桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

京都・奈良その3

2018-11-12 14:00:26 | 旅行
10月31日、11月1日は奈良へ行きました。両日とも
京都を拠点に日帰りで行ってきました。電車の時間は片道
1時間程度を見ればよく、手軽に行けました。


31日は奈良公園一帯を歩きました。近鉄奈良駅を出て
興福寺へ向かうとすぐに、鹿たちがいっぱいでした。


興福寺では、最初に東金堂(国宝)が目に入ってきました。


その隣の五重塔。こちらも国宝ですね。


五重塔で曲がり、最近再建築された中金堂を見ながら
直進すると南円堂に当たり、さらにその先に三重塔が
ありました。古いです。やはり国宝です。


ここでまた右折・北上し北円堂に行きました。これまた
国宝で、秋の特別開扉で中を拝観できました。


戻る途中、中金堂を見て行きました。この10月に300年
ぶりに再建復興され話題となっていますね。ここと、東金堂、
国宝館内部(阿修羅立像をじっくりと観ました)を拝観して
次の東大寺へ向かいました。


東大寺手前の奈良国立博物館では第70回正倉院展が
開催中だったので見て行くことにしました。すごい人気
で、ご覧の通り長い列ができていたのですが、流れが
早く、そんなに時間がかかることなく入館できました。ただ、
館内も人でいっぱいで、落ち着いて見られる雰囲気では
ありませんでした。


東大寺南大門(国宝)へきました。大きいですねー!


中門を通り過ぎ大仏殿(金堂、国宝)前へ出ました。


大仏殿前にある金銅八角燈籠。これも国宝で、音声菩薩が
浮彫されています。


大仏殿内の廬舎那仏などを見てから、大仏殿裏に位置する
正倉院を見に行きました。外観からだけでは、どんな宝物
が内蔵されているか窺うことはできませんね。


その後、二月堂(国宝)に行きました。大松明の行われる
舞台から、東大寺内や奈良市街を一望でき、眺めは大変
よかったです。


こちらは法華堂(三月堂、国宝)です。中は国宝の諸仏が
いっぱいでした。


この後、春日大社へ向かいました。写真は途中の若草山。


春日大社の中門、御廊です(重文)。春日大社は今年創建
1250年だそうです。


その後、時間に余裕があったので高畑の新薬師寺を見て
行くことにしました。光明皇后によって創建されたお寺
です。写真はその本堂。奈良時代の建物で国宝です。


新薬師寺から歩いて世界遺産の元興寺に行きました。
飛鳥時代の創建で、現在はその一部が残っているみたい
です。境内には石仏・石塔群がありました。
31日はこれでおしまい。京都へ戻りました。翌日も奈良を
計画しました。


11月1日は、斑鳩・西ノ京へ行きました。JR大和路線
法隆寺駅で下車。駅前のレンタルサイクル店で自転車を
借り、法隆寺に向かいました。写真は法隆寺南大門(国宝)
です。なお、法隆寺は世界最古の木造建築で、世界遺産
でもありますね。


後のことを考え、外塀沿いに西大門へ回り、そこを入った
処の景観です。真っ直ぐに延びる参道、法隆寺の広大さに
ただ驚嘆です!


西院伽藍(中門・廻廊は工事中)に入って国宝の五重塔を
見ました。我が国最古のものだそうです!


続いて隣り合う金堂(国宝)に行きました。屋根を支える
柱に龍の彫刻が施されているのが分かりますか?


西院伽藍奥部の大講堂(国宝)です。


西院伽藍を出て、西大門から延びる参道をずうっと歩いて
東大門を抜け夢殿(国宝)に行きました。聖徳太子の遺徳を
偲んで建てられた八角円堂です。


夢殿を見終って、さらにその先の中宮寺へ行きました。
本尊の菩薩半跏像(国宝)をじっくりと拝観してきました。


こちらは西大門へ戻る途中脇にそれて拝観した西円堂です。
やはり国宝です。


これは、法隆寺を出て藤ノ木古墳に向かう途中の景観。
奈良らしさが充分出ていると思うのですが…こういう道筋
を歩いたり、見たりするのが好きですね!


藤ノ木古墳に着きました。その前にいっぱいに広がる
コスモス。予想外の展開に感動です!なお、藤ノ木古墳
は円墳でした。


続いて、自転車を活かしてちょっと離れている法輪寺へ
行きました。写真はその三重塔。従来のもの(国宝)は
昭和になって落雷で焼失。最後の宮大工・西岡常一氏ら
の手によって再建されたのだそうです。


さらにその先の法起寺へ行きました。世界遺産です。


こちらは創建当時からそのまま残っている三重塔。国宝です。


斑鳩を後にし、西ノ京へ向かったのですが、JR大和路線
郡山駅から近鉄橿原線近鉄郡山駅に乗り換えるとき、歩い
ている途中で見かけた郡山城外濠跡です。時間があれば
郡山城も見てみたかったです。残念!


西ノ京駅を下りてすぐの薬師寺にきました。次の唐招提寺
ともども世界遺産です。


国宝の東院堂です。


色鮮やかな西塔。昭和に復興された三重塔。国宝で創建
当時からの東塔は現在修理中。


鑑真和上由来の唐招提寺にきました。正面に見えるのは
国宝の金堂です。


開山堂。ガラス越しに鑑真和上お身代り像を見ることが
できました。


講堂(国宝)です。


こちらも国宝の鼓楼です。唐招提寺はここまででした。
この後も、計画はあったのですが時間切れで京都へ戻り
ました。
翌日から、また京都の見学です。

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京都・奈良その2

2018-11-12 11:11:18 | 旅行
京都・奈良旅行の第二弾、30日は嵯峨野方面に行きました。


朝移動の途中、乗り継ぎのため京阪神宮丸太町で表に出た
ら、このほど大改修を済ませた南座がすぐ近くにありました。
丸太町通を挟んだ反対側には北座もありましたが、こちらは
各種お店が入った、全然用途が違ったものでした。


阪急嵐山駅から歩き始め、桂川沿いの嵐山公園(中之島地区)
にきました。時間が早かったので、まだ殆ど人がいなく、ご覧
の通り閑散としていました。後に見えているのが嵐山です。


渡月橋を渡りました。イメージでは木橋ですが、コンクリート
製です。


渡り切った後、世界遺産天龍寺へ行きました。写真はその
曹源池庭園です。開山の夢窓疎石が築いたものですね。


その曹源池庭園の奥の北門から出て野宮神社に行きま
した。黒木鳥居が珍しく、また、縁結びの神様という
ことで、若い人がたくさんお参りしていました。


また元の道を戻って、天龍寺を通り過ぎ、嵯峨野路らしい
雰囲気を味わいながら、その先へ歩いて行きました。


竹林を透かして下の方にトロッコ嵐山駅に停車している
嵯峨野トロッコ列車が見えました。


小倉池に出ました。左側にちらっと見えているのは
御髪神社です。


常寂光寺にきました。嵯峨小倉山斜面に広がる境内は
紅葉が始まっていました。


続いて訪れたのは落柿舎でした。俳人向井去来の草庵
です。茅葺の建物に風情を感じました。


こちらはその去来の墓。ひっそりと、簡素なお墓でした。


二尊院。慈覚大師開山の天台宗古刹で、法然上人御廟や
いにしえの天皇のお墓などがありました。写真は紅葉の
馬場と称されている参道ですが、まだ紅葉していません
でした。


こちらは藤原定家の小倉山荘跡で紅葉の名所だそうです。
ただ、場所が分かり辛く余り訪れる人もいないみたいで、
侘しく佇んでいました。


次に滝口寺に行きました。山深い感じのする寺内に
新田義貞の首塚がありました。群馬では誰もが知って
いる新田義貞ですが、京では余り関心を持たれていない
ようでした。


滝口寺と隣あって祇王寺がありました。平清盛とその
寵愛の祇王に因んだお寺ですね。苔に覆われた庭が
きれいでした。苔の標本もありました。


化野念仏寺にきました。たくさんの石仏・石塔が並んだ
光景で有名です。ちょっと人が疎らでした。最近は若い人
に余り人気がないのでしょうか?もっと紅葉の時季になれ
ば違うのでしょうが…


この後、少し歩いて清凉寺(嵯峨釈迦堂)に行きました。
浄土宗の大きなお寺で、弁天堂を取り囲む庭園がきれい
でした。


宝筐院。足利二代義詮の菩提寺で、楠木正行の菩提寺
でもあります。庭園には白い小石の川が流れていました。


最後は、旧嵯峨御所(真言宗)大本山大覚寺です。写真
は大沢池から撮ったものです。

この日もいろいろ見て歩きました。紅葉も始まっていて
京都の秋を味わうことができました。翌日から二日間
奈良行きを計画しました。
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