長野県喬木村氏乗 小川川矢筈洞
禍誤除けの滝 落差28m 滝の標高980m
喬木村から矢筈トンネルを抜けると遠山郷、上村~南信濃ですが
禍誤除けの滝はトンネルを抜ける手前の小川川上流に懸かる
ひところ「禍誤」を「加護」と書いた頃があったようで、加護なら「除ける」でなく
「受ける」だろうと「加護受けの滝」と書かれる頃がありましたが、
歴史上正しくは「禍誤を除ける」であったことから正式名の「禍誤除けの滝」に戻されました。
南信にありながら氷瀑として冬も見られるのは標高980mと高いこと、
しっかり凍った見事な氷瀑に会えますね。
この日は誰にも会わずでした、時折、崖から落ちる落石の音が誰もいない谷間に響いていました。
各地、暖冬で氷瀑がいまひとつのなか、ここならまだありか?・・・と訪れてみた姿です。
2016.2月撮影
遊歩道=とはいえ山道です
沢が奥まったところに氷瀑が出迎えてくれました
落差28m
手前の広い空間、氷の下を水が流れています
滑るので、ここでアイゼンをつけます
落ち口の氷柱はさすがにこの暖冬、穴があいていますが
いつものカッコいい姿はまだ楽しめました
アイゼン頼りに登ってみましたが 登りはヨイヨイ 下りは怖い・・
装備無い人は やめといた方が無難
左岸側から・・・
周回ルート途中、支流の木八洞にかかる「くりん滝」 落差11m
(意外や意外、ちゃんと残っていますね(笑))
今季、この時期、これ以上望めませんね。
満足、満足(^^)/。
新九郎は標高1270mとまずまず、
斜瀑なので先日の雨にどこまで持ちこたえてるかですネ。
凄腕カメラマンの野菊さんなら白いドレスももっと素敵に
撮られると思いますが先週、今秋の雨でどうなってるかですね・・。
いよいよ・・がきたようです(^^)