華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

健康は宝です

2012年04月30日 22時55分57秒 | Weblog
本日は昼夜バイト。どちらも、時計を見たらもう閉店準備の時間だった…というぐらいに適度に忙しい一日だった。

帰宅したら、Dが後ろを付いてまわる。どうしたのかと思ったら「アメちゃん、どこ~?」。
Dは映画館に行くとき、いつも一袋のソフトキャンディを買う。通常、人が短くても丸一日、ヘタすりゃ2、3日かけて食べるような量を数時間で食べてしまう。昨日は映画を見る前にチョコレートサンデーを食べていたので、「もうダメ!」と買った袋を取り上げていた。お菓子を取り上げるのはこれが初めてではない。何度か取り上げて隠し、少しずつ渡すということをやってきた。しかしDも私の隠し場所を学習しつつあるので、だんだん真剣勝負になってきている。いつもはキッチンのどこかに隠すんだけど、昨日は寝室に隠したので見つけられなかったらしい。「ボクのアメちゃんは~?」と耳も尻尾も垂れた状態で聞くので、残りの数も少なくなっているし、今日は朝に4粒ほどあげただけだったので、「お皿を片付けたら出してあげる」という交換条件を出した。「え~、そんなのヒドイよ~」と垂れきった耳と尻尾をもっと垂れさせて渋々お片づけをするD。キッチンがキレイになったので残りの6粒を出してあげたら、「ウフフフフフ~」と嬉しそーにモグモグ食べていた。コドモか。
いい年の大人に「アレもダメ」「コレもダメ」というのはなかなか難しいし、できることなら言いたくもない。しかしDの食べるものは健康状態に影響が出るもの(糖分、脂肪分)が多いので言わざるを得ない。健康で長生きしてもらわないと私が困るんだよ、コノヤロウ。
そういえば関係ないけど、世の中の“旦那”を合法的に死に至らしめることができるのは“妻”だと何かで読んだなー。なぜなら旦那に食事を作るので。「塩分と糖分、脂分の高いものを食べさせ続けたらあっという間」という怖い記述を読んだ。でもこれって事実。やっぱり心を鬼にしてお菓子を取り上げていこ。

さて。
話は変わるけど、実は私は明日、ある手術を受ける(一泊二日)。もう以前からずっと持っていていずれは除去しようと思っていたもの。というわけで今夜は12時から何も口にできない。水すらも。だから先ほどバイトから戻り、大急ぎで晩御飯をかっ食らったところ。
別に手術は怖くない。しかしとっても憂うつなことがある。それは点滴。
日本ではどうか知らないけど、こちらは手術となると必ず点滴をする。というか、いつでも点滴ができるように手に針を刺す。もうそれが憂うつで憂うつで。点滴針を刺した時点で気を失うのではないかと少し真剣に思っている。今はプラスチックでできた柔軟な針を使うのでそこまで違和感を感じないらしいけど(実際、私は実習中に患者さんにそう説明したことがある)、針が刺さっている事実で私には十分。「点滴を刺すぐらいなら絶対健康でいる!」とずっと思っていたのに、今回こういうことになってしまった。あぁ、気分が重い。
この話を看護師の友達にしたら大笑い。「手術より点滴が怖いの!?」と信じられない様子だった。だって手術なんか寝ている間にされるねんから何が起ころうが知ったことじゃない。しかし点滴は目に見えるし、術後、一晩中一緒に過ごさねばならないのだ。どう考えたって点滴の方がイヤ。寝返るを打ったら突っ張るかもしれないなんて思うとおちおち寝てられやしない。あーもうヤダ。本当にヤダ。

こんなことなので明日のブログはお休みです。本を2冊ぐらい持っていこーっと。
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