久しぶりのお日様 / 大原の里 宝泉院へ

2007-07-24 | 飼い主旅行

何日ぶりのお日様でしょうか? 

貴重なお日様 

また明日からになるみたいです


今日は春ちゃんとのんびり の予定でしたが 
風邪を引いてからず~ットお布団干せなくていたので 

このがもったいなく

やっぱり起きる事にしました。


お布団干して ハウス・ゲージを洗って干して

春ちゃんも干しました







スッキリしました


天日に干した春ちゃんは

暑かったらしく お部屋に入ったら












春ちゃんがゆっくりした1日でした。


ここからは旅の続き 


昨日は三千院まででした。


三千院を後にし 細い道をさらに奥に進みます・・


妻様の案内が無いと行かなかったと思います。

道には人も少なく 行き着いた奥には古い小さなお寺さんがありました


 宝泉院 

 
建物は江戸初期ころの再建



古い門をくぐると 大きな五葉松が

 樹齢700

近江富士をかたどった五葉松だそうで 

京都市指定天然記念物だそうです


お庭を見て歩き

 

日本庭園百選みたいなカレンダーで見るような・・・


宝楽園  仏神岩組雲海流水回遊花庭

この庭で宇宙の響きを感じ取ることが出来るそうです。
こういったお庭は 地球 宇宙を意味する事が多い気がします。

カレンダーでしか見たことの無いお庭 
神秘的でした

いよいよお寺さんの中へ入ります。

妻様の説明によると 
壮絶な世界を色々想像してしまい夜寝付けなくなったそうです・・・

いよいよです


廊下を行くと 奥には広い畳のお部屋がります。

お庭を見ながらお茶を頂きます




        

父さんお抹茶がだい好き


そしてこのお方も





大変良いお手前でした




赤子ちゃん上手に飲んでいました

お菓子とお抹茶を頂き妻様の説明の場所を

他の観光客の人達はお庭を見ている人が殆ど・・・

そろそろ出ようかと思いたった頃 
前に座っていた方がお茶を運ぶ人に

「何所が・・・・ 説明してくれないと・・・・」

『ちょっと御待ち下さい。住職に聞いてきます』

母さんワクワクしました

かなりたってから
棒を持った男性が現れ・・・

ちょっとかったるそうに 
「じゃ~ 説明しましょうか~」

きっと毎回毎回同じ説明をしているんでしょうね~

でもこちらは 初めてです

それは・・・


 血天井


先ずは説明から

慶長五年 関が原合戦まえ 徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が 豊臣の大群と戦い 伏見城中で自刃した 
その武将達の霊をなぐさめ 供養の為に 自刃した場所のものを天井にして祀ったものだそうです。


住職の説明では ここが目で鼻で ここが烏帽子の跡 足の跡
・・・
と天井を説明してくれました。


  

         


このシミが 2ヶ月近く放置され液体化した人のシミだそうです。

歴史的背景がわかる父さんには とても興味深かったみたいです。


東京に帰り 血天井 について調べた所

この時の床板を供養しているお寺さんが京都にはいくつかあるそうで


 養源院・源光庵・正伝寺・興聖寺・宝泉院 にあるそうです。


あの観光客の一言がなければ説明を受けて見学する事はできませんでした

このほかにも見所のあるお寺さん 三千院に行かれたときはちょっと先まで足を延ばしてください。


ディープな京都観光はもう少し続きます。

お付き合いの程
よろしくお願いいたします