kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

♪~夏が来れば思い出す~♪

2014年08月10日 | 日記
             
 ~夏が来れば思い出す~遥かな尾瀬も素敵でしょうけれど、残念ながら行ったこと無し。
湿原なら釧路や雨竜沼、サロベツ湿原も素敵よぉ~小さな町の女子高生だった頃、夢中になって
読んだ小説が、原田康子著『挽歌』でした。霧の街・釧路や背後に広がる釧路湿原を舞台に、若い
女性と中年の建築家、その妻を巡るドラマで、何処かフランス小説を思わせる雰囲気がベストセラー
になった要因だったのでしょうか。
 真面目なH先生の授業で『挽歌』とは、死者を葬る時に棺を挽く者が謡う葬送歌だと習いました。
確か大伴家持が妻を亡くして詠んだ和歌の後半は…、ひとり長き夜を寝むだったような。
尤も半世紀以上も昔の話ですから、記憶も定かではありませんが…。
      
 先日のブログ「夏の思い出」でJ先生を書いているうち、芋づる式に甦った青春の思い出アレコレ。
青春と言っても中学生ですから青春(前)期でしょうが…、中学3年B組の担任だったJ先生は数学を
教えていましたが、Kimitsukuは数学が大の苦手。好きなJ先生の授業ですから、もっと頑張ろうとは
思ったのですが全くダメでしたねぇ 現在は知りませんが、あの頃の昼食時は先生も教室で一緒に
摂っていましたね。そのJ先生のお弁当を包むハンカチが、少し色褪せているのが気になって…。
 夏休みのある日、生徒数人でJ先生の下宿に遊びに行きました。お土産は新しいハンカチ、怪訝な
表情の先生に友人が訳を話すと、「よく見ているんだなぁ…」と感心してくれて、嬉しかったねぇ 
盛岡に帰省した先生に、「どうしたら数学が好きになれますか」と手紙を書き、基本から勉強してご覧
…なんて返事を貰って頑張ってみたけれど、矢張りダメだったぁ
またJ先生が宿直した夜には、学校に集まり「肝だめし」などして遊んだことも懐かしく思い出します。
 J先生のお嫁さんになりたい中学生の初恋は実らず、同僚教師と結婚されたJ先生は若くして
亡くなられたと聞きました。
 今や、すっかりオバサン化してしまったKImitsukuは、そんな時代もあったねと、中島みゆきを
気取って、今日の風に吹かれています。

コメント
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