華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

憧れの人

2012年04月24日 16時59分14秒 | Weblog
先にも書いたけど、映画「Battle Ship」を観た。これは、結果から言うとコメディ。私には「うーん」という一作だった。ストーリー展開に無理があるし、本題(エイリアンの攻撃)に入るまでの前ふりがムダに長い。エイリアンに攻め込まれて「もうダメだ」となったときの最後の手段にも結構笑わせてもらった。観てない人にはわからないけど、その手段にはあるじいさま達が絡み、「俺たちがいるぜ」と存在を示すための無言の行進(!?)には「え、マジで?」「Gメン??」という感じだった。主人公のキャラ設定も私として今ひとつ。ただ、映像はとても美しかった。あと歌手のリアーナの演技も良かったし、浅野忠信もかなりおいしい役どころで「日本人が頑張ってるなぁ」という気持ちにさせてもらえた。そうそう。最初の方に日本対アメリカのサッカーの試合の場面があるんだけど、日本人がみないがぐり頭だった。日本人ってどんなイメージ持たれてるんやろう?
私は映画通でもなんでもないけど、星を付けるとしたらひとつ。Dもよく似た感想だった。いくつか一緒に映画を見に行ったけど、2人の間で今のところ一番良かったのは「長靴をはいた猫」で一致している。

さて。
昨日のDinnerは大学の語学アドバイザー・Renaと一緒だった。私がCreative Industriesで勉強している頃に語学アドバイザーとして留学生をサポート。私もたくさんアドバイスをもらっていた。そして看護科で勉強を始めたとき、彼女もたまたま看護科の留学生対象の語学アドバイザーとしてポジションを得たため、かれこれ3年ぐらいのお付き合いになる。Renaはいつも明るく前向きで、何よりも生徒のことを一番に考えるアドバイザー。ゆえに生徒からとても人気がある。私も彼女をアドバイザーとして、人としてとても尊敬している。
もちろん大学スタッフといち生徒という関係は崩れないんだけど、私が他の生徒よりもかなり年上でRenaともそう年が離れておらず、また同じように文章を書くというバックグラウンドがあるために(Renaは小説も書く)、幸いにも勉強以外の話もたくさんさせてもらっている。私がIELTSでスコアが取れずにいたことも知っていたし、また毎日ように同じようにスコアが取れず苦しむ学生を見ているRenaは、今回の私のスコア取得をとても喜んでくれて、夕食を一緒に、ということになった。ちなみに結婚セレモニーにも来てくれDとも顔見知りとなったため3人で食べに行った。

訪れたのは大学近くのベトナムレストラン。前菜と3人でそれぞれ違う料理を頼んでシェア。話の内容は多岐に渡るも、Renaと私は言わずもがなDも以前ウチの大学で講師をしていたことがあるので、大学の裏話等をしていたような気がする。あとは私の今後の身の振り方など。嬉しかったのはRenaの「アナタはとても勇気があるわ」という言葉。自分のやりたいことを続けるには多少の冒険が必要だったことは事実。しかし元々“場当たり主義者”なので「なんとかなるわ」と適当にやってきた。それを“勇気がある”と表現してもらい、ましてやそれが憧れの人からの言葉だったのでとても嬉しかった。
2時間ほどのディナータイムを過ごしてお別れのとき、「本当に良かったね」とBig Hugをくれた。Renaはこちらに来て出会った、とても大切な人のひとり。DもRenaにはメロメロ(!?)で「ステキな人だよね」と連発していた。大学も離れた今会いにくくなったけど、これからも連絡を取り合うえることを願っている。

とても楽しい、また心の温まるディナータイムだった。おそらくRenaは5こぐらい年上なだけ。私が5年後、Renaのようにステキな人になれるだろうか?と考えると大いに疑問。少しでも近づけるといいなぁ。
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