フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

よくあるパターン「もしもし、M生命?」

2008年06月26日 | 実録!生保でワーキング~

 うちが使っている電話回線の中に、どうやらもとM生命の電話番号があるらしい。なので時々「M生命ですか?」という電話がかかってくる。昨日もかかってきたよ・・・。
 プルルル・・・
 「ありがとうございます、A生命保険、幸田でございます」
 「M生命さん?」
 「違います、A生命ですが」
 「故人の遺品を片付けてきたら、証券が出てきたんだわ」
 「(うちの保険もあったんだろうか・・・?)証券番号はおわかりになりますか?」
 「○○○・・・」
 「(最初の一桁目でもう、うちのじゃないってわかるよ・・・)申し訳ございません、当社の保険ではないようですが、それはM生命の証券ではありませんか?」
 「そうだけど」
 「(うちはA生命じゃって言っとるだろーが!)M生命の保険については当社ではわかりかねますので、M生命にお訊きいただけますか?」
 「じゃあM生命の電話番号教えて」
 「(知るか、そんなもん!)こちらではわかりませんので、N○Tにお尋ねください」
 「N○Tって、何番?」
 「・・・104です」
 「あ、そう」ガチャン。
 私はN○Tのオペレーターか!
 別にM生命だけではない・・・よく間違われるのはアヒルのA社だ。
 プルルル・・・
 「ありがとうございます、A生命、幸田でございます」
 「○○会社の経理ですけど、○日に引き落とされてる保険料の金額がおかしいんだけど」
 「金額が?お調べ致します、証券番号はおわかりになりますか?」
 「わからないんだわ。前任から引き継いだばかりで」
 「さようでございますか」
 ・・・と、さんざん調べるが契約が見つからない。
 「申し訳ございません、ご契約が確認できないのですが、当社の電話番号は何をご覧になっておかけいただきましたか?」
 「名刺があったからかけてるんですけど」
 訊くと、その名刺は別の営業所のものだったが、そこへかけたらやはりわからないということで、法人契約だったらうち(法人営業部)でわかるかもしれない、とうちの電話番号を教えられたのだという。くそう、N営業所め!
 「引き落としている保険会社名は何になっていますでしょうか。通帳でご確認いただけますか?」
 「A生命ですよ。証券だってあるし」
 「(あるならそう言え!)恐れ入りますがその証券をちょっと見ていただけますか?証券番号と保険会社名が印刷されているはずですが」
 「ア○○カンファ○○○生命保険」
 ・・・お”い”違うじゃないかよ!何見てるんだ、この節穴め!
 「申し訳ございませんが、通帳で保険会社名を今一度ご確認いただけますか?」
 「・・・あれ。ア○○カンファ○○○だった」
 「・・・申し訳ありませんが、当社の保険ではないようですので、A社にお電話していただけますか?」
 「じゃあ何でおたくの名刺があるの?設計書もあるよ」
 「(知るかよっ)おそらく当社の者がセールスにうかがって置いていったのではないかと思われますが・・・」
 「そういえば先週来てたわ。おたく、A社の電話番号わかる?」
 「(知よ!)わかりかねますが」
 「あ、そう。じゃあいいわ」
 ・・・こんなのが経理やってる会社って・・・大丈夫か・・・?30代くらいの男だったけど。
 それにしても違う保険会社に電話してきて、どうして他の保険会社の電話番号をしゃーしゃーと訊くのかね?君たち、間違い電話して、間違えられた相手に「じゃあ、○○さんの電話番号教えて」って訊いてるようなもんだぞ?おかしいとは思わんのかね・・・?