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日本を代表する巨大企業の東芝が、巨額の赤字を出して苦しんでいます。
今日の新聞には1兆円の負債と報じています。
その原因は、アメリカの原発企業ウエスチングハウス・エレクトリック(WH)の買収からはじまりました。
WHの財務内容を十分な精査をしないまま「原発は儲かる」と買収したのものの、本体企業の屋台骨を揺るがす事態と発展しています。
福島原発事故以来、原発に対する世界の目は変わりました。
原発は、超巨大なコストとリスクを背負って運営がなされます。福島事故から安全対策が一層厳しくなり、その対策の費用が嵩んでいます。
それを、賄うのに日本では電気料金と税金で賄って電力会社を保護しています。
外国では、「避難計画」も審査対象なのに日本では「行政任せ」にしています。
フランスの原発企業である「アレバ」は、1014年の決算で4期連続赤字6400億円を出しています。
いまや原発企業は斜陽企業となっていることを冷厳に見る必要があります。
エネルギーを原発に頼るのではなく、省エネと再生可能エネルギーへ転換こそ、いますすむ道ではないでしょうか。
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