TOKYO 2020
開幕は、いよいよ4日後に迫りました。
様々な議論はありながらも、此の日の為に準備されてきた多くの方たちに感謝したいと思います。
コロナ禍という世界中が多難な此の時期に行われる大会が、どうぞ安全に遂行されるよう願っています。
19世紀末にフランスのクーベルタン氏が、古代ギリシャのオリンピアの祭典をもとに
世界的なスポーツ大会を提唱し、その第1回が1896年アテネで開催されてから
2度の世界大戦による中断を挟みながら、近代オリンピックは今日まで継続されてきました。
早朝のラジオで、今日7月19日が過去3回のオリンピック開幕日だったことを知りました。
1952年のヘルシンキ大会 1980年にはモスクワ大会
そして1996年のアトランタ大会
です。
日本が16年振りに参加したヘルシンキ大会で記憶しているのは
『人間機関車』と呼ばれたチェコのザトペック選手、5000m・10.000m・マラソンの勝者でした。
続く1980年モスクワ大会では、ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して多くの国がボイコットしました。
日本もアメリカの呼びかけで、西ドイツ・中国・韓国・イスラム圏などと共に不参加を表明し
スポーツが政治と無縁では無いことを痛感しました。
そして1996年アトランタ大会の開会式は、延々と派手なアトラクションが続いて
アメリカのパワーと栄光を見せつけられた‥のが印象的でした。
日本勢では柔道の野村忠宏や、マラソン有森裕子の奮闘に感激しましたねぇ。
さぁ間もなく始まるTOKYO 2020
は
世界中の人々に、どんな希望と勇気と感動を魅せてくれるでしょうか。
数多の困難に立ち向かった不屈のオリンピック大会として記憶されることを、心より期待しています