こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

広島に原爆投下から68年目

2013年08月06日 06時16分41秒 | Weblog


 毎日猛暑が続き、外にお出るのも億くうになり、「日中に読書」と軽い気持ちで図書館へ。
 「はだしのゲン」=中沢啓治作=全10巻(実際は1巻欠落)を一気に読み終えました。
「はだしのゲン」は映画やテレビで見たりしていましたが、全巻読んだことはありませんでした。

戦争と不正を憎み一生懸命に生きている「ゲン」を中心にした姿は、私たちに励ましと希望を与えてくれるものです。

 アメリカが原爆投したことで、戦争や原爆が及ぼす国民のくらし、国民を犠牲にして進められる戦争に疑問を感じる国民は「非国民」と疎外され、疎外する人々も「疎外されることを恐れて体制に身を置いている姿」や戦争推進だった町内会長が「自分は戦争は反対だったと為政者を振りまき「県会議員に」生活のために「米兵と付き合う女性」闇市を仕切る「暴力団」朝鮮戦争を喜ぶし「社長」戦争孤児を「自らの利益のためにこき使う人々」の姿は、大人になって今わかることや現在の社会でも十分通用する内容を含んでいます。

 戦後68年。安倍首相が「戦後の歴史認識を覆そうとする」ときに改めて一読するにふさわしい一冊の本だと思います。

 今日は、広島に原爆が投下された日です。
沖縄では、米軍ヘリが山中に墜落しました。

 核兵器廃絶と戦争のない社会を願って「黙とう」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン