こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

特養ホーム「ちぐさの」視察

2009年02月10日 05時22分55秒 | Weblog
 北波多にある特養ホーム「ちぐさの」が民間移譲されようとしています。

 すでに5社(団体)が申し込んでおり2月を締め切り、3月業者選定の予定をしています。
 私たち議員団は、「民間移譲反対」と昨年暮れに市長に申し入れをおこないました。

 移譲の理由が、「赤字だから」です。
市は福祉で「利益」をあげようとしているのでしょうか。坂井市長のマニフェストに「遊休地の早期売却」を挙げています。
 遊休地の売却に異論はありませんが、市の財産を売却する条件に「旧北波多病院跡地」(1億2000万円)を購入しそこに移転することを条件にするというものです。
 本来「遊休地売却」と「民間移譲」は別問題であって、悪徳不動産業者がやるような手法で土地売却をする坂井市政には納得できません。

 唐津市議会では、何の議論もないまま進められるという「坂井市政の暴走」を止められずにいます。
 
 市の財産を売却するに当たっては、議会での承認と同時に市民への納得のいく説明があってからのことであります。
 このことをいうと、執行部は「議案が出てから議論してもらっていい」「納得いかなければ不採択もあり得る」と事前の議論を避けています。
これでは、議会制民主主義は成り立ちません。
市民への説明も、「議会が市民の代表だから」と開き直っています。

 今後、そのほかの老人福祉施設・保育園・市民病院が相次いで民間移譲、指定管理者へ移譲の計画があります。

 私たち議員団では、今日「ちぐさの」へ現地視察をおこない、施設関係者や住民の方々からお話をきくことにしています。

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