kimitsuku独り言

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ひとりブツブツ独り言

♪ ケント・ナガノ指揮 モントリオール交響楽団 ♪

2014年10月18日 | 日記
                      
                 『ボレロ』 by モントリオール交響楽団
 遂に待望のナマ『ボレロ』を堪能できましたぁ 札幌キタラ初登場のケント・ナガノ指揮
モントリオール交響楽団による華麗な演奏は、もう夢心地の15分間でした。いつもは録画してある
ロリン・マゼール指揮N響を楽しんでいますが、矢張りナマ演奏は宜しいですねぇ
 ラヴェルの『ボレロ』がモントリオール交響楽団の十八番になったのは、シャルル・デュトワによる
ところが大きいようです。「フランス以上にフランス的オーケストラ」と称される音色は、彼の時代に
成熟したのでしょう。磨き抜かれた美しい響きをお楽しみ下さい。
 残念ながら、K・ナガノ氏の『ボレロ』動画は見つかりませんでした。明快、優雅にして知的と名高い
ナガノ氏の指揮は観ているだけで魅了されました。指揮台の上で、しなやかに&軽やかに舞う姿は
かのジョルジュ・ドンを思い出させる、見事な芸術的パフォーマンスでしたわぁ。
 今回の演奏曲は、ラヴェル:組曲『クープランの墓』1~4曲、ラヴェル『ボレロ』、20分の休憩後に
ムソルグスキー作曲ラヴェル編曲『展覧会の絵』。鳴り止まない万雷の拍手に応えてアンコールは
ラヴェルの『ラ・ヴァルス』、『日本唱歌メドレー(青い目の人形・十五夜お月さん・赤い靴)』、そして
ビゼーの『アルルの女よりファランドーレ』の3曲。ほぼ満席のキタラ会場は大いに盛り上がりました。
右隣り席の方は函館から来られた同年輩の女性、左隣りは若い男性。共にあまりの感動に言葉も
無く…スタンディング・オベーションで精一杯の感謝を表しました。やっぱり音楽はナマよねぇ。
                    
 …と言う訳で感激も新たに、来年2月3日のプラハフィル&ミッシャ・マイスキー公演チケットを
買ってしまいましたぁ これまた楽しみなマイスキーのチェロ演奏、頑張らなくっちゃ…で~す。
コメント
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