こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

トイレのない家

2009年02月07日 07時58分03秒 | Weblog
 トイレのない家なんて考えたことがありません。
しかし、そのようなことが現実に起ころうとしています。

 それは玄海原子力発電所のことです。使用済み核燃料の終末処理向上が完成していないために、あと3~4年もすれば「貯蔵プールは満杯に」なるというのです。

 使用済み核燃料の保管場所が無くなれば原子力発電は止めなければなりません。
六ヶ所村での再処理工場はトラブル続きで運転の見通しがたっていません。また、核燃料の最終処分場さえ決まっていないなかで「見切り発車」の原子力発電は「未完成の技術」といわれるゆえんです。

 九州電力は、現在の貯蔵施設に「詰め込み保管」を考えているようですが、核燃料処理施設が稼働しなければ、いずれ貯蔵庫はいっぱいになります。
 そのことを見据えて、岸本玄海町長は「中間貯蔵施設」建設構想を明らかにしたことがあります。

 このことについて、発言できない唐津市政に腹立たしさを覚えます。
玄海町と佐賀県には、九州電力は「了解」を求めるのに、唐津市には「早稲田中高一貫校に20億円寄付お茶を濁す」つもりなのでしょうか。
 玄海町と佐賀県には、「プルサーマル実施の最新情報が説明された」そうですが、唐津市にあったとは聞いていません。
 
 唐津地域が、「核施設の墓場」になりかねない原子力発電から、「自然エネルギーによる電力へ」の転換が必要です。
 
 
コメント
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