えているからだとも言えます。

自分がお客様になってみる、お客様の言動に注意し、そこからヒントを得るなどと、常に『お客様』を意識し続けることで、そうした「販売機会」をたくさん把握できるのではないかと考えます。


いかがですか?


さて、わたしなどの仕事は、年間契約でないとダメなんだろうなと思われている節があるんですが、そんなことはありません。

1回きりのご相談もまったく大丈夫ですので、お気軽にメールをください。

こちらです。
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さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で24回目で。今日が最終回です。

ここからどうぞ。



「ここ、ですよね?」

「そういうことです。
これで顧客一人確保です。他の医院には行かないですよね」

「なるほど! そういうことか!」

「そういうこと、です。
その情報紙の内容は皆さんのこともありますが、やはりお医者さんからの情報ということなので、やはりお客様に日常で気をつけてもらいたいというようなことなど、病気の話も随所に入れていってほしいんです」

「今時分で言うと、やはりインフルエンザのことだよね」

「そうです。でも専門的にはならないでほしいんです。専門的にすれば読んでもらえなくなりますから。
誰でも読んで理解できるようにしてほしいですね」

「うん。特に医学用語なんか難しいからな」

「まして、いくら来てもらいたいからといっても、やはりお医者さんからの情報ですから、その予防法ですね、それを中心に書いていってもらいたいですね」

「あ、そうだよね、それは気をつけなくちゃ」

「まず第一歩が、これから始まるというところですね」

「情報紙が楽しくなって、毎月出したりなんかして…………」
と田代が冗談を言うと、事務所内に笑い声が響いた。

いずれそれが笑い話にならないようになるかもしれないと、本田は胸の中で思った。


こうして大橋医院の改革は始まった。


その後、どのように具体的になっていったかは、別の話。

     
                       おわり







それでは、また明日。

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他社の技術を融合してみる?

2016-02-09 09:34:54 | スキルアップ

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昨日は晴れても風、というか顔に当る空気そのものが冷たくて、ちょっと外に出るだけでも、首が縮む有様。

今朝もその続きで、とにかく冷たい空気が張りつめています。

午後には南の暖かい空気が入ってくるということらしいですが、夜にはまた寒気が入ってくると。

まだまだ温(ぬく)い春はまだ、ですか………。


昨日、太田商工会議所で開かれた「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」獲得のためのセミナーに参加しました。

そのセミナーは太田市内の中小企業診断士の方が講師で行われたのですが、その内容は、やはりわたしの言っているように、何をどのようにやりたいのかということが明瞭にすることが大切なんだ、ということでした。


というところで、本題です。


あなたは、一人ひとりの耳にピッタリ合うというイヤホンをご存知ですか?

どういうものかというと、お客様の耳にシリコンを入れて耳の型を採取して、オーダーメイドのイヤホンをつくるということだそうです。

ありそうでなかった、この新商品は、補聴器メーカーとの共同開発商品なんだとか。


なるほど。

補聴器業界は耳の型を採取して、商品を製造する技術に優れています。

そして、「補聴器をつくる技術」と「イヤホン」を掛け合わせることで、新たな商品が生まれたわけです。


全く異なる業界それぞれの技術が融合したとき、今までになかった新たな商品が生まれるのですね。


しかしそういったニーズは、供給している側ではなかなか発想できません。

それはやはり、お客様の声を聴くことから始まります。

ただ単に愚痴を聞いているだけでは、その時間はもったいないものですが、そこから新しい商品のニーズが生まれるということで、あれば、時間をかけてお客様の愚痴に耳を傾けることも、また有効な時間になります。


というと、すぐにこう考える人たちがいます。

よくマーケティングだなんだかんだという人たちなんですが、「じゃあ、モニターを集めて、みんなに聞いてみよう」と。

しかしそれでは消費者の本音、特に胸の内に隠れている、メーカーがいる前では決して言えないような言葉は聞けません。


やはり売場でお客様の声に耳を傾けることが大事です。

売場では、お客様の方が主役なので、ある程度商品に対しても辛辣な意見を言うこともあります。

それ以上に、話がそれたほんのちょっとした時に口にするお客様の愚痴を、聞き逃さないことです。


そこにいちばんの次の新商品、または改良商品のヒントが隠されています。

たいていはそんな時に係員の口から出てくる言葉は、「そんなの無理だよ」です。


そうじゃなくて、「なるほど。なかなか難しいけど、やってみるか」という言葉が出るように、どのようにしたらそれを実際の商品化に生かされるかということから始めてみたいものです。

ぜひともそういった資質を持つように自分を変えていきたいですね。


しかし、実際に商品化するとなると、なかなか自社だけでは思うようにいかないことのほうが多いものです。

そういった時にはやはり積極的に他社の持つ技術を借りてみることが必要です。

そうすることで、最初に上げたような商品やサービスが新たに生まれてくるのです。


あなたの商品と、他社の技術を融合してみると………?



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で23回目です。

いよいよ最後近くなってきましたよ。

ここからどうぞ。


「奥さん、奥さんも後から田代さんが書かれたものを読んでみてください。
きっと奥さんの方からも、こうした方がいいとか出てくると思いますから。
奥さんもこの大橋医院の共同経営者なんですから」

「………はいーー」

「それに書き上げたら、見なさんにもお見せください。
院長だけ知っていてもまったく役に立たないことですから。
皆さんが同じことを同じように知っておくことと、同じことをやるということを納得しておかなければ、逆にお客様に迷惑をかけてしまいますからね。
これが世間でいう情報の共有化、です。ーーーね?」

「………、わかりました」

「メッセージの次には、大橋医院発の情報紙を毎月とは言いませんが、季節ごとには送るようにしましょう」

「情報紙? そんなのないよ」

「それをこれから作っていくんですよ。みなさんで」

「どんな?」

「そうですねえ、まずは皆さんの自己紹介からでもいいじゃないですか。
他にも自分が行ってきた旅行の話でもいいです。

とにかく皆さんの人となりをお客様にも知ってもらって、会話の接ぎ穂を作っていきたいんです。

お客様と話すことで、お客様も病状の微妙なところも話しやすくなりますし、別に病気の話だけじゃなくて、趣味が同じだということになれば、その趣味の話になってもいいですし………。

そうなると、その趣味の話がしたくて、ここにやってくる方もいらっしゃるようになると思うんですよ。
そうなってくればしめたものです。

その人が、もし仮に、身体の具合がちょっとおかしいなと思ったら、どこへ行きます?」


                            つづく




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「補助金」獲得でいちばん大事なことは?

2016-02-08 10:02:35 | スキルアップ

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朝、起きがけは曇っていましたが、今は雲も取れてきて、青空が徐々に広がってきています。

しかし、寒い!

マフラーを巻いてのゴミ出しです。


さて、本題です。


先週の金曜日(2月5日)から公募が始まった、今年度の補正予算からの「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」ですが、その申請書の中に書きこまなければならない一番大事なことはなんでしょうか?

それはいうまでもないことですが、いくら必要とか、企業の規模とか、そんなことではなく、『何のために』必要なのか、ということですよね。

その主旨が簡潔に審査する人に伝われば、それで可否が決まるわけです。

いちばん大事なところなんですが、そこがよく書き込まれていない申請書がいちばんに「不採用」というレッテルを貼られてしまいます。


でも、でも、だいたいの申請書では、そのところが充分かつ簡潔に語られていないものが多いんですね。

なぜでしょうか。

「わたしは口では言葉を尽くして言えるが、それを文章に、となると、うまく書けないんだよ」
と言う社長が多いんですね。

確かに、よく分かります。


その社長、特に技術畑出身の方が多いのですが、なかなか肝心のことをずばっと言わないで、このラインがどうの、この口径をあと1ミクロン薄くするために………などと、その技術の難しさをアピールすることには長けているんですが、果たして、じゃあその技術で作られた製品、商品は、いったい誰がどのように使えば、何が楽になるんですか、どこで使われると役に立つんですか、ということになれば、なかなかはっきりした答えが返ってこないことが多いんです。


結局のところ、その製品、商品を誰がどのように、どこで使うと、スピードアップになるのか、何が楽になるのか、どういったところがコストダウンになるのかという肝心かなめの部分が、どうも明瞭にされていないことが多いんです。

確かにこのようなところに、このような時に、というような注釈はありますが、こちらサイドで考えると、「う~ん、どうかなあ」というものが多いんです。

わたしも最近はよく、商業だけではなくて、工業関係の企業にもお邪魔してお話を聞くこともあるんですが、よくそういったものを見せられます。


で、わたしは使う側の立場から見て、それよりもこういった方面にアピールしたほうがいいんじゃないですかとアドバイスします。

だいたいそこで「あ、そうか!」と気づかれる方が多いようです。

それでもまだ中には、「いや、そんなところじゃなくて、これだよ!」って断言する方もいますが。

そうして、その製品は性能が良くても、フェイドアウトしていくわけですね。


あ、もうひとつ、フェイドアウトする理由があります。

それは、今回の申請書には関係のないことなので、また後ほど機会があれば。


申請書に書きこむ、“効く文章”の書き方は下記までメールください。
申請書作成のお手伝いをします。
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それでは連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で22回目です。

ここからどうぞ。

(あ、昨日のこのブログは、何がいけないのかわかりませんが、内容をカットされてしまっていますので、上記のフィクションも中抜けになってしまいますので、お読みになりたい方は、こちらのブログを開いてください。内容は同じですので。
→http://blog.goo.ne.jp/kf0272616617)


「それは、この大橋医院が変わるということを、院長からお客様に宣言してもらうということと、これからはさらにお客様のことを自分のこととして考え、治療していきたいということを皆さんにメッセージとして送るわけです。
医院の広告活動というのは禁止されていますが、メッセージを送ることは別に禁止されていないですし、広告でもありませんしね」

「できるかなあ、宣言て。
ーーーちょっと気恥ずかしいな」

「やってみれば大したことじゃないですから。
正直にこれから自分がやろうと考えていくことを、お客様の身になって提案していくんです。
カッコつけて書くというんじゃなくて、分かりやすく、自分がこのようにやっていきたいということを書いていけばいいことです」

「じゃあ後で書いてみるから、書いたらちょっと見てくれますか?」

「もちろん。そのためにわたしがいるんですから」

「よし。じゃあやってみるか。きみも協力してくれよ」

田代は横の奥さんにも頼んだ。

「え、わたしも?」

「そりゃそうだろ」

「でも、わたし………」


                        つづく


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ああ、お役所仕事?

2016-02-07 10:16:20 | 販売促進コンサルタントの日記

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朝から快晴です。

昨夜は小雨が降り、予報がよく当ったなあと感心しましたが、雨が止むと今度は北風が強めに吹いてきました。

その分ちょっと寒い、かな?


さて、本題です。


いつもながらの批判になってしまいますが………。


昨日の夕方、用があって近くのショッピングセンターに行ってきました。

用を済ませてから思い出しのは、そのイベントスペースで、「グッドデザイン群馬」展が行われているということです。


で、行ってみました。

が、が、が、ーーーイベントスペースにはすでにロープが張ってあり、今日は終了したということ。

案内ポスターを見ると、確かに「17時まで」となっています。

時計を見ると、すでに17時を30分以上も過ぎていました。


昨日は土曜日、勤務している人もたくさんもいますが、おおむね週休2日で翌日も日曜日ということで、ある意味皆さんわりあい夕方から夜にかけてはのんびりと過ごすわけです。

でも、17時にクローズ。

「さすがお役所!」とある意味感心しました。


県庁内で展示するということでしたら、まあ17時クローズも納得します。

しかし、何のためにショッピングセンター内で行ったのかというと、やはり県庁よりはショッピングセンターで行ったほうが、たくさんの人に見てもらうことができるから、ということでしょう? 違いますか?


だったら、やはり多くの人にできるだけ見てもらうという考えなら、そのショッピングセンターの閉店時刻に合わせるべきではないでしょうか。


職員の休日手当やら、それ以上にさらに残業手当がかかる?

んなもん、大したもんじゃないでしょう。


なぜ「グッドデザイン」なる商品を選んで展示しているのか。

それはまず展示して多くの人に知ってもらって、さらには気に入ってもらって買っていただくようにするという、県の応援でしょう?

県はなぜそれを応援するのか、というと、応援することによってその企業が潤えば、経済も動くし、そして税収が増えるというメリットがあるから、ともいえますね、大きな流れで考えれば。

ある意味、県の企業への投資、なんです。

その投資から考えると、数人の休日手当や残業手当なんか、微々たるものでしかないわけで、その費用だって投資コスト、なんです。


郷に入れば郷に従え、とはちょっと意味合いが違いますが、出先ではやはり出先の時間に合わせるべきではないでしょうか。


それとも何? 展示商品なんて「グッドデザイン」として選んだけど、たくさん売れるあてなんかない?

単に“以前から続いていることだし、今年も慣例に従ってやるか、予算もとってあることだし”、なんですか?


はっきりと私の感想を言いますと、ここ数年ずっと見ていますが、そこで選ばれたもので、ヒット商品はおろか、どこかで販売されているのをほとんど見ません。

今までの商品を見ても、メーカーやデザイナーには怒られるかわかりませんが、何のための「グッドデザイン」なのか、単にデザインが優れているだけで、商品価値のないものなのかはさておいて、市場に出しても恥ずかしくない、消費者が歓迎するもではあまりないものという感じがしてしょうがないんです。


昨日ロープの外から見るとさらに驚いたのは、数年前に販売されている商品も選ばれていたことです。

今さらそれはないだろうと、わたしが思うような商品で、数年するとたぶん消えていきそうだと感じているものです。

まあわたしの市場感覚がずれていることを、ここでは祈っておきましょうか。


たまには褒めること、良いことを書いてみたいなあ………。



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』はもう21回目です。

ここからどうぞ。


「でも?」

「でも、ほんとにそうかしら………」

「それは頭では理解できるかもしれませんが、実際には目に見えて分かるということではないので、それだけを取り出して確認はできないと思います。

でも、それはお客様の顔つきや実際に増えてきてから分かることなので、これがそうだとはなかなかいえないところが、ちょっとしんどいところですが………、でもやらないよりはやってみる方がいいんじゃないですか。
それでお客様が増えることはあっても、減ることはないと思いますし。
絶対という言葉は使いたくないですが、増えるはずです。
時間がかかりますが、増えます!」

本田には珍しいことだが、いつもよりは大きな声で、奥さんに向かって断言した。

こうした懐疑的な人に対しては、断言は必要だと感じたのだ。

そうしないと、こういう人は動こうとはしないからだ。

奥さんはソフトな感じの本田が、力強く断言したことで、矛を収めた。

「じゃあ早速工務店に連絡して、改装してもらおう、ということで、本田さん、いいかな?」

「はい、ぜひともそうしてください」

「わかった」

「その改装が終わってから、実際的な販促の指導に入りたいと思いますが、それまでにひとつだけ、今日からやってほしいということがあります」

「何?」

「それは、お客様のリストをつくってほしいんです。
今までここで診察を受けた方の実数を、ご本人にも確認してほしいのと、この半年間、1年間に来院されたお客様の実数をまず把握しましょう。
そしてまず、一度リスト全員にメッセージを送りましょう」

「メッセージを………? どんなーーー?」


                    
                       つづく



それでは、また明日。

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「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」?

2016-02-06 10:43:32 | スキルアップ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



今朝は薄曇りの空。

そのせいか、土曜日ということもあり、今のところは急ぎの仕事も今日はなくて、のんびりといつもより1時間も遅く、ノソノソと起きてきました。

最低気温も何とかプラス方向で、これぐらいだったら、まあまだまだ冷たいんですが、何とか過ごせます。


さて、本題です。


昨日、2月5日から、いよいよ平成27年度補正予算からの「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」の募集が始まりました。
募集期間は4月13日(水)までです。

補助金申請を考えていた方は、まだまだ時間があると思わないで、来週すぐにでも、商工会議所や商工会に行って、詳細を聞くようにしてください。


ところで、わたしはこの制度が始まってから、太田商工会議所で数社の申請書のアドバイスをさせていただきました。

まあ何とか申請が通りましたが、だいたい申請の約半分は通らないということです。


そのいちばんの理由は、やはり“ストーリーがない”ということですね、

何のために必要なのか、そういうことが明確にされていないということなんです。

その他には、参照資料が多すぎて、審査する人にその意志が明確に伝わらないということですね。


はっきり言って、審査する人はあなたの企業の内容や、製品のことなど全然知りません。

なのに、業界用語ばかり並べて、この企業はいったい何を言いたいのか、ということがわからないということが多いんです。


商工会議所や商工会の担当者の方が説得しても、結局筋の通った論理、それもわかりやすいストーリーに仕上げるということができないところの多くが、却下されているわけです。

担当者の方に聞くとだいたいそういう答えが返ってきます。


もちろんいくら筋が通っていても、そんなことに補助金を出せるかというようなものは論外ですが。


さて、そういうことで、わたしは計数的なことはアドバイスできませんが、いちばん肝心の『ストーリー』作りについてはアドバイスできますし、あなたにお聞きしてその要点をつかみ、読みやすくて、相手(審査員)を納得させる文章に仕上げることができます。

もしお困りの方、だけではなくて、実際に依頼したいという方は下記までメールをください。

たくさん依頼があると、だんだんと手を付けられなくなるので、早い申込みの方が優先になります。

すでに昨日1社からメールをいただき、アドバイスすることが決まりました。

こちらです。
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藤田販促計画事務所までどうぞ。


今日は宣伝になってしまいましたが、このような申請についても、また会社や商品の持つストーリーが大事だということです。

しかし、そのストーリーを綴るのが皆さんはなかなか苦手な方が多いようで、そのあたりに“ストーリー作り”に苦労しているように感じます。

そんなときは、あなたの口で語るストーリーをお聞きして、わたしなどが、筋の通った読みやすい、誰にでもわかりやすいストーリーに“リライト”します。

こちらまでメールをください。
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それでは次は連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日でもう20回目です。

ここからどうぞ。


「以上の2点で言いたいことは言い尽くされているというのは、本当です。
後は手段というハードだけですから」

「え………?」

「あの、ですね。
トイレをきれいにするということは、その他の場所もきれいにされているだろうなと思わせるということです。でしょ? 
だってトイレって、いちばん最後に掃除するところじゃないですか。

人の目に見えやすいところはすぐに気がついて掃除するんですが、たまにしか使わないトイレはだいたいいちばん最後に掃除するということじゃないですか。
ですから、トイレがきれいに掃除されているということは、その他もきれいにされていると思われるわけです。

ここの医院全体が清潔感に包まれ、訪れたお客様の気分をよくさせているということですね。
そして受付では、壁を取り払ったフレンドリーでゆったりした気分で、病気の半分もそこで治るようじゃないですか」

「…………」

「不安な気持ちを、ちょっとでも和ませるということですね。
お客様もそういった対応を病院では体験したことがないはずですから、きっと心を開いてくれるはずです」

「ーーーなるほど、そういうことか」

「そういうことですよ。
最初に不安な気持ちで訪れるわけですよね、こちらのお客様はみんな。

そのお客様に対して、まず一番に安心感を感じていただくことが、一番最初に行わなければならない治療じゃないのかなあ、と」

「うん。言われてみれば、その通りだ」

「そうねえ、そうだわねえーー、でも」


                        つづく



それでは、また明日。

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“逆PR”って?

2016-02-05 09:57:39 | アイデア・事例

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お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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今朝もよく晴れています。

昨日は同じように晴れていたのですが、外に出るとその冷たさといったら!

今日も同じように寒いのでしょうか。

予報では昨日よりも4℃ほど気温が上がるということですが。


さて、本題です。


販売促進とひと言でいっても、その方法や種類は千差万別です。


同じPRするにも、マスコミ向けにどんどん情報を発信するのとは真逆に、内輪だけでものすごく盛り上がるという手もあります。

言ってみれば“逆PR”とでも言いますか。

今日はこの“逆PR”について、ちょっと。


たとえばですが、街を歩いていて、いつも気になるところがあったりしませんか。

シーンとした商店街で、いつもあそこだけなんか騒がしくて、明るくて、中から笑い声が聞こえてくる。

外から中は、わざと全然見えないようにしている。

店名からも何をやっているのか想像できない………。

でもなんか楽しそうなーーー。


で、そこからたまたま出てきた人に勇気を出して聞いてみる。

「このお店って、いったい何なんですか? いつもなんか楽しそうな笑い声がしてくるけど………」

と尋ねられた人は、でも答えない。

「いや、これは中にいる人だけの秘密」と、だけーーー。


こう言われると、あなたは今まで以上に興味を持たないですか?

人の好奇心を刺激するというPR手段でもありますね。


このようにして、噂が噂を呼び(といっても、この口コミもわざと秘密めかして、伝えていくんですが)、マスコミの耳に入る。

すると取材依頼がくる………。

こういうことからお店の内容が一度にオープンになるという手も考えられます。


さらには、それでも何かまだあるぞ、と思わせるようなちょい出し作戦も有効です。

いかがですか?


ま、このようにトントン拍子にうまくはいきませんが。

そこにさらなる工夫を加えることで、内容も充実してくるはずです。




さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は、今日で第19回目になります。

長いですけど、ね。

ここからどうぞ。


「そうか、なるほど。そんなこと今まで考えたこともなかった。
前からずっとそれが当たり前だと思っていたしーーー」

「お医者さんの常識は、一般の商売では非常識、ですね。
この非常識って、どの業界にも存在している厄介なものなんです。
それに早く気がついて、改革していく企業が繁盛していくんです。
医院だって同じじゃないでしょうか。
相手を患者さんと考えないで、お客様だという認識に改めれば、結構意識も変わってくるんじゃないでしょうか。
それから始めましょうよ」

「そうだな。それに気がついてもらってよかった。
早速改装の手配をしよう。

本田さん、そのときにもちょっと立ち会ってもらいませんか。
本田さんがお客様になってもらって、ここはこうというように言ってもらった方が早いと思いますから」

「はいいいですよ。でもいいんですか、好きなこと言いますよ」

「え、あまり無茶言わないでくださいよ」

田代と本田はにっこりと微笑んだ。

奥さんも少しだが、微笑みを浮かべた。


何とかこれで、話は進められそうな気配に変わってきたようだ。

本田は思った。

そしてこれから本題に入っていこうと思ったが、急にここでストップしてみようと思った。

「以上です」

「え?」

「何?」

「…………」

本田以外の出席者は、あぜんとしたまま、口をきくこともできないでいた。

しばらく、その顔を微笑みながら見渡していた本田は、おもむろにまた口をきき始めた。

「と言うと、皆さんおどろきますよね」

「そ、そりゃそうですよ!」

「何のために相談したか分からないじゃないですか!」

奥さんも怒り気味に言い募った。

本田は微笑みを崩さないまま、言った。


                           つづく







それでは、また明日。

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小さな石でも、波紋は生じる?

2016-02-04 08:57:15 | 生き残るということ

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お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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今朝も冷たい!

もちろん昨日に引き続きマイナス。

当分こういった気温=まあ冬らしさということ、が続くわけで、それはそれで、世はこともなし(じゃないけどね………)。


さて、本題です。


昨日は節分で、今日は立春。

日本には四季があり、まあ最近では秋とか冬とか、春が短く、夏だけ長いという亜熱帯の気候に近づいてはいますが、それはさておいて、四季があるために、それぞれ今日のような立春、そして立夏、立秋、立冬というれっきとした節気があります。

ですから、立夏の前日も節分ですよね。

同じように立秋の前日も、立冬の前日も。


ということは……………?

そうですね、年に4回も、節分にちなんだことがやれる、ということです。


もうすでにスーパーなどでは数年前からやっているところもちらほら見かけることもありますが、まだまだ浸透してません。

だから逆に、あなたの店でアピールしてやれるということです。


あなたの店からの情報発信で、もしかしたらそれが全国的なムーブメントになる可能性だってゼロではないわけです。


「うちみたいな小さなところ、じゃムーブメントなんか起こせないよ」
と言うのは誰でもできる。


何でもやってみればいいじゃないですか。

そしてずっと言い続けることです。

別に間違っているわけじゃないですから。


どんなに今全国に知れ渡っていることでも、最初はごくごく小さなうねり、というよりは、小さな波紋から生まれてきています。

その波紋も、小石を水面(マーケット)に投げることで生まれます。


しかしどんなに小さな石でも、投げ込まなければ、波紋は生まれません。


とにかく、どんなに小さなことでもいいのの、投げてみましょうよ。

水面じゃないと、もしかしたら人に当って、「こら、ワレッ!」ってことで喧嘩になるかもしれませんので。

でも、その喧嘩からでも、仲直りができたら、何かが生まれてくるかもしれません。
(全然違うマーケットに投げてみるということ)


いかがですか?


さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日でもう第18回目ですね。

ここからどうぞ。


「皆さんのせいではないんですが、やはりもうひとつ、どこか足りないところがあるということです。
いったいどういうところでしょうか」

「と言われても………」

看護師が首をひねった。

「もちろんそれが分かれば、わたしなんか必要ないことですけどね」

「そりゃそうだ」

田代が言った。

これからやっと具体的な提案になるというところだ。


「お客様、患者さんがこの医院にやってきたときに最初に対応するのは受付ですね。
その様子を見ていると、受付の方は座って対応していますよね。お客様は立っているのに。
これっておかしいと思いませんか。

やはり立って応対すべきでしょうし、本当なら受付とお客様との間には、壁なんかあるというのがおかしいんです。
でも医院はそれが昔からそうなっているから、今でもぜんぜんおかしなことと思わないで、ずっと同じようにしているんだとでも思っているのか、受付はどこも小さな窓しかないですよね。おまけに座っている。

お客様はその小さな窓口に、身体を曲げて話をすることになっています。
これだってやはり立って応対するのが普通で、さらには受付もカウンターはあっても、壁はなくしてしまう方がいいでしょうね。

そして最初病状をうかがうときにもお客様にも座ってもらって、ゆっくりと聞くべきだとは思いませんか。
まず最初はその改革からしてほしいなと思いました」


                         つづく


それでは、また明日。

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細分(節分、じゃなくて)して考えると?

2016-02-03 09:03:02 | アイデア・事例

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お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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昨日はよく晴れて陽の光は暖かそうだったのですが、それにつられてセーターで外に出ると、いやあ~、風の冷たさったらっ、もう!

放射冷却もあって、今朝はもちろんマイナス気温で、よく冷えました。

日中も10℃には届かないようで………。

しかし明日はもう立春。


さて、本題です。


ということで、今日は立春前日の、節分です。

ということは、大阪の一地域で行われていた例の“恵方巻き”を丸かぶり?

おっとその前に、大事な豆まき。


わが家では最近豆まきも、「福は~内!」は個包装の大豆。

で、「鬼は~、外!」は、バラの大豆というように、分けています。

というのは、あの家の中に撒いた『福』のはずの豆が、半年も経ってからぽろっと隅んこの方から出てくることも以前はありまして、そんな大豆に住まいの中にいる小さな虫がついていることもあったりするので、特にmy奥さんが嫌がっていたんですね。

また豆まきの翌日は、必ず念入りに掃除機でその豆を吸い取るということも、立春の日の朝のルーティンになっていたこともあります。


そのような消費者の要望を聞き取ったのか、数年ほど前から個包装の大豆が出回り始めて、my奥さんも「これだ!」ということで飛びつきました。

わが家では最近は三種類の豆を、だから用意します。

個包装(国産)、外にまく大豆(中国製でもOK)、歳の分だけ食べる分(国産)ーー個包装の分だけじゃもう足りない歳になってきましたので。


こういった消費者ニーズをうまく取り入れることで、メーカーも様々なアイデアを盛り込んだ大豆を販促することができます。


単なる豆まきという行事ですが、恵方巻とか、豆まき用の様々な種類の豆とか、様々な商機ができてきます。


最近ではロールケーキまで、丸かぶりようなどというものが出てきています。

それはちょっとノリ過ぎという感もありますが、それでもここ数年同じように出してきているんですから、売れているんでしょうね。


ところで、あなたのお店ではどのような“節分商品”が考えられますか。

来年のために、今から考えてみませんか。



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第17回目ですね。

ここからどうぞ。


「いかがでした?」

「きれいでした。安心しました」

「良かったわ、あなた」

「ああ」

「きれいなんで、これなら大丈夫だと。
わたしはいつもお店や会社に伺うときには、まずトイレを見ることから始めます。
わたしの知り合いの経営者の方も、同じことを言ってました。
小売業の社長なんですが、その社長が、他社の店舗を見学に行ったときには、一番最初に、やはりトイレを見るそうです。
きれいなトイレだと、その時は売れ行きが落ちていても、まだまだ大丈夫だと思い、逆にトレイが汚いと、近々閉店するなと感じるそうで、だいたいその勘は外れないそうです。
まあ一般的に言っても、従業員を見ればだいたい分かりますねけどね」

「そうですね」

田代が答えた。

「トイレがきれいというのは、どこでもまず第一条件です。
それからはやはり、待合室の清潔さ、ですよね。
特にこういった医院では、それが重要な要素になりますね。当たり前ですけど。
それだって、医院の待合室でも、ちょっとどうかなっていうところもありますからね。
こちらのような小児科ですと、子どもさんたちがソファーに座らないで、そのまま床に座り込んであちこち触りまくった手を、平気で舐めたりしますから、清潔さも人一倍気にしたいものです」

「それは私たちも気にしていますから、毎朝消毒してから患者さん、いえ、じゃなかったお客様をお迎えしています」

看護師のひとりが言った。

「はい。ですから、この医院のお客様の減少というのはそういった面ではないということが分かります。
じゃあそこまで気をつけているのに、どうしてなんでしょう」

「?」
「?」
「?」



                           つづく




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檄を飛ばす?

2016-02-02 10:14:05 | スキルアップ

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昨日は陽が出ても雲も多く、薄ぼんやりとした天候でしたが、今日は朝から快晴です。

冷えていますが、午後には暖かい陽が降り注ぐような予感が。

そういえば、明日は節分ーーー。

占いの世界では大晦日ですね。

翌日の立春から新しい年が始まります。


さて、本題です。


わたしもそうですが、弱音を吐きたくなることは多々あります。


しかし、それをお客様の前には、絶対に出してはいけないもの。


あなたはこの仕事をやろうとした時、他ではやっていないものをやろうとしたじゃないですか。

他ではないもの、すなわち、まだ世に知られていないものであり、ジャンルだってないものなんです。

他でもないことをやろうとするときにはものすごい勇気がいります。


わたしだって、あなたほどの勇気は持ち合わせていません。

だからわたしはあなたのその勇気をかって、相談に乗っています。

わたしの前だけは弱音を吐いてもいいですが、他では絶対にダメです。

他では笑顔で蘊蓄を語ってください。
(嫌がられない程度、ですけど)


まだ世に知られていない、存在しないジャンルというのは、認知されるまでには相当の時間がかかります。

あなたはそれを始めてどれくらいの時間が経っていますか?

数えてください。

ほら、まだまだ緒についたばかりです。

お客様があまり来ない、というのは、わたしなどから言わせてもらえば、ぜいたくです。


この難しい仕事をやろうとした時の覚悟はあったのでしょう?

めげた時には、その覚悟を思い出してください。

資金が続かないという物理的な問題もあります。

それは当然です。

でも、それを含めての覚悟、ではなかったのですか?


そうじゃなかったら、今すぐ、次の職を考えたほうがいいですよね。


あなたの目のつけどころはものすごく良いんです。

だからあとは忍耐とPRです。


まだPRという点では足りないことがあります。

それは、ただで使えるメディを全然利用していないということです。


なぜあなたのその蘊蓄をフェイスブックやブログで語らないのですか?

あなたの考え方、仕事の情報を広げるにはぴったりのメディアじゃないですか。

なのに、暇な時間さえ捨てるほどあるのに、そのことに手を付けないのはなぜですか?


わからないから?

わからないなら、自分でまず勉強するべきじゃないですか。

人に聞くことも大事でしょうが、いくら人に聞いても、自分で手を付けなければ、どうしようもないことなんです。

自分で、とにかく、やってみることのほうがよほど大事です。

やってみてどうしてもわからないことが出てきたら、そこで初めて、よく知っている人に聞いてみる。

そうすると自分でもすぐに飲み込めます。


あなたの愚痴や気にかかっていること、これからやろうとしている試みなどは、わたしがお聞きします。



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第16回目ですね。
(長いなあ、今回は!)

ここからどうぞ。


医者もサービス業なんです。
それもお客様、患者さんですね。お客様から感謝されることが多い、幸せなサービス業ですよ」

本田は続けた。

「そう考えるところから、今回のわたしの提案は出発しています。
どうでしょうか、奥さん。いいですか?」

「………、分かりました。お願いします」

「ありがとうございます。それでは具体的な内容に入りたいと思います。
ついでに奥さんにお聞きしたいんですが、奥さんなんかがお店に買物に行って、この店はいいなあと思うときはどんなときですか?」

「お店、いいお店、ねえーー。そうね、まず一番はきれいなお店だわね。
汚いとか、店の中が乱れているような店は、いやだわ」

「そうなんです。誰もがそう思います。
その中でも一番気になるところーー、奥さんどこですか?」

「そうねえ、売場?」

「他には?」

「ううんと、あ、店員さん」

「ああ、そうですよね。
他に、もっと気になるところ、ありませんか?」

「…………! そうだわ、トイレ!」

「そうなんです。特に女性はトイレを気にしますね。
もちろんわたしだって、汚いトイレはいやでたまらないんですがーーー。
で、ですね。こちらに最初伺って一番最初に確認させていただいたのが、やはりトイレでした」

「え?」

これには、奥さんの他、同席している看護師や田代まで、驚いて声を上げた。


                          つづく


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「理由」が大事?

2016-02-01 10:20:25 | スキルアップ

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2月初日なのに、曇り空。

目一杯曇っている、そんな感じの空ですが、雪とか雨は何か降りそうじゃないなとも思わせます。

どういうこっちゃ!

ま、そういうことで。

昨日は陽がたっぷりあって、温かな寒中でしたが。


さて、本題です。


よく目にすることがある「理由(わけ)あり!」と書かれているチラシや商品。

でもそのほとんどには、それが持っているはずの「理由」を書いていません。

それは………、はっきり言って「理由」なんかないから、です。

単なる値下げだけではカッコつかないから、ここはまあ「理由(わけ)あり!」とでもしとけば、いいんじゃない? と。


そうじゃないんですよね。


「理由(わけ)あり!」なら、その訳を必ずきちんと説明しなければ、今のお客様は賢いので、なかなか心を動かそうとはしてくれません。

なのに、相変わらず、単に「理由(わけ)あり!」などというPOPが目につきます。


同じ「理由(わけ)あり!」値下げでも、「理由」が実際に、たとえば長期在庫なら、「倉庫の隅に眠っていましたので、叩き起こしました!」とか、「ずいぶん長居していて、持て余しています!」などと自虐たっぷりに書いてあるPOPなら、お客様の方もノッてくれ、面白がって買っていただけることもあるはずです。

その場では買っていただかなくても、あの店のPOPはいつも面白いという評判も立ちますよね。

長期在庫が売れなくても役に立つということは、やはり、その「理由」があるからともいえます。


「理由」がなく、価格を変えたり、売場を変えたり、廃番にしてはいけません。



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第15回目です。

ここからどうぞ。


「なあ、真理子」

今まで黙ってやり取りを聞いていた田代が、口を出した。

「僕も以前はそう思っていたが、他のドクターやセミナーなんかを聞いてみると分かるんだが、やっぱりなあ、患者さんは、お客様だよ。
一般の店だって、そんなにへりくだっているわけじゃないんだ。本当は対等なんだよ。
お客様は自分の不足しているところを、店に来て満たすわけで、そのためにお金を払うんだ。
店の方も、店に来た人に商品なりサービスなりを提供して、その対価をもらうわけさ。
考えてみれば医者だってさあ、病気を治してもらいたいっていう欲求を持ってやってくるわけで、僕らが病気を治してあげるということは、店でいうところのサービスと同じなんだよ。わかるよな」

「………分かる気もするけど、納得はできないわ。
じゃあ何、私たちはサービス業なわけ?」

「ああ、平たく言ってしまえば、そんなものだろう。
でもサービス業と違って、僕たちはもっと感謝してもらえるし、だから先生、先生と慕ってきてくれるわけなんだと思うんだ」

「そういうことですね、奥さん」

本田も言った。

田代がうまく奥さんを説得できそうに思った。


                           つづく


それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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