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千葉県:市川市欠真間にて、BS受信不良点検手直し

2016年10月18日 | 千葉県市川市:アンテナ工事
10月10日PM分

今日2件目は、市川市欠真間(カケママ)にお伺い致しました。

ホームページよりご依頼頂きました。誠にありがとう御座います(*^。^*)


今まで視聴できていたBSが、受信できないとのご相談がありました。

アンテナは地デジと共に屋根上に付いているそうでが、BSだけ映らないとの事です

通常BSだけ(屋根上に付いている場合)映らなくなる事はないとは思うのですが、チョッと不思議です。


現場に到着しました。

ご挨拶のあと、はじめていきます。

まずはチェッカーで現在の状態を確認します。

お話し通り、BSのみ受信できていません。

次にアンテナ設備を確認します。

納戸の中に、情報盤がありました。(画像忘れ)

ここにブースターがあり、調べていくと地デジとBSはそれぞれ別で引き込まれていました。

試しにここでチェッカーをあててみます。

BSはやはり無反応。

という事は、ここから上流に原因がありそうです。

サンノテを掛け、屋根上へ向かいます。

既存のアンテナはこの様な感じです><


ここからの同軸は、屋根上を無造作に転がしているだけでした。。。

またお決まりの途中ジョイント これは頂けませんね。

さらに詳しく見ていくと、



こちらは地デジ用です。

そしてこちらがBS用の同軸です。

自己融着で巻いているようですが、とても怪しいです。

とりあえずアンテナ直下で確認してみます。

アンテナ自体は問題ないようですね。

であれば決まり!です。

ジョイント部分を剥いでいきます。

すると…



あーあ、芯線が腐食して無くなっています。

ここにはDC15Vが通っているので、雨水と反応しショート状態となったようです。

設置後4~5年という事ですから、徐々に周りから雨水が侵入し、最後はこうなってしまったのでしょう。残念な施工ですネ。

ジョイントするならその場所を見極める事が重要です。


地デジの方も怪しかったので、お客様にその旨お伝えしました。

ただ今回はパスでよろしいと。

こちらにはDC15Vは流れていないのでショートする事はありませんが、雨水が侵入していたら腐食が起き破断するのは時間の問題ですが…


という事で、BSのみを改修していきます。

一番簡単楽に改修するのは、ジョイント部をやり直せばOKですが、そこは一捻りを加えます。

同軸自体も白系のモノで、既にひび割れが起こっているので、このまま繋いでも何れまた同じ事が起こるでしょう。

折角手直しするのですから、100%とは言わないまでも限りなくそれに近づけるのがよろしいかと。

そこでBSの同軸はすべて張り替える事にしました。

当然S5C-FBの黒を使用し、支線に絡めて引き込み口まで配線します。屋根上をただ流すような施工では不安が残りますので。

BSアンテナ側に“防水接栓”を取り付け、


この様に配線しました。





雨樋裏側を配線し、既存の固定痕を利用してステンビスで留めていきます。


ビス頭には、いつもの様に“レクセル”を載せておきます。

引き込み口でJJとし


自己融着を巻いてから


壁内へと差し込みます。

これでジョイント部が露出する事は無くなり、雨水の侵入はほぼ回避できたはずです。

最後に拡大した引き込み口に、レクセルを盛っておきます。



防雨カバーを閉めれば、完璧です!!


既存ブースターを軽く調整して、端末で確認します。

無事復旧となりました


お客様にも大変喜んで頂き、遣り甲斐のある作業となりました。


この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^

これで今日からまたBSがご覧頂けますネ。

今後ともよろしくお願い致します。