kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

ワーグナー 『ローエングリン』 初演の日

2014年08月28日 | 日記
       
        
 1850年8月28日はワーグナーのオペラ、『ローエングリン』が初演された日だとか。
特にワーグナーが好きな訳ではないが、思い出すのはヴィスコンティ映画『ルートヴィヒ・神々の黄昏』。
少年の頃からゲルマン伝説の英雄に憧れていたルートヴィヒは、『ローエングリン』を観てワーグナーに
心酔し19歳で国王に就任した後は、王国の財政を傾けるまでワーグナーに援助したと言われている。
孤独で夢想癖の強い若者だったようで、後に狂王と称されたルートヴィヒがワーグナーの英雄物語に
我が身を重ね、狂信的にのめり込んでいったのが悲劇の元だった。
 現在も絶大な人気を誇る観光地、「ロマンティック街道」に残る白く美しいノイシュバンシュタイン城は
英雄が住むに相応しい城郭を夢見て、ルードヴィヒが建造させた城のひとつ。
 映画は1972年の製作で、ヴィスコンティ監督の貴族趣味が如何なく発揮される見応え充分な大作。
ヘルムート・バーガーとロミー・シュナイダーが、共に激動の人生を送った二人を熱演している。
イケメン大好きkimitsukuが推すH・バーガーの代表作で、偏狭で悲劇的なバイエルン王が痛々しい。
最近の映画には見られない、たっぷり資金を掛けた豪華な作りで映像効果も抜群、3時間の長丁場を
感じさせない緊迫したストーリーに魅了される。オリジナル版は更に1時間ほど長いというから、ヴィス
コンティの力の入れようが分かるというもの。これから秋の夜長、優雅に傾けながらローエングリン
&ルートヴィヒに酔い痴れるのも良いわねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする