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医療機関のインフル・新型コロナの二重クラスターが増加

2024-03-02 10:38:04 | 健康・医療
最近は新型コロナやインフルエンザの感染者数をメディアが取り上げることがほとんどなくなりました。

特に能登半島地震の被災状況などが大きく取り上げられていますので、新型コロナはすでに過去のものになった感があります。しかし医療機関ではインフルエンザと新型コロナの「二重クラスター」が増加しているようです。

情報が少ないのですが、インフルエンザの流行は頭打ちになってきたようですが、リバウンドしている地域もあり、新型コロナは増加しています。新型コロナはオミクロン株の末裔にあたる変異ウイルス「JN.1」が主流となりつつあります。

東京都のモニタリングでは、2月2週時点でJN.1が45.1%にのぼっています。現在医療機関が苦しめられているのは、インフルエンザや新型コロナの院内クラスターです。クラスターによって診療規模を縮小せざるを得ない医療機関が散見されるようになったとしています。

たとえインフルエンザであっても、病棟内で多発すれば一旦病棟を閉鎖することになります。他の入院患者にうつさないため、診療規模の縮小は必要な対策です。なぜクラスターが増えるのかについての理由のその1がウイルスが院内に入り込みやす点です。

予定入院の翌日ぐらいに家族がインフルエンザや新型コロナと診断され、患者も後日発熱して検査陽性というパターンがあるようです。

コロナ禍ではスクリーニング検査を行い、防波堤を作っていた医療機関も多かったのですが、検査費用の助成が撤廃され現在はほとんど行われていません。またお見舞いもほとんどの医療機関で厳しい制限がなくなっています。

理由のその2として医療従事者の感染が多いことが挙げられます。5類感染症に移行してから、全国的に感染対策が甘くなっている可能性があります。コロナ病棟という隔離空間でケアしていた医療機関も、現在は一般病棟の個室などでみています。

感染者と他の患者との距離が近いことから、病棟内でクラスターが起きやすい素地があります。理由その3として、新型コロナワクチン接種を止めてしまった人が多いとしています。

これはもうワクチンは不要という風潮も後押しして、多くの人がワクチン接種を終了しているためとしています。この点については、私はワクチンに感染予防効果はないと思っていますので、理由にはならないでしょう。

こういった専門家ですら1年に1回接種しないと重症化が防げないというのは、免疫についての理解不足と言わざるを得ません。その他ウイルスが複数流行しているという理由を挙げていますが、院内クラスターが発生するのは5類になった以上やむを得ないものと思っています。

新型コロナもインフルエンザも、自宅で静養すれば治るものと考えていい気がしています。


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