こんにちは浦田関夫です

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議長選挙後日談

2009年02月14日 08時47分09秒 | Weblog
 昨日は、選挙後初の臨時議会で議長選挙があて、見事(?)進藤健介氏が議長に、百武弘之氏が副議長に選任された。

 予定通り議長・副議長候補は、所信を述べることができた。しかし、所信を述べる時は、マスコミや傍聴者を退席させての「所信表明」です。
 「議員による全員協議会」でもマスコミ、傍聴者を退席させます。
 「これで開かれた議会をめざす」といえるのか、はなはだ疑問がのこる議会運営であります。

 私の議長立候補の所信表明(要旨)は以下の通りです。
 
 議長選挙の立候補にあたり一言所信の一端を述べさせて頂きます。
 議会運営に当たっては、市長と議会が、それぞれの権限と役割を果たしながらチャック・アンド・バランスの関係を保ちながら「市民の立場に立って」議会運営を行われなければならないと考えます。
 今回の市長選挙では、告示直前に立候補した2人の候補者の得票は総得票数の約4割に当たる3万票を超え、市議会議員選挙では、旧郡部出身の議員が34議席中過半数を超え18議席を占めました。
 このことは、市民のなかに「合併での不満や将来不安」の現れが出たものと思われます。
 新しい議会においては、このことを重く受け「市民の目線で議論していく」民主的で分かりやすい議会運営に当たらなければならないと考えます。
 そこで、数点の改革を提案をし議員の皆様のご賛同を頂きたいと思います。

1.本会議での審議時間の問題です。
 議案審議の時間が会派所属人数1人に10分+会派持ち時間10分となっています。これでは、市民の付託に応える議案質疑時間とは言えません。
 私は、せめて「予算特別委員会」と「決算特別委員会」については、市政のチェック機関として「十分な審議時間確保」について、議会改革の最重要課題として取り組みます。
2.本会議や委員会での費用弁償を廃止しすることです。
 唐津市議会では、費用弁償を1日に3000円を支給しています。 
この問題は、マスコミでも報酬の二重取りではないかとして指摘されており、全国的にも議会改革の大きな課題です。
 3.意見書の取り扱いの問題です。
 唐津市議会では、条例提案の法定数である3人以上の賛同をえた意見書は、「代表者会議」に委ねられ、そこで「全会派一致しなければ本会議に上程されない」という「唐津方式」をとっています。
 これを改め、地方自治法に基づき正式に「本議会」で、「提案理由の説明」「討論採決」を行うよ取り組みます。
4.議員がお互いに相手を尊重する議会運営を行うことです。
 議員は、有権者から選ばれた市民の代表です。
 その議員の発言は尊重されなければなりません。
 議会傍聴者から「唐津議会はヤジが多い」という話をよく聞きます。
 自分の思いと違う発言があったとしても、議員の発言を尊重しあう議会運営に努めたいと思います。 
以上について、市民から付託を受けた議会としてふさわしい「開かれた議会運営をめざし」た議会改革の提案をさせて頂きました。
まさに、市民の立場に立った民主的な議会改革を是非とも実現させるために、議員の皆様のご賛同をお願いしまして、私の所信表明とさせて頂きます。

 K議員が、「ヤジが多いというのは議会活性化の象徴」というわんばかりに私に話しかけてきました。
 唐津議会は下品なヤジが多く、聞くに堪えないものがあります。発言者の意見を最後まで聞く真摯な姿勢が議員は求められるのですが…。
コメント
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