フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

いつも心にハリセンを

2009年07月05日 | オタクな日々

 心にあるのは太陽じゃないんかい!
 ・・・という突っ込みがあろうかと思いますが、ワタクシの場合はハリセンです。せっかちで瞬間湯沸し器で、公衆道徳に反することは許せない!(ホ○エロ小説はいいんかい・・・って、いいんだよ!公衆じゃないから。読みたい人だけ読めばいいの。自分が読みたくないからと言って、他人に「書くな」とか「読むな」とかいう権利は誰にもないんじゃ!)自分の行動に責任持たないやつと、人に依存するやつも嫌いだ!というワタクシは、ほぼ1日中怒るネタに困らない・・・。なので、そういう場面に出くわすと、
「満員電車では奥に詰めろ!入口で踏ん張るんじゃねえ!」スパーン!
「もう10年以上も保険料を払ってるけど、加入した覚えがないから証拠を見せろだと?10年払い続けた自覚があるくせに何ふざけたこと抜かしやがるんだ!」スパーン!(ホントにいるんだよ、こーゆーヤツが。しかもゴロゴロ!)
 という具合に、心の中で相手に思いっきりハリセンをくらわせ、うっぷんを晴らすわけでございます・・・。
 しかし、今日のっつーか、先日来のわたしの怒りは、そんなワタクシの日常のことではない・・・。それに、ハリセンでは済ませられねーぞ!
 やられた本人は黙って(いや、怒りを公にはしていないだけだろうとは思うんだけど。それに、彼女は「まあそういうタイミングだったんだろう・・・」と人がいいというか、割とあっさり許しちゃってるような・・・)新しいレンタルサーバー会社に移ったというのに、私がこうして激怒するのも何かな、という気がしないでもないが、彼女の読者様とうちのブログご訪問者はまず重複しないので、言わせてくれ!
 先日、友人のサイトが、誰かからの通報により、閉鎖を余儀なくされた。
 アダルト系ブログやHPでもOKの会社もあるけど、たまたま彼女の利用していた会社は全くだめだったらしい。だけど、同じ会社のツールをアダルトサイト(露骨に写真とか掲載してるとこ)でも使ってるの見たことあるぞ?(なんでお前そんなサイト知ってるんだなんて突っ込んじゃダメよん)利用者が多い会社だから、チェックなんてできてないんだろう。つまり、通報さえなきゃ、或いは目に余るものでなけりゃ、まず閉鎖の憂き目に遭うことなんてないはずだ。同人系の内容なんて、そのものずばりの写真系アダルトサイトに比べれば生温いのもいいところだけど、それでも閉鎖されたのは、規約にアダルト系はダメとうたっているので、通報があれば内容や影響力は関係なく閉鎖処理を取るというスタンスなんだろう。
 じゃあ、世の中にゴマンとあるその会社のツールを使ったエロサイトやブログが生き残っているのに、なぜ検索避けも施してある彼女のサイトがわざわざ通報されたのか?──どう考えたって、彼女のサイトを知ってる人、つまり同人界の人間がやったとしか考えられないわけだ。さらに言うなら、同じジャンルの同じカップリングのヤツに決まってるわな。だって例えば私がサイトさんのリンクからリンクへ渡っていくにしても、興味のないジャンルやカップリングのサークルのところにわざわざ行ったりしないもんね。時間の無駄じゃん。
 じゃあなぜ同じ仲間を陥れるような真似をしたか?・・・そりゃ、妬みだろーな、と私は思うわけよ。これまでに彼女が遭ってきたいやがらせの数々を考えると、どれも妬みから端を発しているからさー。
 これが今人気絶頂でときめいて、わさわさと新サークル、新しい書き手が参入してくるようなジャンルなら、あまりこんなことも起こらないのだろうが、古いジャンルで、活動サークルもほぼ固定化して、「仲間うち」が狭くて、書き手の上下関係(いやな言葉だけど、人気のある書き手さんと、その崇拝者の人たちみたいな)ができてしまっていると、そこに新しくやってきた、上手い、おもしろい、オンもオフも活発で、あっという間に一般読者さんに人気出て、しかも人気の書き手さんたちとも仲良くなって、さらに若くて既婚(笑この世界、負け犬多いからさー)・・・という彼女が、崇拝者の人たちや、くだらないプライドだけはある一部の書き手から妬まれたり憎まれたりするだろうというのは想像に難くない。実際、傍で聞いてるだけの私だが、もう本当にあきれ返っちゃうようなことがいろいろあった。
 この通報の前に前触れのような匿名の「ご忠告」メールがあった。彼女のブログの内容が2ちゃ○ねるの裏サイトに載ってますよ、見たらショックを受けますよ、その日のブログは削除した方がいいんじゃないですか、或いはブログ自体をネットからおろした方がいいんじゃないか、そのサイトへはこう検索かけるとたどり着けますよ、という代物だった。「ご忠告」のふりをして、彼女を傷つけよう、彼女のブログを削除させようという意図が見え見えだ。ショックを受けますよ、といいながらわざわざ入り方を教えてるなんてね。でも、その書かれた内容なんて、別に読んだところで傷つくような内容でも何でもなかった。なので、もちろん彼女はその日のブログを削除するなんてことはしなかったし、そういうことがあったとも一言も書かなかった。ま、結果的に匿名ヤローを「無視した」ことになったわけだ。
 で、そのすぐあとに彼女のところへ「あなたのサイトのことをサーバー会社に通報します」というまた匿名の「ご忠告」メールが来て、1週間後くらいにいきなり閉鎖されてしまったわけだ。このいちいち「ご忠告」っつーか、「ご注進」メールがやり方いっしょな気がするんだけど?「無視」された報復じゃねーの?と私は思ってるんだが。でも、同一人物だったらやった人間はバレバレだ。最初のメールはその内容から、どの人かわかっているらしいから。(そもそも、こういうことしてくるヤツって自己顕示欲強いから、ついつい自分のことを言わずにいられんのだよなー)私は他のジャンルはよくわからんが(自分のジャンルもわからんけど。・・・って、そもそも私って今、Dグレジャンルなのかしらん?もうツバサじゃあないもんなあ・・・)、そこのジャンル、ネットはオフよりさらに限られた世界らしい・・・。
 くだらない悪口とかいやがらせとか噂とかメールとか、その動機が嫉妬っつーのもそもそも「ガキか、お前らは・・・。10代のジョシコーセーじゃないだろうが。いい年してくだんねえことやっとんじゃねえ」と思うが、それが彼女本人に直接くるならまだいい。(いや、本人的には良くないけど!)何が許せないって、「サイト閉鎖」に追い込んだことだ。確かに規約違反だから、他の人もやってるじゃないかって言い訳は通じないけど、そいつのやったことは彼女のみならず、すべての同人活動をしている人たちの活動の妨害(今直接でなくとも将来的に)だってことだ。その会社を使っている同人サイトはいくらでもあるはずだ。そいつがやったことは、少なくともその人たちのサイトの存続も危うくさせたってことだ。
 そこはことさら厳しいところだったから他ではOKな内容でも許されなかったが、まともなレンタルサーバー会社やプロバイダー会社なら禁止事項に、「公序良俗に反すること」というのがある。出会い系やエロサイトも、決して大手を振って「公序良俗に反してません」とは言えないが、すくなくとも法律に反さない、ということでクリアしている。同人サークルだって、青少年育成条例とか、わいせつ罪とか、児童ポルノ法(今はまだ創作系がひっかかるものではないけど、今国会改正法を成立させるってか?やーめーろーっ!)とかと無関係ではいられず、クリアしていかないとまずいことはまずい。だけど、、表現・思想の自由がおびやかされるような法律は絶対許してはいけないし、そうしようとする権力者、自称「良識のある」人々につけこまれるような真似をすべきではない。なのに、自ら「私(たち)の書くものはただのエロです、規制されるべきものです」なんて告発しているも同然だということがなぜわからないのか。自分も書き手で、同人で、その作品やカップリングを愛する身でありながら、たかが嫉妬ごときで!
 自分の行動がどのような意味を持つのかどのような結果をもたらすのか理解できない、想像力がない、責任を持てないお子ちゃまは、親の監督下で親の指示に従ってする以外の行動はするなっつーの。年齢なんぞ関係ない。うちの会社でも、いちばんのド新人の職位の規定は「上長の指示に従い、与えられた業務を遂行する」だ。つまり自分の判断など許されない、自主的に業務を行う権限など与えるレベルに到達してないってことだ。同人活動だってネットを使用することだって同じだ。何歳だろうと何年やってようと、そのレベルのままの人がゴロゴロしてるのは、どこの世界だって同じだが、そういう人たちに足を引っ張られたくはないものだ。
 ともかく、この犯人は心の中でハリセンお見舞い程度ではすまなかったので、ここで爆発させていただきました。この「いつも心にハリセンを」はもっと軽い、幸田の日々のアホな怒りネタを書くために考えていたタイトルだったのですが、最初がこんな重いネタかよ!とちょっと予定外。だがしょーがない・・・。今後はもうちょっと軽くいきますわー。時々重いの交じるかもしれないけど!