九州電力の玄海原発4号機が25日夜に定期検査入りしたため、九州の原発全6基の運転が停止しました。
原発を持っている電力会社で原発が稼働ゼロの電力会社は、東北、中部、北陸、日本原子力の4社につぐものです。
国内の原発54基のうち稼働中の原発は6基となりました。
九電と政府は5%の節電を呼びかけていますが、国民も企業も節電には協力しています。
わたしも、ホットカーペットを、昨年まで全面暖房にして使っていましたが、今年は、ちょっと低めで半分にしています。
電力会社と国は、原発が動かないので「計画停電もあり得る」と国民を脅しています。
しかし、そもそもそうなった責任はどこにあるのでしょうか。国民でしょうか。
福島第一原発4号機は、停止中でしたが、燃料プールに水の供給が途絶えて水素爆発を起こしました。
玄海3号機も停止中に冷却ポンプが80度にも上昇。主軸が折れ、一次冷却水(放射能を含む)漏れがありました。
停止中でも安心できないのが原発です。
原発が動き出して50年。いまだに使用済み燃料の処分方法する方法が決まっていません。
福島原発の事故は、危険な放射能を発し続ける核物質と人類は共存できないことを証明しています。
原発を稼働させない取り組みとともに、それに変わるエネルギーの開発と推進を急がなければなりません。