2日、3日は再び京都を見て回りました。
2日の最初は、JR嵯峨野線花園駅を出て斜向かいの
法金剛院を訪れました。朝まだ早かったので拝観受付
をしておらず、開いてた山門を潜った所から寺内を撮ら
せてもらいました。
続いて、歩いて妙心寺へ行きました。臨済宗妙心寺派の
大本山で、たくさんの塔頭に囲まれる大きなお寺でした。
その塔頭の一つ退蔵院に入りました。石庭があって、
こちらは「陽の庭」。
こちらは「陰の庭」。まだ拝観者が少なく、静かな環境
のもとでじっくりと味わうことができました。
このお寺は庭もすばらしく、余香苑と名付けられた庭園を
見て回りました。紅葉が進めばもっとよくなると思いました。
退蔵院を出て、妙心寺境内を歩きました。こちらは退蔵院
横の三門(重文)。
続いて法堂(重文)。この日、寺の催事があって次の方丈
ともども一般拝観はできませんでした。戸の隙間から
狩野探幽筆の天井画雲竜図をちらっと見ただけで我慢
しました。
北門を出て、バスで行くか迷ったのですが、結局歩いて
御室の世界遺産仁和寺に行きました。仁和寺の前に立ち
大きな二王門(重文)を撮りました。門両脇に大きな阿吽
の二王が立っていました。
御殿に入って見て回りました。写真は宸殿北庭の景観です。
御殿を出て奥へ進み、中門を潜って右手にあった五重塔
(重文)。各層の幅が余り変わらないのが特徴みたいです。
さらに奥へ進んだ所の金堂(国宝)。慶長年間造営の御所
内裏紫宸殿を移したものだそうです。
きぬかけの路を歩いて龍安寺に行きました。龍安寺も
世界遺産になっています。鏡容池という池の横を通って
方丈へ向かいました。
龍安寺といえば石庭ですね。いいですね!ただ、たくさんの
人が押しかけていて、落ち着いて観ていられないのが残念
でした。
バスで船岡山まで移動して今宮神社まできました。こちらは
余り人影はありませんでした。
絵馬堂に掛かっていた絵馬。寛政九年との表記があり
ましたが、そうであれば220年位経つ訳ですが…
境内には阿呆賢さんという石も祀られていました。
次に大徳寺に行きました。写真はその仏殿(重文)です。
大徳寺塔頭の瑞峯院に入りました。大友宗麟建立の
お寺で、石庭がありました。写真は方丈前の独座庭。
こちらは方丈裏の閑眠庭。七個の石が十字架に組まれて
いました。
続いて同じく大徳寺塔頭の龍源院に行きました。石庭が
あり、こちらは方丈前の石庭。
こちらは枯山水の竜吟庭。立っている石は須弥山を表して
いるそうです。
こちらは有名な壺庭で東滴壺。なかなか趣があります。
バスで京都御苑に移動し、最初に京都迎賓館を訪れ、幾つ
もの部屋を見て回り、皆豪華な装いのもと静な佇まいを
みせる中、こちらは和風の桐の間です。
迎賓館を出てから、京都御所へ入りました。清所門を
通り最初の御車寄。
こちらは御内庭。その他、たくさん見て回りました。
次に地下鉄を利用して世界遺産・二条城に行きま
した。写真は二条城前駅を出た所で見た東南角櫓
(重文)です。
唐門(重文)から城内に入りました。
最初は二の丸御殿(国宝)を見ました。
二の丸御殿を出て、二の丸庭園を歩き、本丸へ向かい
ました。
この本丸東橋から本丸へ入り、天守閣跡などを見てきました。
2日はここまででした。
3日、今回の旅行の最終日、帰りの新幹線まで時間が
あったので、当初の計画には入れてなかった所を見て
回ることにし、最初に北野白梅町へバスで行き、
大将軍八神社へきました。方角の吉凶を司る星神を
祀っています。
その後、近くの大将軍商店街を歩きました。それぞれの
店先に写真のような妖怪が置いてあり、妖怪ストリート
との名前が付けられていました。
そこから北野天満宮へ行きました。その楼門です。こちら
は人で賑わっていました。
こちらは国宝の本殿です。
北野天満宮の北門を抜けて平野神社へきました。奥に
見えているのが重文の本殿、その前の工事フェンスは
拝殿のあった所で、9月4日の台風21号で倒壊して
しまった、とのことでした。
境内にサクラが咲いていました。平野神社は京都で最初に
咲く魁桜で有名ですが、このサクラはそれではないでしょう。
また北野天満宮の方へ戻り、この東門(重文)前から
上七軒へ向かいました。
上七軒の通りです。京都最古の花街で、春の北野をどり
が有名です。上七軒歌舞練場も外から覗いてきました。
少し離れた千本釈迦堂(大報恩寺)へきました。その本堂
は国宝で、洛中現存最古の建築物です。ここの快慶、定慶
などの彫刻は現在上野国立博物館へ貸出しているため、
それらを納める霊宝館は見学してきませんでした。
千本釈迦堂はおかめ伝説で知られ、境内にはその
おかめ像がありました。
続いて千本通の千本ゑんま堂(引接寺)へ行きました。
どこからどこまでが寺内なのかよく分からない所でした。
本堂軒下梁の所に、投げたお金が見事入ったら万倍に
なって戻ってくるという万倍碗がありました。
千本通反対側の西陣の通りに行ってみました。桐生と
縁の深い西陣をぜひ見たいと思っていました。繊維関係
と思われる家がありましたが、外観からははっきりとは
分かりませんでした。
千本通に戻って釘抜地蔵(石像寺)に行きました。写真
中央と左端に青銅製の大きな釘抜きが立っているのが
分かりますか?
地蔵堂に八寸釘と釘抜きがいっぱい奉納、貼り付けられて
いました。
その後バスで四条烏丸まで行き、錦市場を歩きました。
魚介類やお菓子など買って食べ歩く外国人で賑わって
いました。
最後京都駅へ戻って近くの東本願寺へ行きました。写真
左が阿弥陀堂、右は御影堂です。境内が広いですね。
御影堂から御影堂門を撮りました。
以上で今回の京都・奈良旅行は終わりです。ここに紹介で
きたのはごく僅かですが、たくさんの社寺や彫刻、庭園など
を見て回り、あっという間に7日間が過ぎてしまいました。
大変充足しています。今は、またいつか機会をみて再度訪れ
たいとの気持ちがもう沸いてきています。
2日の最初は、JR嵯峨野線花園駅を出て斜向かいの
法金剛院を訪れました。朝まだ早かったので拝観受付
をしておらず、開いてた山門を潜った所から寺内を撮ら
せてもらいました。
続いて、歩いて妙心寺へ行きました。臨済宗妙心寺派の
大本山で、たくさんの塔頭に囲まれる大きなお寺でした。
その塔頭の一つ退蔵院に入りました。石庭があって、
こちらは「陽の庭」。
こちらは「陰の庭」。まだ拝観者が少なく、静かな環境
のもとでじっくりと味わうことができました。
このお寺は庭もすばらしく、余香苑と名付けられた庭園を
見て回りました。紅葉が進めばもっとよくなると思いました。
退蔵院を出て、妙心寺境内を歩きました。こちらは退蔵院
横の三門(重文)。
続いて法堂(重文)。この日、寺の催事があって次の方丈
ともども一般拝観はできませんでした。戸の隙間から
狩野探幽筆の天井画雲竜図をちらっと見ただけで我慢
しました。
北門を出て、バスで行くか迷ったのですが、結局歩いて
御室の世界遺産仁和寺に行きました。仁和寺の前に立ち
大きな二王門(重文)を撮りました。門両脇に大きな阿吽
の二王が立っていました。
御殿に入って見て回りました。写真は宸殿北庭の景観です。
御殿を出て奥へ進み、中門を潜って右手にあった五重塔
(重文)。各層の幅が余り変わらないのが特徴みたいです。
さらに奥へ進んだ所の金堂(国宝)。慶長年間造営の御所
内裏紫宸殿を移したものだそうです。
きぬかけの路を歩いて龍安寺に行きました。龍安寺も
世界遺産になっています。鏡容池という池の横を通って
方丈へ向かいました。
龍安寺といえば石庭ですね。いいですね!ただ、たくさんの
人が押しかけていて、落ち着いて観ていられないのが残念
でした。
バスで船岡山まで移動して今宮神社まできました。こちらは
余り人影はありませんでした。
絵馬堂に掛かっていた絵馬。寛政九年との表記があり
ましたが、そうであれば220年位経つ訳ですが…
境内には阿呆賢さんという石も祀られていました。
次に大徳寺に行きました。写真はその仏殿(重文)です。
大徳寺塔頭の瑞峯院に入りました。大友宗麟建立の
お寺で、石庭がありました。写真は方丈前の独座庭。
こちらは方丈裏の閑眠庭。七個の石が十字架に組まれて
いました。
続いて同じく大徳寺塔頭の龍源院に行きました。石庭が
あり、こちらは方丈前の石庭。
こちらは枯山水の竜吟庭。立っている石は須弥山を表して
いるそうです。
こちらは有名な壺庭で東滴壺。なかなか趣があります。
バスで京都御苑に移動し、最初に京都迎賓館を訪れ、幾つ
もの部屋を見て回り、皆豪華な装いのもと静な佇まいを
みせる中、こちらは和風の桐の間です。
迎賓館を出てから、京都御所へ入りました。清所門を
通り最初の御車寄。
こちらは御内庭。その他、たくさん見て回りました。
次に地下鉄を利用して世界遺産・二条城に行きま
した。写真は二条城前駅を出た所で見た東南角櫓
(重文)です。
唐門(重文)から城内に入りました。
最初は二の丸御殿(国宝)を見ました。
二の丸御殿を出て、二の丸庭園を歩き、本丸へ向かい
ました。
この本丸東橋から本丸へ入り、天守閣跡などを見てきました。
2日はここまででした。
3日、今回の旅行の最終日、帰りの新幹線まで時間が
あったので、当初の計画には入れてなかった所を見て
回ることにし、最初に北野白梅町へバスで行き、
大将軍八神社へきました。方角の吉凶を司る星神を
祀っています。
その後、近くの大将軍商店街を歩きました。それぞれの
店先に写真のような妖怪が置いてあり、妖怪ストリート
との名前が付けられていました。
そこから北野天満宮へ行きました。その楼門です。こちら
は人で賑わっていました。
こちらは国宝の本殿です。
北野天満宮の北門を抜けて平野神社へきました。奥に
見えているのが重文の本殿、その前の工事フェンスは
拝殿のあった所で、9月4日の台風21号で倒壊して
しまった、とのことでした。
境内にサクラが咲いていました。平野神社は京都で最初に
咲く魁桜で有名ですが、このサクラはそれではないでしょう。
また北野天満宮の方へ戻り、この東門(重文)前から
上七軒へ向かいました。
上七軒の通りです。京都最古の花街で、春の北野をどり
が有名です。上七軒歌舞練場も外から覗いてきました。
少し離れた千本釈迦堂(大報恩寺)へきました。その本堂
は国宝で、洛中現存最古の建築物です。ここの快慶、定慶
などの彫刻は現在上野国立博物館へ貸出しているため、
それらを納める霊宝館は見学してきませんでした。
千本釈迦堂はおかめ伝説で知られ、境内にはその
おかめ像がありました。
続いて千本通の千本ゑんま堂(引接寺)へ行きました。
どこからどこまでが寺内なのかよく分からない所でした。
本堂軒下梁の所に、投げたお金が見事入ったら万倍に
なって戻ってくるという万倍碗がありました。
千本通反対側の西陣の通りに行ってみました。桐生と
縁の深い西陣をぜひ見たいと思っていました。繊維関係
と思われる家がありましたが、外観からははっきりとは
分かりませんでした。
千本通に戻って釘抜地蔵(石像寺)に行きました。写真
中央と左端に青銅製の大きな釘抜きが立っているのが
分かりますか?
地蔵堂に八寸釘と釘抜きがいっぱい奉納、貼り付けられて
いました。
その後バスで四条烏丸まで行き、錦市場を歩きました。
魚介類やお菓子など買って食べ歩く外国人で賑わって
いました。
最後京都駅へ戻って近くの東本願寺へ行きました。写真
左が阿弥陀堂、右は御影堂です。境内が広いですね。
御影堂から御影堂門を撮りました。
以上で今回の京都・奈良旅行は終わりです。ここに紹介で
きたのはごく僅かですが、たくさんの社寺や彫刻、庭園など
を見て回り、あっという間に7日間が過ぎてしまいました。
大変充足しています。今は、またいつか機会をみて再度訪れ
たいとの気持ちがもう沸いてきています。