僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

プロ並の苦悩

2006-11-28 | Weblog

最近、宿題が多い。

内容的には、忘年会の予約とかメルアドの連絡とかのささいなことから、
歌詞やコードの書き起こしといったちょっと手間のかかるもの、年賀状作
りのように結構手間のかかるもの、それから、レコーディングに備えての機
械の扱いのマスターというようなかなりの時間を要するものがあって、今、
一番難儀なものに作曲というのが残っている。

なぜ、難儀かというと、他のことは時間さえなんとか作れば解決するんや
けど、作曲については“ひらめき”がこないとどうにもならんもんやから。
もちろん、プロの作曲家ならそんなもんがこんでも理論と経験で作れるん
やろうけど、俺たち素人にとっての作曲というのはひらめきが全てとも言え
るわけでね。また、このひらめきという奴は呼んでも来てくれんし、来るとき
は突然やってくるので、まったくもって時間をかければなんとかなるという
性質のものやないし、でもやっぱりそこそこ時間をかけなあかん、というや
やこしい奴なんで大いに困ってしまうのよ。

それに加えてひらめいたからといってそれがいいという訳じゃないところもま
た悩みの種。学生時代のようにそれに全てを注ぎ込んでいる時は感性
が研ぎ澄まされていて、次々に浮かんでは消えという繰り返しがある中か
ら取捨選択できたんやけど、今は浮かぶ気配さえない中で、浮かんだ奴
を逃さず捕らえて不味そうでもうまく調理せんとあかん訳やから。

そもそもなんで作曲をせなあかんかというと、例のCDの製作の一環で、
新しい曲も入れようよ、という話になったからやねんけど、かといってこんな
風に追い込まれた状況で作曲なんかしていい曲ができる訳がないとも思
うし、なんや状況はどんどん蟻地獄に落ちていっているような気がする。

まぁ、できる曲はともかく、苦悩だけはプロ並みではあるなぁ。