長野県の滝

私、こだる(中嶋重彦)の訪問した滝の中から
信州、長野県の滝や自然景観を中心にご紹介させていただいております

長野県の滝 高森町の滝 (5) 吉原の滝

2012年04月17日 | ◆豊丘村,喬木村,高森町の滝

高森町の滝 吉原の滝  山吹硯ヶ沢    (滝への道はありません)

 

「山の寺」隣政寺からキャンプ場方面へ、吉原の滝は硯ヶ沢にかかる滝の総称で

一の滝~四の滝とあり、主瀑は四の滝で落差も20mほどあります

吉原林道は車高の高い四駆車であれば林道終点まで入れますが車体にひっかき傷

が付くのを覚悟して・・普通乗用車は無理、キャンプ場から歩くのが無難です。

 

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隣政寺にある看板に「吉原の滝」と書かれています
ご住職に、吉原の滝は硯ヶ沢にある滝の総称で一番大きい四つめの滝は雨のあと
は素晴らしいよ とお話を伺い滝を見たのが6年前、以後こだるのお気に入りの滝
になっています。二号堰堤を越えてから先入渓、道はありません、所要撮影時間
含め2時間くらい。

 

吉原の滝 一の滝 目測落差6mほどです

(下流から一の滝二の滝~ と仮称にてご紹介します)

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吉原の滝 二の滝 落差6~7m ↓

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吉原の滝 三の滝  落差7~8mほど  ↓

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吉原の滝 主瀑の四の滝  目測落差18~20m ↓  

 

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五つ目、右岸の滝3m

 

* 一の滝~三の滝は落差は無いものの滝を下るときは滑りやすく滑落に注意


長野県の滝 高森町の滝 (4) くらがりの滝

2012年04月17日 | ◆豊丘村,喬木村,高森町の滝

高森町の滝  くらがりの滝 (別名:修行の滝) 目測落差5m 山吹くらがり沢

 

戒壇不動登山口から南のくらがり沢に入ってくらがりの滝前に立てる、戒壇不動に
ある看板の「修行の滝」はこのくらがりの滝だそうです。

滝への道はありません。


くらがりの滝を越えてさらに遡上してみました、戒壇不動真下付近は険しくなり
無名滝をいくつか確認しました

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戒壇不動から見る伊那谷と南アルプス

 

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「山の寺」として知られた隣政寺にある大きな看板

 

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くらがり沢の前衛の無名小滝

 

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くらがりの滝 

 

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くらがりの滝落ち口 ↑

 

 

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さらに くらがり沢の上流に行ってみた

 

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源流付近  いくつかの滝


長野県の滝 伊那市の滝 (9) 守屋山 浅間の滝

2012年04月16日 | ◆辰野町 南箕輪村,箕輪町、伊那市の滝

伊那市の滝 浅間の滝(せんげんのたき)
  目測落差10m     高遠町藤澤 守屋山       

 

守屋山、立石登山道にあります、巨岩には立石、陰石、鬼ヶ城などの名前がつけ
られていて岩巡りコースになっています、立石~巨岩を過ぎ登山道を行くと浅間の滝が
見えてくる

守屋山立石コース

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亀石 ↑

 

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↑ 陰石・・・

 

 

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↑ 登山道の名前はこの立石から・・

 

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↑ 平成のヴィーナス                             ↑ 夫婦岩

 

 

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↑ 屏風岩                                    ↑ 鬼ヶ城

 

 

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守屋山の浅間の滝 落差10m 滝の横には木花開耶姫(このはなさくやひめ)が祀られ

ています

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浅間の滝

 

 

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長野県 辰野町の滝 (6)  横川川 三級の滝(Ⅱ) 

2012年04月15日 | ◆辰野町 南箕輪村,箕輪町、伊那市の滝

上流域の雪融けで横川川の流れは勢いよく、渓谷を楽しみながら往復8キロの
三級の滝まで歩いてきました
昨年復旧工事が終わり歩けるようになった遊歩道の終点には新たに説明看板が
設置されていました、それによると一の滝、二の滝、三の滝の総称が三級の滝だ
そうです

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新しく置かれた看板です

 

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新たにロープも張られました

 

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三級の滝下流左岸の滝も木の葉がまだないのでよく見えます

 

 

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三級の滝

 

 

 

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豪快に落ち込んでゆく横川川を眺めながらのトレッキング
まだ誰にも会わず独り占めの渓谷でした  

2012.04


長野県の滝 上田市の滝 武石 心経の滝

2012年04月14日 | ◆上田市 の滝

上田市武石の滝 心経の滝  目測落差15~20m 茂沢川落合沢

 

茂沢川の堰堤左岸から入渓、落合沢の小滝を二つ越えて50分くらいの遡行で
心経の滝に着きますが 山菜、きのこのシーズンには地域の住民以外の者は
沢に入れない

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堰堤は左岸から越え、落合沢に入る

 

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この滝を越え・・

 

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この滝も越え・・

 

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さらに越えて・・

 

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心経の滝が見えてきます・・・

 

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心経の滝です

 

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古来の滝壺は岩石で埋もれているようです

 さらに心経の滝の上流にはナメリ滝(未確認)、落合の滝があります。


長野県の滝 池田町の滝 (1) 待ヶ沢(まちがさわ)の滝

2012年04月14日 | ◆安曇野市、松川村,池田町の滝

池田町の滝 待ヶ沢の滝 * 広津中の貝待ヶ沢(まちがさわ) 簡易計測落差6m

 

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大峰高原の大楓

 

大峰高原に向かう途中から林道中の貝線に入り狭い道を行く
中の貝の林道横待ヶ沢に滝はあります
滝横には石仏が祀られ滝も水も大切に守られています

 

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待ヶ沢の滝 

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2013.4.19

 

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20130419

 

 

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2013.08   フシグロセンノウ咲く

 

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長野県の滝 松本市の滝 (8) 女鳥羽の滝

2012年04月14日 | ◆松本市の滝 ~乗鞍、奈川、安曇、梓川、波田、四賀

松本市の滝 女鳥羽の滝  一の滝、二の滝(別名:荒滝)、三の滝(人工)

玄向寺境内、観音堂の背後の山中にあってお不動様や観音様に見守られながら
女鳥羽の滝は静かに滴り落ちています
下から三の滝、二の滝、一の滝とあります

一の滝は水害にあって土砂をかぶり草がつき少し荒れています

 

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玄向寺の秋

 

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玄向寺 百体観音参道

 

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観音堂横の女鳥羽の滝、三の滝 で人工の滝高さは2mほどです

 

 

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二の滝 別名:荒滝 高さ3mほどです

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さらに沢沿いの道を辿ると女鳥羽の滝一の滝の霊場につきます

 

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女鳥羽の滝一の滝 現在は滴る程度です

台風災害で土をかぶり草が付いています

 

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男鳥羽の滝

          松本市蟻ヶ崎

東の女鳥羽、西の男鳥羽・・といわれたそうですが
現アルプス公園の北斜面の樹林内にひっそりとお不動様が鎮座されております

滝は地下の染み出しの水を2mの高さでパイプで落とした人工のもの

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長野県の滝 平谷村の滝 (8) 柳川本流④ 三ツ淵の滝

2012年04月13日 | ◆平谷村 売木村 の滝

平谷村の滝  柳川本流の滝 →三ツ淵の滝 と判明しました      靭柳川

 

ノドの滝、そしてその上流にある前回確認した本流の滝③の、そのさらに上流の柳川を探索したときの滝の姿です
本流の豊富な水量の滝であり深い滝壺と三段に落ちる姿は素晴らしい。

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柳川の本流、今回は左岸杣道からこの地点に降り立ったのだが、前回の滝を越えて
ここまで遡上するのはちょっと難儀しそうでありここに降り立ち正解だったかもしれない。
左岸、右岸の支流が滝となって合流している。
ここから本流を遡上します

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柳川です

 

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右岸からの支流の滝  この上も覗いてみました ↓

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小さい滝が連続していました

 

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さらに右岸からの支流の滝です

 

 

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柳川本流です

 

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地形図で事前に確認し滝があるだろうと予測していたところです、予想どうり素晴らしい滝

に会えました

<この川に詳しい地元のI氏(平谷村探検隊長さん)にお会いして「三ツ淵の滝」
と教わりました> 

 

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中段の深い滝壺です、右岸の壁を登ってみます・・

 

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滝の右岸を登って見下ろした滝と滝壺、 美しい滝壺です

 

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最上段 これ以上進めませんが3段の素晴らしい滝です

 

単独での探索だったしこの日はここで引き返しました・・・

柳川本流の探索、さらにこの上流はどうなってるんだろう・・・

興味は尽きない

 

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長野県の滝 平谷村の滝 (6) 柳川本流③ キチバリ探検

2012年04月13日 | ◆平谷村 売木村 の滝

平谷村の滝 柳川本流の・・ (キチバリの滝探索へ)

 

平谷村 柳川源流の探索遡行 キチバリの滝を探して・・

ノドの滝 の上流を目指してみました、 好奇心で・・ 柳川本流の、上流の様子を知りたくて・・・もしかして本物のキチバリがあるかも・・・。

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ノドの滝ですね
この上流、柳川本流を探検します、冷たい水です。

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左岸支流出合い
この沢の上流にはもう一つ滝があり、ノドの滝上の作業道でナギを越してきたところにある ↓

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柳川本流遡行  支沢合流付近 ↓

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柳川本流遡行

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左岸から滴のような支沢 

 

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これまた滴滝、
こんなんにでもカメラ向けちゃう性を我ながらあきれてしまう・・・

 

そして到着したのが名前はわからないが柳川本流の豊富な水量が飛沫をあげる豪快な滝
これ以上は進めない

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滝壺の水位を持ち上げている大岩が無ければキチバリの滝によく似ているなァと思った・・・。

目測落差は7mほど

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2012.07.28 姉さん様から情報をいただき様変わりしてるがこの滝がキチバリだということを

確認しました、判明判定個所は下の写真に。

 

 (平谷村源流探検隊HPのイラストマップ滝位置はちがっています

2012.07.29  30数年前に平谷村探検隊を案内された I 先生にお会いして本流の

この滝がキチバリの滝であることを確認しました、キチバリは本流にある

ことから 平谷村HPのイラストマップのゴールは支流にあり作成ミスのようです

 

柳川本流にこだるが正しい位置を図示してみました ↓

 

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3

 

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すっかり姿が変わりましたが本物のキチバリです

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探検隊さんの訪問当時から30数年たって変わり果てたキチバリの滝

(2012年現在はさらに崩落してこの滝壺もほぼ埋まってしまっています)

 

滝落口、滝壺左岸が崩落、滝壺を浅く、かつ水位を上げています。

この日はここで引き返していますが・・・
この上流はどうなっているのでしょう?
 

帰ってからますます上流が気になって仕方のないこだるです、 で・・
後日この上流をまたまた探検してしまいましたのです・・・。

 

さらに上流は記事、柳川本流④に続きます


長野県の滝 平谷村の滝 (7) 柳川 キチバリの滝探検

2012年04月12日 | ◆平谷村 売木村 の滝

平谷村の滝  「キチバリの滝」の探索  柳川左岸支流   

                 (2012.07.28加筆修正しました)

 

「キチバリ」があるといわれる柳川左岸支流にこだるは四度入って探索しています。

村のイラストマップでは左岸支流になっていたからです


平谷村主催で結成された探検隊が以前に入っている?沢で、
村を通じて当時の案内人
さんに私の支流の写真を判定してもらったところ、滝壺は埋まって浅くなっているがキチバリ
に間違いない
との返事をいただいていました

でもいくつかの疑問が残っていました。そこでまた役場を訪門して河川関係の部署

で話を聞きましたが例のホームページの探検隊のマップを出してきてここだよ

とやはり左岸支流を教えてくれました・・・。

 

実際はキチバリの滝は本流にあったのですが

支流の滝の姿はほんとにそっくりで探検隊の案内人さんも見間違えたほどでした

本流を探索した時、キチバリの滝に雰囲気の似ている滝を見ていたのですが

探検隊さんの写真とはかなり違っていて別物と判断していました

のちに「姉さん」さんから本流の変わり果てた滝がキチバリですとの連絡を受けました

たしかに何箇所か写真の岩脈など一致箇所があり本流の私の撮影している

写真がキチバリと判断しました、

あとは探検隊の案内人さんに直接お話を聞き確認することだと思い、お会いして

ご教示いただきました、キチバリはやはり本流にかかる滝でした。

探検隊をご案内されたのは30数年前とのことでびっくりしましたがその後の崩落して

変わり果てた姿になっていようとはご存じなかったようでした

 

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以下は
ノドの滝の上流、柳川本流出合いから支流を遡上してキチバリを探して遡上した

とき撮った滝のスナップ写真です。


沢に道は無く危険も伴い一般的ではありません  下流から順番に 現れる滝を・・・

 

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1  柳川への出合の滝  左岸を登りました

 

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2  三段の滝は 右岸を越え

 

 

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5 、6                                              7 左岸支流

 

 

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8

 

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8 左岸を登り

 

 

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9 樋状の滝 

 

 

 

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10 平谷村探検隊の写真と似た滝が現れます

  役場に写真を送って聞いてみました、案内人さんに見ていただいたところキチバリの滝

だそうです、水害で壁は崩れ

滝壺は埋まったようです、滝壺の中にも崩落した壁の岩が不自然に残っています、滝壺周り

の環境が変わったようです

 

のちにキチバリを調査された姉さん様から私の撮影している本流の滝がキチバリですとのコメントを頂戴しました。

 

探検隊さんの写真にある特徴ある岩盤も確認でき本物のキチバリであろうと確認しました。2012.07.28

(しかし 平谷村のホームページにあるイラストマップは支流でした・・・村のホームページの

作成ミスと思われます)

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疑似キチバリの滝

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10 疑似キチバリの滝壺正面から

 

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さらに「疑似キチバリの滝」の上を探索します、すぐ上に 

11 四段の滝があります

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14  二段の滝

 

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15  左岸支流に15mほどの滝がかかっています ↑

 

 

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18 右岸から細い支沢も入る小滝を越え・・

 

 

 

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19 水流が溝を刻み・・・

 

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20  

やがて二俣の左俣に見覚えのある滝、最後の滝だ
滝手前の右岸斜面を少しのぼれば作業道があるはずで・・・ところがここは前回から

4年もたっていたのかな、作業道はかすかに踏み跡がわかるくらいで薮に埋もれかけていて
薮をかきわけながら帰途につきました、獣道化していってるようです

 

沢を上流まで踏破してみて、やはりあの滝しか無く、キチバリは満身創痍?だったのでしょう。

 

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