京の夜は 川床・・・の予定でしたが / たん熊本家へ

2007-07-19 | 飼い主旅行

本日も 記憶がなくならないうちに
京都のことから書きます。

6月29日(金) 
昨日は 急いでホテルへ・・・
まででした。

今回の旅では ホテルでは食事を一切とらない事にしていましたので
せっかくいい時期に行くのですから あの納涼床で と数日前に
思い始めました。

色々調べてみると 川床 と 川床 
漢字ではいっしょですが かわどこ と かわゆか と二通りあるそうで

All About Japanによりますと・・・
皆さん川床(かわゆか)と川床(かわどこ)と呼び名が違うのは、ご存じですか?鴨川の納涼床は、「かわゆか」で貴船は「かわどこ」と言います。鴨川は、禊川(みそそぎがわ)の上に高さ3.6mの高床(たかゆか)が次第に省略されて「床(ゆか)」と呼ばれるようになった言われています。また貴船は、貴船神社のお膝元、「京の奥座敷」と称されるほどですから「床(とこ)の間」と同じ意味から「川床(かわどこ)」と呼ばれるようになりました。しかし京都ではどちらも「ゆか」と呼ぶのが一般的になっています。

なんだそうです。

時間がありましたら少し足を伸ばして 自然がいっぱいの川床に行きたかったのですが 京都市内から1時間以上かかるそうで 6時過ぎにホテルに入りそこから・・・  どう考えても無理

鴨川あたりのお店を捜すことにしました。

何を食べようか??
どうせだったら京都らしい料理で
父さんが食べた事の無いもので喜ぶもの

そうなるとお店も限られてきます。

すっぽん   の文字発見

母さんはスープだけは頂いた事がありますが 
父さんはまったく味わった事もなし

母さんは好き嫌いは殆どありませんが 
食感がプルプルした物 たとえば 鳥皮・魚のゼラチン質の部分など
食べますが好んで口にしません

初めてのもの 少し苦手な物

そんな食べ物との出会いは
なるべく美味しい物と出会いたい


すっぽん  に決めました。

数日前にお店に予約

私達にはちょっと敷居が高そうですが なんでも経験です 

午後7時に伺う事にしていました。

急いでシャワーを浴び 正装はしませんがあまり変な格好は・・・

本当はお着物を着ようと思っていたんですが 
父さんに 「荷物になる
と 即 言われ  断念

でもあの湿度と暑さ 正解だったかもしれません。

15分前にタクシーを呼んでもらい

東急ホテルからはそんなに遠くはなさそうです。


しばらくビルの間を走り ちょっと細い道へ

こんなところに・・・

タクシーがつく前に 既にお店の方が待っていました。

「●様ですね~・・・」

今回の楽しみの1つの 川床・・・
この日は朝から降ったりやんだりです

中に通され・・・  やはり
川床は中止

お庭のあるお部屋に通されました。



それではお料理の写真を

 食前酒

アルコールは 先ずは汗を引かすために

そして父さん日本酒を

京都のお酒ばかりですが特に珍しい銘柄はなく
甘めの冷酒を

          月桂冠でした



 和え物

    鯛
のお寿司   


 やはり夏は鱧ですね~

これが美味しかった~~


いよいよ 

          


次のお料理が とても良いタイミングで出てきます

父さん満足そうで 母さん嬉しいです



 このようにプルプル  


さんもそろそろ食べ終わり
スープを飲み始めたら

「お鍋を傾けますので・・・」

ず~っと頃合を見計らってサービスしてくれます

お酒もなくなり 父さんここから焼酎へ


 小鮎


 鱧を卵でとじた物


このお料理を頂いている途中に
ニコニコと笑顔の素敵な お日様のような  女性が部屋へ

深々と挨拶をし  

女将さんでした 

「先ほどから全て綺麗に食べてくださり・・・・」と嬉しそう

確かに 
心をこめて作ったお料理を綺麗に食べてくれる
作る側は何より嬉しい事です。

そしてこのお料理の説明をして下さいました。

「このお料理は京都に昔からある料理で 
最近のこういったお店ではなかなか作らなくなったお料理です。 
これは特に主人の 父だったか?お祖父ちゃんだったか?(忘れましたが)が
得意としていた料理で この器も蔵からその当時の物を出し 
主人がまた復活させたお料理なんです。 
京料理も創作料理が増えてきましたが 
主人はこうした伝統的な料理に興味を持ち 
ようやく作れる年になりました

とそれはそれは嬉しそうに説明をして下さいました。

そして母さんが嬉しかったのは
このお料理 既に出会っていたんです

勉強している所で確かこのお料理を習った事がありました。
鱧ではないですがお家でも作った事があります

なじみのあるお料理を伝統・格式のあるお店でいただけるなんて

あと 焼き物の 小鮎
こちらもこのお店のこだわりがあり 
もちろん鮎の季節だけのお料理でしょうが
頭から頂けるように と
鮎が成長しても
このサイズにこだわり 仕入れるそうです。

お料理のお話しを楽しくする事が出来ました。


 天婦羅

鯛?鱧? の素麺 

 鱧の骨の揚げた物

ご飯とお漬物 



そしてフルーツですが

「せっかくですから」 と言うことで

川床の横のお部屋に用意をして下さいました。



本当はこちらで



お土産を頂き(父さんの横にある袋です)

お食事は終わりました。

朝から腹八分目を通してきた母さん達
もう少し頂けたかも知れません

今回は 真ん中のお値段のお料理にしました。
もう少し奮発すればよかったかも・・・

 


今回伺ったのは 
たん熊 本家 さん

たん熊 は 二子玉やいろいろな所に入っていますが
こちらの暖簾の絵と同じ

何が違うのか? それとも同じお店なのか?

不思議に思っていましたところ(聞けずにいました
女将さんがおっしゃるには 本家はこちらだけで
今 広まっている たん熊 は親戚筋の経営なんだそうです。

あの お日様のような温かい・優しい笑顔の女将さん 
またいつかお目にかかりたいと思い
お店を後にしました

季節を変えて是非是非!


まだこの日の続きはありますもういっぱいみたいです~


本日の春ちゃんの姿だけ・・・

 

父さんは午後からお仕事

早めに起きて朝ご飯とリクエスト(辛いです)
春ちゃんそれに気づいて 熟睡中なのに

深夜に帰り 
朝起きて直ぐにこんな物が食べられる父さんは・・・すごい(胃)です


眠いのに頑張って起きて作りました

母さん特製ビーフボ~ル  美味しいよ~

それではまた明日~