
今年70歳を迎えたシンガーソングライター小椋 佳さんが9月に開いた、『生前葬コンサート』の
様子をTVで観ました。「長い間、歌ってきたが気力も体力も衰えたので、70歳でけりをつけようと
このような葬式をやることにした。4日間で100曲、香典返しの積りで歌います」…だそう。
ユーモアたっぷりのMCに会場も笑いに包まれ、しみじみした中にも楽しいコンサートだったようです。
東大卒のエリート銀行マンと話題になってデビューした頃から、数多くの歌を聴いてきました。
大ヒットした『シクラメンのかほり』や『愛燦燦』は勿論ですが、小椋 佳さんの歌詞はまさしくポエム。
どの曲も美しい日本語から成っており、ほとほと「詩人だなぁ…

いました。これらの詩歌は、風貌どおりの穏やかで柔らかな感性から生まれたのでしょうか

コンサートは2回に分けて放送されますが、19日は『しおさいの詩』から始まり、『飛べない蝙蝠』、
『少しは私に愛を下さい』、『めまい』、『シクラメンのかほり』など50曲を懐かしく聴きました。
初めて聴いた『思い込みpart1』の歌詞、“何よりまして自由なものは 心の中の物想い”に






次の日曜日、26日に放送される後半50曲を楽しみにしています。