日本共産党唐津市議団は28日に峰達郎市長に「2017年度予算要望書」を手渡しました。
党議員団は、市議選で公約した「清潔で公正・公平な市政」など6項目を要望し意見交換しました。
党議員団からは、「学校給食の無償化」を求めたのに対して峰市長は「地産地消を中心にB級品の活用で農業の活性化と原価も安くなるのでは」と答え、段階的な実施を視野に検討していることを説明しました。
前市長時代に、市職員の法令遵守が問題になったことを指摘して「公益通報制度の徹底」を求めたのに対して、峰市長は「現在検討している」と答えました。
原発再稼働についても市長は、「条件付き賛成」を表明していることについて「条件はどんなものを想定しているのか」との問いに、離島の放射能防護施設の不備や避難計画をあげ「(国や県に)言うべきことはいっていきたい」と述べました。
共産党議員団の予算要望に社民党の伊藤一之市議がはじめて同席し、「社民党の予算要求書」を提出しました。
党議員団と社民党の政策に似たところもあり、今後も一致できる課題については一緒にやっていくことにしています。