桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

太田市文化財

2017-03-16 10:40:01 | ブラ歩き情報
2017年3月11日、太田市の冠稲荷の彫刻を見に行って
きました。ついでに、本町付近の文化財も見てきました。


太田市細谷町の冠稲荷の駐車場に着いて歩き始めると、
横の方にカワズザクラが咲いていました。


鳥居のあったここから神社内へ入りました。こちらは
南参道でした。


参道を抜けると大きな木瓜がありました。


木瓜の所から繋がるこちらが本道みたいでした。


社殿の前まできました。


拝殿向拝の彫刻。この後の本殿も含めて、上州花輪の
彫刻師前原藤次郎作みたいです。金色のキツネが分かり
ますか?


壁面には鹿の剥製もありました。珍しいですね!


拝殿斜め前には実咲神社がありました。大木瓜と一緒に
縁結びの神様みたいです。


反対側にあった七福神殿。境内内には、この他にも
たくさんの末社が祀られていました。


拝殿の後ろ側へ回りました。


彫刻が施された本殿です。


中国の故事や、龍、獅子、鳥などいろいろ施されて
います。白いのはヤギ(左)、キツネ(中央)で、特に
ヤギがあるのは珍しいですね!


社殿を一巡りしてから社務所斜め前の聖天宮に行きました。


さっそく、社の格天井や欄間の彫刻を撮らせてもらいま
した。やはり上州花輪の流れをくむ弥勒寺音次郎・音八
親子の作ですね。


表の戸脇の彫刻。


こちらは反対側。瀧の流れ落ちる様が見事だと思いました。


こちらは彩色していない透かし彫り。


その裏側です。


こんな可愛らしい小鳥もありました。


最後、大鳥居を撮ってきました。


冠稲荷の後、本町の旧金谷図書館を見に行きました。
太田市の実業家によって、大正11年(1922)に開設
された私設図書館です。


正面から撮りました。


この後、高山神社へ行こうとして隣接する太田小学校沿い
を歩いていると木造校舎が目についたので、塀越しに撮ら
せてもらいました。


小学校塀が終わり、道路を挟んで突き当ったと所の正面に
新田パンがありました。創業大正6年(1917)の給食用など
のパン屋さんですね。


正面側が見えないかと思って回り込んだのですが、人家が
密集していて行けませんでした。しかたないので、人家越し
に煙突を撮ってきました。


ふたたび道路に出て、小学校木造校舎を横から撮りました。


小学校を過ぎてその裏手にある高山公園にきました。


公園内にある幕末の尊皇家高山彦九郎を祀った高山神社
は、2014年に放火でその社殿が失われてしまい、基壇部
を残すのみとなっていました。残念ですね。

こんなに近くにあったのに今まで気が付かなかった冠神社の
彫刻、今回テレビでの紹介をちらっと見て、行ってみました。
特に弥勒寺音八の彫刻があったのは感激ものでした。いやー、
群馬とその周辺にはすばらしい彫刻が残っているのですね。
まだまだ、いろんなものが見られるのではないかと期待して
います。
コメント
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