桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

京都・奈良その2

2018-11-12 11:11:18 | 旅行
京都・奈良旅行の第二弾、30日は嵯峨野方面に行きました。


朝移動の途中、乗り継ぎのため京阪神宮丸太町で表に出た
ら、このほど大改修を済ませた南座がすぐ近くにありました。
丸太町通を挟んだ反対側には北座もありましたが、こちらは
各種お店が入った、全然用途が違ったものでした。


阪急嵐山駅から歩き始め、桂川沿いの嵐山公園(中之島地区)
にきました。時間が早かったので、まだ殆ど人がいなく、ご覧
の通り閑散としていました。後に見えているのが嵐山です。


渡月橋を渡りました。イメージでは木橋ですが、コンクリート
製です。


渡り切った後、世界遺産天龍寺へ行きました。写真はその
曹源池庭園です。開山の夢窓疎石が築いたものですね。


その曹源池庭園の奥の北門から出て野宮神社に行きま
した。黒木鳥居が珍しく、また、縁結びの神様という
ことで、若い人がたくさんお参りしていました。


また元の道を戻って、天龍寺を通り過ぎ、嵯峨野路らしい
雰囲気を味わいながら、その先へ歩いて行きました。


竹林を透かして下の方にトロッコ嵐山駅に停車している
嵯峨野トロッコ列車が見えました。


小倉池に出ました。左側にちらっと見えているのは
御髪神社です。


常寂光寺にきました。嵯峨小倉山斜面に広がる境内は
紅葉が始まっていました。


続いて訪れたのは落柿舎でした。俳人向井去来の草庵
です。茅葺の建物に風情を感じました。


こちらはその去来の墓。ひっそりと、簡素なお墓でした。


二尊院。慈覚大師開山の天台宗古刹で、法然上人御廟や
いにしえの天皇のお墓などがありました。写真は紅葉の
馬場と称されている参道ですが、まだ紅葉していません
でした。


こちらは藤原定家の小倉山荘跡で紅葉の名所だそうです。
ただ、場所が分かり辛く余り訪れる人もいないみたいで、
侘しく佇んでいました。


次に滝口寺に行きました。山深い感じのする寺内に
新田義貞の首塚がありました。群馬では誰もが知って
いる新田義貞ですが、京では余り関心を持たれていない
ようでした。


滝口寺と隣あって祇王寺がありました。平清盛とその
寵愛の祇王に因んだお寺ですね。苔に覆われた庭が
きれいでした。苔の標本もありました。


化野念仏寺にきました。たくさんの石仏・石塔が並んだ
光景で有名です。ちょっと人が疎らでした。最近は若い人
に余り人気がないのでしょうか?もっと紅葉の時季になれ
ば違うのでしょうが…


この後、少し歩いて清凉寺(嵯峨釈迦堂)に行きました。
浄土宗の大きなお寺で、弁天堂を取り囲む庭園がきれい
でした。


宝筐院。足利二代義詮の菩提寺で、楠木正行の菩提寺
でもあります。庭園には白い小石の川が流れていました。


最後は、旧嵯峨御所(真言宗)大本山大覚寺です。写真
は大沢池から撮ったものです。

この日もいろいろ見て歩きました。紅葉も始まっていて
京都の秋を味わうことができました。翌日から二日間
奈良行きを計画しました。
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京都・奈良その1

2018-11-11 14:12:48 | 旅行
2018年10月28日から11月3日まで、京都・奈良に行って
きました。いろいろな社寺を見て回りました。屋内の諸仏、
襖絵などは撮影禁止のため、外観写真が主となりますが
何回かに分けて掲載したいと思います。


10月28日に京都へ移動し、余った時間を何か見て回る、
ということで、今回の最初の訪問は東福寺近くの泉涌寺で
した。皇室の菩提寺として崇敬され「御寺」と呼ばれている
お寺です。


名前の由来となった泉涌水屋形です。


泉涌寺を後にして、戻りの歩く道から東福寺の通天橋が
見えました。紅葉は未だみたいでした。


翌29日、最初に訪れたのは平安神宮でした。広い境内、
時間がまだ早かったので人はそれほど多くは見られません
でした。


社殿の背後に広がる神苑を見て回りました。


その後、バスで青蓮院門跡へ行きました。門前に
大きなクスノキがありました。


池泉回遊式の庭園がきれいでした。小堀遠州作でしょうか。


青蓮院から歩いて浄土宗の総本山知恩院に行きました。
大きな三門。国宝です。


広い寺内を歩き、一番奥の法然上人の御廟所(左)まで
行きました。


次に八坂神社へ行きました。神社前が祇園ということも
あって、着物を借りて歩いている若い人(主として中国人)を
たくさん見ました。


八坂神社前の四条通りを少し歩いて脇道に入ると花見小路
で、ここを建仁寺に向かって歩いてきました。


臨済宗大本山建仁寺へきました。北門から入りました。


方丈を入ったすぐの所に、俵屋宗達の風神雷神図屏風
(複製)がありました。本物は国宝ですね。


こちらは法堂の天井画、小泉淳作筆の双龍図です。


建仁寺とは東大路通を挟んで反対側の高台寺へ向かう
途中で見えた、八坂の塔(法観寺)を撮りました。京都らしい
景色です。


秀吉正室北の政所創建の高台寺、開山堂周辺に広がる
庭園がきれいです。


こちらは二階建てが珍しい茶室の時雨亭(重文)。元は
伏見にあって、秀吉が舟で二階部分に出入りした、と
説明を受けました。


高台寺と隣り合う圓徳院(高台寺の塔頭)の枯山水の庭園。


その後、清水寺へ向かう時通った二年坂(二寧阪)。


その先の三寧坂(三年坂)。


清水寺。山門、西門、三重塔何れも重文です。この時も
たくさんの人でしたが、その後溢れかえったと後で聞き
ました。清水の舞台の本堂は工事中でした。


次に三十三間堂に行きました。三十三間堂というと長い
本堂をイメージしますが、こちらは本堂東側の庭園です。


こちらは七条通を挟んで反対側の京都国立博物館。ここを
回り込んで歩き豐国神社へ行きました。


豐国神社の唐門(国宝)。京都三大唐門の一つだそうです。
(他は、西本願寺と大徳寺)

この日はこれで終了しました。ここに掲載したのはほんの一部
で、たくさんのお堂、仏様、神様、襖絵、庭園などを見て回り
ました。各種拝観は、この後、まだたまだ続きました。
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