アメリカが広島と長崎に原子爆弾を投下してから、68年をむかえます。
今年の原水爆禁止世界大会(8月3~5日・国際会議、5~6日・広島大会、7~9日長崎大会)は、核廃絶へ向けた正念場の大きな意義をもっています。
核兵器は最も非人道性の兵器です。
しかし、さまざまな動きはあるものの、「核兵器のない世界」への大きな前進はみられません。
それは米ロをはじめとする核兵器保有国が、核戦力を「抑止力」として維持しつづけ、核兵器廃絶にむけた行動に踏み出せていないからです。
そのカギを握るのが世界の世論と運動、とりわけ日本の原水爆禁止運動です。
核兵器の非人道性がクローズアップされてきた背景には、長年にわたってヒロシマ・ナガサキの体験をひろげてきた被爆者を先頭とする日本の運動があります。
ところが唯一の被爆国として先頭にたつべき日本の政府は、今日の核兵器廃絶の流れに逆行する態度をとっています。
核兵器の非人道性を訴えた80カ国声明に、日本政府はあろうことか賛同を拒否し、内外で大きな批判を買いました。それは、アメリカの顔色を窺ったものです。
今年は、長崎が本大会です。7~9日まで開かれます。
私は、8日の分科会に参加しようと仲間と話しています。参加を希望される方はご連絡を下さい。マイクロバスも出ます。
今日の新聞報道では、オバマ米大統領が「広島と長崎を訪問に前向き」と伝えいます。