思いもよらない団体戦敗退で子どもたちのショックも大きかったと思う。
団体戦優勝をめざし暑い夏も乗り越えがんばってきた。
ただそのショックを引きずるわけにはいかない。
団体戦は双岩中学校が圧倒的な強さで制した。
その後、すぐに個人戦の1回戦が行われる。
三崎中学校からも1年生2ペアを含む、5ペアが出場した。
残念ながら3ペアが初戦で姿を消した。
平尾・中井ペアと中島・大岩ペアが2日目のベスト8決めに進んだ。
10月2日(日曜日)、平尾・中井組は双岩中学校の宇都宮・山村組と対戦し、
自分たちのプレーを出しきれず敗退。
残るは、中島・大岩組だが、愛宕中学校の富坂・菊池組を4-1で破り、ベスト4。
県大会への切符を手にした。
次は、ベスト決勝戦をめざし双岩中学校の1番手河野・河野組と対戦。
ねばる相手を退け、4-2で勝利した。
いよいよ夢の決勝戦。相手は、双岩中学校の宇都宮・山村組。
試合は、こちらのミスも出始め、シーソーゲームとなっていった。
一時はリードをされ、王手をかけられた。
しかしここからが強かった。
ねばり強くボールを拾い、そして強気で攻めついに最終ゲームにもちこんだ。
最終ゲームでは、先手先手をとり、相手にプレッシャーをかけ、
試合を有利に進め、ついにマッチポイント。
最後も強気な攻めでプレーし、個人戦優勝を果たした。
おそらくこれは三崎中学校にとっては久しぶりの快挙だろう。
ベンチに帰ってきた2人の目からはきれいな涙があふれていた。
優勝候補といわれ、実際にそれを成し遂げることは容易ではない。
実に立派だと思う。
11月4日の県大会、どこまで進めるか夢が広がる。