鍵の引渡し(「家の」じゃなくて、マンションの場合「鍵の」って言うのね・・・)まであと3週間を切り、諸費用および購入費用の残額入金依頼の通知が届いた。それを見越したようにローンを申し込んでいる銀行から電話が。正式なローン契約の手続きに必要なものとして、印鑑証明書と収入印紙20200円を持ってくるように言われた。そんな高額の印紙、今まで使ったことないぞ。なんやかや、細かい金がかかるなあ・・・。
で、仕事を終わってから銀行へ。住所!署名!押印!といったい何枚の書類を書いたのか・・・。
「金銭消費貸借契約証書」「借入利率等に関する特約書」「金利の引下げに関する確認書」「繰り上げ返済に関する確認書」「住宅ローン契約書等の記入に関する確認書」「説明事項内容確認書」「抵当権設定契約証書」「委任状」「医療保障保険加入申込書兼告知書」(これは保険料を銀行が負担してくれる保険。女性向けローン商品のサービスだ)
書類の受付票から写してみました・・・。印鑑なんか、1書類1回とは限らなかったから、20回近く押したんじゃないか。この1年で、残りの一生分の実印を押す回数よりたくさん実印を押したんじゃないかっつーくらい。
とりあえず、これでやっとローン契約手続きは完了。あとは引っ越してから新住民票を提出して住所変更の届けを出して、返済していくだけだ。
今回住宅資金を借りるにおいて、以前(15年前・・・)借りたときのことが頭にあったので、借りる金額は少ないほうがいい、と思っていたのだが、今度の確定申告のために税金のことを調べていたとき、ふと、「そういや住宅ローン控除は今年何パーセントだ?」と見たら、ローン残額の1%。ふーん、1%・・・な、なんだと?!
実は、私の借りたローン利率は当初は1%を切っている・・・。だから、よくよく考えてみると例えば年末にローン残額1000万とすると、10万円の税額控除を受けられる。金利が1%だったら1年間でざっくり10万円少々の利息を払うので、利息がほぼゼロとなる計算。金利が0.8%だったら、0.2%分の返金があるようなものだ(無論、控除額は自分が払った所得税が上限)。つまり、たくさん借りたほうがお得。
「し、しまった・・・」
慌てて銀行に借入金額の変更を申し出たが、もう間に合わないとのことで、がっかり。というわけで当初申込み通りでの契約となった。まあ金額上げれば保証金も上がるので、一概にお得と言えないこともあるんだけど。ううむ、まさか控除率より金利が低い時代が来るとは・・・。おそるべしデフレ。