kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

ー挽 歌 二 首ー 

2016年03月06日 | 日記
                  
     あるはなく なきは数そう 世の中に あわれいづれの 日まで歎かん
 -小野小町-
 《 生きている人は亡くなり 亡くなった人は数を加える この世に私は いつまで生きて 歎くのでしょう 》

     ついにゆく 道とはかねて ききしかど きのうけふとは 思はざりしを  -在原業平-
  《 最後に行く道と 以前から聞いてはいたけれど まさか今日明日とは 思ってもいなかったことです 》
     …親しい人の死に接し、その死を悼む挽歌は、今も昔も切々と心を打つものが多い。
      平安時代を代表する歌人、小野小町と在原業平も哀切な挽歌を残しています…。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする