喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

夜を照らす「ハロウィンかぼちゃ温温(ぬくぬく)」

2011-10-29 | ブログ


 すてきな想いがたくさんつまった「おかけや」酒井あいさんからの
ハロウィンかぼちゃ温温(ぬくぬく)。

 それを平礒のわが家に1個と三崎中学校に飾るものとして1個を贈っていただきました。
そして、酒井あいさんのもう一つの想い。
それは、東北の被災地の方々に利用してもらい、
楽しんでもらったり、海外文化の学びにつなげてもらったりして、
明るい笑顔の花を咲かせてもらいたいということです。

 その想いを聞いて、私には思いあたる人がいました。
 その人は、8年前日米若手教員交流事業で3ヶ月間、アメリカで生活をともにした
浦山正幸君。
 彼は、今、塩竃第一小学校に勤務していて、
国際理解教育や外国語学習を熱心に進められています。
少年のようなのびのびとした心を持ち、柔らかい発想力と確かな行動力があります。
 
 ハロウィンかぼちゃの話を持ちかけたところ、即答。
「うれしいですよ。ありがたいですよ。
子どもたちとジャコランタンを作りを楽しみ、それを贈ってくださった方々の気持ちも考えていきたいです。」
との返事。
 酒井あいさんと浦山正幸君の想いが、ここにつながりました。
きっとすばらしい活動になるであろうし、
これからもすてきなつながりができていくだろうと思います。
 ハロウィンかぼちゃ温温は、昨日宮城県塩竃市の塩竃第一小学校に届きました。

 「想いは、かなう。」ですね。  Dreams come true.



 酒井あいさんは、宮城県塩竃第一小学校に届いた知らせをうけ、
「秋の夜長に、ランタンの灯りはどんなに美しいことでしょう。
想像するだけで、幸せになります。」
とこたえられました。
 
 鎮魂と祈りに。
あたたかさと明るさに。
人を集め、道を照らす。未来を照らす。
そんな灯りが灯るのです。

 平礒のわが家でも、夕方、子どもたちと一緒にジャコランタンづくりをします。
そして今夜、玄関に置き、闇夜を照らしたいと思います。

 田舎のすてきな時間になりそうです。 

                 岬人(はなんちゅう)

ハロウィンカボチャへの想い ~東温市「おかけや」~

2011-10-29 | ブログ


 ハロウィンを飾るカボチャとしては、ピッタリのもの。
昨日、わが家に届きました。
贈ってくださったのは、東温市の「おかけや」代表酒井あいさん。
「おかけや」については、この喜久家ブログのブックマークにはりつけているのでごらんください。

 社会的に弱者になりがちな障害がある人たちや解決の難しい悩みを抱えいる人たちの
活動の場としてつくられたのが、「おかけや」という卵かけをメインメニューとしたお店。
その代表が、酒井あいさん。
 このようなとてもすばらしい理念を持たれていて、
社会と「おかけや」スタッフをつむぐ取組をされています。

 そんなおかけやで今年から、
まちおこしとして、また、農業・産業振興として東温市の支援を受けて、
ハロウィンカボチャを販売し始めました。
 1年目ということもあり、東温市からの支援といっても補助金はなく、
実際は、カボチャ作りに賛同してくれている農家のみなさんの想いが大きいようです。
自分たちで出資金を出してチームを作り、
試行錯誤しながら栽培されたようです。



 チームのホームページは、おかけやボランティアの若者が、
作業所の休みをぬってつくってくれたそうです。
 荷作りや発送は、緊急雇用の障害があるスタッフが、一生懸命に取り組んでいるそうです。
 このように「おかけや」に関わるたくさんの人たちの想いがつまったものなのです。

 写真のカボチャは、そんなすてきなものなのです。

Halloween ハロウィンって何?

2011-10-29 | ブログ


 ハロウィンは現在イギリスとなっている地域に住んでいた、
ケルト人の収穫祭が基となっています。

 ケルト人にとって10月31日は大晦日であり、一年のしめくくりの日です。
その日をさかいに冬が訪れるので、収穫のしめくくりでもあり、
その年にできた野菜などを捧げ、神や精霊に収穫を感謝する行事が収穫祭です。

 それに伴って、その日は祖先の霊や悪霊もやってくる日と考えられており、
悪霊から身を守るために、こちらも怪物に化けたり、
怪物をまねたランタンを作って、霊達の目をごまかすわけです。

 だから、その収穫祭と悪霊への対処が混ざってできたのがハロウィンなので、
カボチャなどの野菜で、ああいった物を作ったりするのです。

 このカボチャというのも後からできた物で、
もともとはカブで作ったランタンを飾っていました。
なぜカボチャに変わったかというと、
カボチャの方が見た目もいいのもあるかもしれませんが、
なによりはカブなどよりも工作しやすいからだそうです。

 ハロウィンの発祥の国はイギリスですが、
現在盛んなのはアメリカです。
カブからカボチャに変えたのもアメリカ人だそうです。

 日本でいうと、
収穫祭である「秋祭り」と
先祖の霊をお迎えする「お盆」とがあわさったようなものでしょう。

 そんなふうに考えると、
日本風にアレンジして楽しむというのもおもしろいかも。
以前からそんなことを考えていました。

 そんな時、
グッドタイミングにも写真のようなハロウィンカボチャが、
知り合いの酒井あいさんから贈られてきたのです。

 その裏には、感動の想いがありました。