皆さんは、どのような思いで今日の日を迎えられたでしょうか。
「平和な社会が続いてほしい」「世界から戦争がなくなるように」と思われたのではないでしょうか。
日本国憲法では「国の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意する」と述べています。
私たち日本共産党は、戦前から「反戦平和・主権在民」を命がけで貫いてきた政党として「憲法の精神をくらしに生かす」ことをこれからも貫き通すことを申し上げるものです。
戦争は、罪のない人々が殺しあうもので、どれだけ多くの国民を殺したかで決まります。
広島・長崎に原爆が投下され、名もない国民が犠牲となりました。
沖縄では、地上戦が戦われ多くの県民が犠牲となりました。
このような過去は絶対にあってはならないことです。
しかし、中国や韓国との領土などを理由に、安倍首相は、「憲法を変え、国防軍を創設」しようと準備をしています。
このような考えは、安倍首相だけではありません。
麻生副総理は「ナチスのようにやればいい」と、憲法をないがしろにする考えを述べています。
石破自民党幹事長は、「戦争に行かないものは死刑にする」とも述べています。
しかし、国民の世論は反対です。
松井広島市長や田上長崎市長は、「核兵器廃絶に背を向けている政府を厳しく批判」したことにもわかるように、国民の世論は「戦争ではなく平和の追究」ではないでしょうか。
平和な社会を守っていくには、憲法が述べているように、「恒久平和を念願し、崇高な理想」を求めて「普段の努力」が必要です。
先の参院選挙で自民党が圧勝したことで、この流れは加速すると見られるなか、日本共産党は、「平和憲法を守ることを綱領に定めている政党」として今後とも頑張る覚悟です。