8月は世界の平和を祈念する月。今日69年目を迎えた広島で平和祈念式典が行われました。
あの日、快晴の広島上空に炸裂した原子爆弾で失われた命は14万人以上とか。今年も新たに
5,507人の名簿が死没者慰霊碑に納められたそうです。TVで式典の様子を観ながら、合掌黙祷
しました。広島市長の平和宣言に「69年間の平和を誇りたい。今後も被爆国として核なき世界の
実現に向けた国際社会での努力と発信が改めて求められている」とありました。
碑に刻まれた「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」を、今一度じっくり思い返して
みる必要があるかも知れない昨今の動きに、漠然とした不安を感じてしまいます。
9日には長崎で、そして15日には東京はじめ国内各地にて平和を祈念する式典が執り行われる
でしょうが、決して単なる年中行事に終わらせず、戦争を知らない若い世代に平和の尊さを語り継ぐ
機会にしなければいけないと、改めて強く思う8月6日でした。