昨日の議案審議で、国保会計の収納率を99.6%に上げて1億7000万円を捻出する予算が議論されました。
唐津市は、昨年度に国からの予算配分が多すぎたとして1億7000万円の返還を求められたことを受け、財源捻出のために当初目標の93%の国保税収納率を99.6%に引き上げ「帳尻合わせ」をしようとしているのです。
これまでの収納率は90%前後で93%も達成は危ぶまれている現状のなかでほぼ100%収納率を目標に掲げること自体が無謀な予算です。
地方財政法では、収入は確実なものを計上し、支出は抑えるように定めています。
あてのない収入を計上することは、地方財政法違反になります。
国保会計の赤字体質は承知しています。一般会計からの繰り繰り入れなどで健全財政への方向を示して欲しいものです。