続いて行ったのは、カンガルーが放し飼いにされている広場。ここでもやる気のないカンガルーがあちらこちらでダラリと寝そべっている

「ピョンピョン飛べよっ

」
なんていうこちらのリクエストに応えるわけもなく。エサを直接あげることもできるので、先生が買ってくれたエサでやつらを釣ろうとするも「エサなんて毎日いろんな人がくれるしぃ

」ぐらいのしらけムードで一瞥されて終わり。まったく可愛げがない
六甲山牧場の羊や若草山の鹿の、あのアグレッシブさを見習えっつーの
広場の中には「立ち入り禁止区域」があって、カンガルーのやつらもそれをよく知っており、少しでも近くで見たいという観光客の思いをよそに「アンタたちそこからこっちに入ってこれないんでしょ

」とでも言いたげに豪快に寝そべっている。
最終的にはなんとか若干サービス精神を持ち合わせたカンガルーへと接近成功し、写真を1枚。カンガルーの警戒心タップリの表情がポイントっす
話はウンとずれるけど、大学時代、バイト仲間と六甲山牧場に弁当を持って遊びにいったときのこと。
あそこの羊は本当に食い意地が張っていて、人の弁当を常に虎視眈々と狙っている

私たち8人の弁当ももれなく狙われ、一頭の羊が私と友人・タキコの間からジャンプイン。
そのとき。
“バスッ”
横腹に私が両足でキック(座っていたので体操のあん馬のようなポーズになったと想像してください)。
さらに
“ドゴッ”
喉にタキコがウエスタンラリアート。
羊なのに
「グエェッ」
と鳴いた。
勝利

…羊、苦しかったやろうなぁ…

この話は当時のメンバーと会うと未だに笑いのネタ