2016年5月8日~10日、北海道の道東地方に行ってきま
した。初日の8日は、女満別空港~知床ウトロ温泉、9日は、
知床五湖~濤沸湖~網走~美幌峠~摩周湖~阿寒湖温泉、
最終10日は、阿寒湖~釧路と巡ってきました。
最初に到着した女満別空港。周りに車や人が見当たらず、
とても静かな空港でした。ここからバスで知床ウトロ温泉
に向かいました。
斜里町へきて、天空の丘広場という所に寄りました。
駐車スペースと展望台だけがある所です。見えている
山は海別(うなべつ)岳といいます。道路の脇にも雪が
残っていました。
どこまでも真直ぐ延びる道路。まさしく北海道ですね!!
この光景を見るために、ここに寄ったのでした。
海岸線を走り、ウトロ手前で知床八景の一つに数えられる
オシンコシンの滝を見学しました。上から落ちた水が左に
曲がって海に注ぐ二段の滝です。
近くまで寄って撮りました。滝の上部まで行けるみたい
でした。
その日の夜、ホテルの窓から三日月の出た知床の夜空
を撮りました。本当は、近くにある夕陽台から夕陽を見た
かったのでずが、足を痛め断念したのでした。
9日の朝、夕陽台へ行きウトロ港方向を撮りました。真ん中に
見える岩がオロンコ岩、右は三角岩です。夕陽台、オロンコ岩
ともに知床八景に入っています。
知床五湖へ向かって走っているとキタキツネが歩いて
いました。急いでバスの窓越しに撮りました。左の道脇
にいるのですが、分かりますか?道中エゾシカも随分と
みましたよ。
知床五湖の駐車場に着きました。即、目に入った知床連山
を撮りました。この後、一湖だけですが、高架木道を歩いて、
見に行くことにしました。
歩き始めると、ミズバショウがいっぱい出てきました。
この高架木道を歩いてきました。知床連山もくっきりと
見えています。この先湖畔展望台まで、まだ歩きます。
最高峰の羅臼岳(1,660m)をズームアップしました。
湖畔展望台に着きました。一湖に山が映ってきれいでした。
ここから、元へ引き返えました。
湖の反対側は海で、対岸に網走の海岸線が見えました。
また、その奥方向には雪を被った藻琴(もこと)山も見え
ました。
連山展望台まで戻ってきたとき、名残り惜しさがつのり
もう一度知床連山を撮ってきました。右端に羅臼岳、
左端が硫黄山(1,562m)となります。
これは、象の鼻。知床五湖からウトロへ戻る途中、
バスの車窓から撮りました。
同じく、知床八景の一つプユニ岬からの風景です。
オロンコ岩が見えています。
網走手前の濤沸(トーフツ)湖に着ました。日本初の
ラムサール条約登録湿地です。オホーツク海に面した
汽水湖で、水鳥の楽園になっているみたいです。
もう皆帰ってしまっただろうと思っていた白鳥が、まだ、
残っていました!! 周りには、カモ類がたくさんでした。
湖の向こうに斜里岳が見えました。分かりますか?
濤沸湖を後にし、網走市の網走刑務所前を通って、天都山
中腹にある「博物館網走監獄」を見学に行きました。網走
監獄にあった建物等を移して博物館にしたものです。入口
を入るとすぐにエゾヤマザクラが咲いていました。北海道
では、サクラが咲き始めた処でした。
正門です。人形の見張り番が立っていました。
正門を抜けて、真直ぐ行った先に庁舎がありました。重文
指定の建物で、中に開拓や監獄の歴史資料が展示されて
いました。
庁舎から出て見学コースを歩き出すとエゾムラサキツツジ
が咲いていました。
こちらは裏門(左)と刑務所水門(右)。最初の正門から、
見学用に繋がって設けられていました。
幾つか往時の施設等を見てから監獄歴史館に入って、
これは展示用に設けられた現在の刑務所の独居房。
展示のためか、きれいになっていました。
こちらは、当時の護送中の囚人。映画なんかで見ますね。
これは、網走監獄を象徴する放射状に延びた舎房(獄舎)の
先端から、その姿を撮ったもの。左に第二舎がちらっと見え
ています。
舎房中央入口です。
入口を入ってすぐにあった中央見張所。ここから5本すべて
の舎房を監視できるようになっているとのことでした。舎房・
中央見張所ともに重文指定です。
先ほど外から見た第一舎の中の様子。窓の先に独居房が
続きます。
舎房の屋根の構造。
こちらは昭和の脱獄王として名を馳せた人が収監されて
いた第二十四房。
塀の厚さを実感してもらうために展示されたレンガ塀。
煉瓦造り独居房。登録文化財です。扉を閉められると
一切の光が遮断。一番厳しい懲罰房だったみたいです。
教誨堂。重文です。外観に対して、内部は洋風になって
いました。
これは見張のための硝舎。敷地内に幾つもあったようです。
これも登録文化財。
博物館の見学対象はまだまだたくさんあったのですが、この
位にして、次に行きます。
これはメルヘンの丘といって、女満別空港から程近い所
(大空町)にある、いかにも北海道らしい風景を映し出す
場所です。網走から美幌峠へ向かうバスの車窓から撮り
ました。本当は全部緑になっていると良かったのですが…
大パノラマが楽しめる美幌峠にやってきました。写真は
展望台に向かっているところです。
展望台から眼下に広がる屈斜路湖を撮りました。ここまで
きたら曇ってしまったせいか、ちょっと不鮮明になってしま
いました。
左に目を移して撮った景色。
こちらは右です。連なる山並みがいいですね!!
上ってきた道とレストハウス。その先も、周囲も、まだまだ
草原は気持ちよく広がっていました。
美幌峠の次は、摩周湖に行きました。天気は余り芳しく
ありませんでしたが、心配した霧もなく無事見ることが
できました。写真は展望台から撮った摩周湖です。
こちらは右側の景色。
駐車場へ戻りながら振り返って撮りました。左端が先ほど
まで居た展望台です。
摩周湖から阿寒湖へ向かう途中で見えた雄阿寒岳。
9日は、ここまででした。
10日朝一、阿寒湖、雄阿寒岳を撮りました。
静かな佇まいの阿寒湖。
阿寒湖のすぐ傍のアイヌコタンに行きました。朝一なので
殆ど人がいません。シマフクロウが象徴的ですねー。
アメリカンインデイアンのトーテムポールみたいなこれは
何でしょうか?
オンネチセ、大きな家といわれるシンボル的な建物。
その隣には、古式舞踊を見せる阿寒湖アイヌシアター
イコロがありました。
こちらは、アイヌの住まいみたいですね。アイヌ生活館に
なっていました。これで寒さを凌げたのでしょうか。
こちらは、ポンチセ(小さな家)と貯蔵倉。
もう一度阿寒湖へ戻って、遊覧船を撮ってきました。結構
人気があるみたいで、乗ろうとしている人がいっぱい居る
のが分かりますか?
阿寒湖を後にして、釧路へ向かいました。こちらは
北斗展望台という所から撮った釧路湿原。まだまったく
緑がなく、味気ない景色になってしまいました。
こちらは釧路市内に向かうバスの中から撮った釧路湿原。
遠くに(阿寒の)山々が見えたので撮りました。
釧路市内に入って最初に、釧路港近くの米町公園に行き
ました。灯台の形をした展望台がありました。
展望台から釧路港を撮りました。
こちらは釧路市内の景色。
展望台から下の公園内を撮ったものです。
公園内の一角に石川啄木の歌碑が立っていました。「しら
しらと氷 かがやき千鳥なく 釧路の海の冬の月かな」と
刻まれてありました。市内には啄木に関する史料がたくさん
あるみたいです。
バスの中から撮った港文館。石川啄木が勤務したことの
ある旧新聞社を復刻したものみたいです。
昼食を摂った釧路フィッシャーマンズワーフMOOの裏に
出て、釧路川とそこに架かる幣舞(ぬまさい)橋を撮りました。
その反対方向が河口、釧路港になります。
バスに戻りかけたら、盛んに呼び止めるようなカモメの
鳴き声がしたので、思わず一枚!! 扉の支柱の上に立って
いるのが分かりますか?
最後釧路空港の前のタンチョウズルと、
シマフクロウを撮って、北海道を後にしました。
道東北海道、花の季節にはまだ早かったですが、豊かな自然
に恵まれて本当に気分よく回れました。この次があるのなら、
もう少しゆっくり回りたいですねー。
した。初日の8日は、女満別空港~知床ウトロ温泉、9日は、
知床五湖~濤沸湖~網走~美幌峠~摩周湖~阿寒湖温泉、
最終10日は、阿寒湖~釧路と巡ってきました。
最初に到着した女満別空港。周りに車や人が見当たらず、
とても静かな空港でした。ここからバスで知床ウトロ温泉
に向かいました。
斜里町へきて、天空の丘広場という所に寄りました。
駐車スペースと展望台だけがある所です。見えている
山は海別(うなべつ)岳といいます。道路の脇にも雪が
残っていました。
どこまでも真直ぐ延びる道路。まさしく北海道ですね!!
この光景を見るために、ここに寄ったのでした。
海岸線を走り、ウトロ手前で知床八景の一つに数えられる
オシンコシンの滝を見学しました。上から落ちた水が左に
曲がって海に注ぐ二段の滝です。
近くまで寄って撮りました。滝の上部まで行けるみたい
でした。
その日の夜、ホテルの窓から三日月の出た知床の夜空
を撮りました。本当は、近くにある夕陽台から夕陽を見た
かったのでずが、足を痛め断念したのでした。
9日の朝、夕陽台へ行きウトロ港方向を撮りました。真ん中に
見える岩がオロンコ岩、右は三角岩です。夕陽台、オロンコ岩
ともに知床八景に入っています。
知床五湖へ向かって走っているとキタキツネが歩いて
いました。急いでバスの窓越しに撮りました。左の道脇
にいるのですが、分かりますか?道中エゾシカも随分と
みましたよ。
知床五湖の駐車場に着きました。即、目に入った知床連山
を撮りました。この後、一湖だけですが、高架木道を歩いて、
見に行くことにしました。
歩き始めると、ミズバショウがいっぱい出てきました。
この高架木道を歩いてきました。知床連山もくっきりと
見えています。この先湖畔展望台まで、まだ歩きます。
最高峰の羅臼岳(1,660m)をズームアップしました。
湖畔展望台に着きました。一湖に山が映ってきれいでした。
ここから、元へ引き返えました。
湖の反対側は海で、対岸に網走の海岸線が見えました。
また、その奥方向には雪を被った藻琴(もこと)山も見え
ました。
連山展望台まで戻ってきたとき、名残り惜しさがつのり
もう一度知床連山を撮ってきました。右端に羅臼岳、
左端が硫黄山(1,562m)となります。
これは、象の鼻。知床五湖からウトロへ戻る途中、
バスの車窓から撮りました。
同じく、知床八景の一つプユニ岬からの風景です。
オロンコ岩が見えています。
網走手前の濤沸(トーフツ)湖に着ました。日本初の
ラムサール条約登録湿地です。オホーツク海に面した
汽水湖で、水鳥の楽園になっているみたいです。
もう皆帰ってしまっただろうと思っていた白鳥が、まだ、
残っていました!! 周りには、カモ類がたくさんでした。
湖の向こうに斜里岳が見えました。分かりますか?
濤沸湖を後にし、網走市の網走刑務所前を通って、天都山
中腹にある「博物館網走監獄」を見学に行きました。網走
監獄にあった建物等を移して博物館にしたものです。入口
を入るとすぐにエゾヤマザクラが咲いていました。北海道
では、サクラが咲き始めた処でした。
正門です。人形の見張り番が立っていました。
正門を抜けて、真直ぐ行った先に庁舎がありました。重文
指定の建物で、中に開拓や監獄の歴史資料が展示されて
いました。
庁舎から出て見学コースを歩き出すとエゾムラサキツツジ
が咲いていました。
こちらは裏門(左)と刑務所水門(右)。最初の正門から、
見学用に繋がって設けられていました。
幾つか往時の施設等を見てから監獄歴史館に入って、
これは展示用に設けられた現在の刑務所の独居房。
展示のためか、きれいになっていました。
こちらは、当時の護送中の囚人。映画なんかで見ますね。
これは、網走監獄を象徴する放射状に延びた舎房(獄舎)の
先端から、その姿を撮ったもの。左に第二舎がちらっと見え
ています。
舎房中央入口です。
入口を入ってすぐにあった中央見張所。ここから5本すべて
の舎房を監視できるようになっているとのことでした。舎房・
中央見張所ともに重文指定です。
先ほど外から見た第一舎の中の様子。窓の先に独居房が
続きます。
舎房の屋根の構造。
こちらは昭和の脱獄王として名を馳せた人が収監されて
いた第二十四房。
塀の厚さを実感してもらうために展示されたレンガ塀。
煉瓦造り独居房。登録文化財です。扉を閉められると
一切の光が遮断。一番厳しい懲罰房だったみたいです。
教誨堂。重文です。外観に対して、内部は洋風になって
いました。
これは見張のための硝舎。敷地内に幾つもあったようです。
これも登録文化財。
博物館の見学対象はまだまだたくさんあったのですが、この
位にして、次に行きます。
これはメルヘンの丘といって、女満別空港から程近い所
(大空町)にある、いかにも北海道らしい風景を映し出す
場所です。網走から美幌峠へ向かうバスの車窓から撮り
ました。本当は全部緑になっていると良かったのですが…
大パノラマが楽しめる美幌峠にやってきました。写真は
展望台に向かっているところです。
展望台から眼下に広がる屈斜路湖を撮りました。ここまで
きたら曇ってしまったせいか、ちょっと不鮮明になってしま
いました。
左に目を移して撮った景色。
こちらは右です。連なる山並みがいいですね!!
上ってきた道とレストハウス。その先も、周囲も、まだまだ
草原は気持ちよく広がっていました。
美幌峠の次は、摩周湖に行きました。天気は余り芳しく
ありませんでしたが、心配した霧もなく無事見ることが
できました。写真は展望台から撮った摩周湖です。
こちらは右側の景色。
駐車場へ戻りながら振り返って撮りました。左端が先ほど
まで居た展望台です。
摩周湖から阿寒湖へ向かう途中で見えた雄阿寒岳。
9日は、ここまででした。
10日朝一、阿寒湖、雄阿寒岳を撮りました。
静かな佇まいの阿寒湖。
阿寒湖のすぐ傍のアイヌコタンに行きました。朝一なので
殆ど人がいません。シマフクロウが象徴的ですねー。
アメリカンインデイアンのトーテムポールみたいなこれは
何でしょうか?
オンネチセ、大きな家といわれるシンボル的な建物。
その隣には、古式舞踊を見せる阿寒湖アイヌシアター
イコロがありました。
こちらは、アイヌの住まいみたいですね。アイヌ生活館に
なっていました。これで寒さを凌げたのでしょうか。
こちらは、ポンチセ(小さな家)と貯蔵倉。
もう一度阿寒湖へ戻って、遊覧船を撮ってきました。結構
人気があるみたいで、乗ろうとしている人がいっぱい居る
のが分かりますか?
阿寒湖を後にして、釧路へ向かいました。こちらは
北斗展望台という所から撮った釧路湿原。まだまったく
緑がなく、味気ない景色になってしまいました。
こちらは釧路市内に向かうバスの中から撮った釧路湿原。
遠くに(阿寒の)山々が見えたので撮りました。
釧路市内に入って最初に、釧路港近くの米町公園に行き
ました。灯台の形をした展望台がありました。
展望台から釧路港を撮りました。
こちらは釧路市内の景色。
展望台から下の公園内を撮ったものです。
公園内の一角に石川啄木の歌碑が立っていました。「しら
しらと氷 かがやき千鳥なく 釧路の海の冬の月かな」と
刻まれてありました。市内には啄木に関する史料がたくさん
あるみたいです。
バスの中から撮った港文館。石川啄木が勤務したことの
ある旧新聞社を復刻したものみたいです。
昼食を摂った釧路フィッシャーマンズワーフMOOの裏に
出て、釧路川とそこに架かる幣舞(ぬまさい)橋を撮りました。
その反対方向が河口、釧路港になります。
バスに戻りかけたら、盛んに呼び止めるようなカモメの
鳴き声がしたので、思わず一枚!! 扉の支柱の上に立って
いるのが分かりますか?
最後釧路空港の前のタンチョウズルと、
シマフクロウを撮って、北海道を後にしました。
道東北海道、花の季節にはまだ早かったですが、豊かな自然
に恵まれて本当に気分よく回れました。この次があるのなら、
もう少しゆっくり回りたいですねー。