先日、まつら森林組合と七山森林組合の合併記念式典があったので参加しました。
そこでの懇親会で、ある人が「すぎ山が10アール10万円で売買されたそうだ」と話しておられました。
買った人は、唐津の人だそうですが、130アールを買われたそうです。その価格は、130万円。
「これは安い!」と思われるのか「適正価格」と思われるのかはその人の判断だろうと思いますが、それほ材木の価格が下落していることと地方の過疎化が進んでいる証拠でもあります。
そんな事を悶々と考えていたら、昨日の新聞に「「北海道の森林外資の取得贈」という見出しで、中国をはじめ東南アジアの国々から「投資目的」とも思われる買収が北海道がつかんでいるだけで820ヘクタールにも及ぶと伝えています。
弱肉強食による政治がますます地方を疲弊させ、国土が荒れはてています。
私の近所で、20年ほど前に、「産業廃棄物処分場」の話が持ち上がったことがあります。
「買い手があるうちに売った方がいい」「環境破壊になる」村を二分することになりました。
これも、農業が破壊され、地域が破壊されていっているから起きる問題です。このような政治をただしていくことが私たちの使命でもあります。
今日から「仕事始め」です。新年の挨拶回りをします。
写真は、「びわの花」です。温暖な海岸地域は霜が降らないので「びわ」の作付けには適した地域です。(中浦)