華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

摂取と消化は表裏一体

2013年09月04日 20時43分34秒 | Weblog
本日午前シフト。
アシスタントさんと2人で7名。大半が自分のことは自分でできる人だったので、シャワーやトイレ等で困ることはなかった。だけど7人中4人が抗生物質の点滴注射持ち。点滴注射は薬を作る時間がいるし、また間違いがないように他のスタッフとともに投薬内容を確認しないといけない。まぁ、なんだかんだで時間がかかる。加えて投薬の時間がみな似たり寄ったりだったので、時間調整が大変だった。そんなわけで今日もコンスタントに忙しかった。

そこをいくと投薬をしないアシスタントさんはすることがなくて適当にウロウロ。この派遣のアシスタントさん。一風変わった人だった。アジア某国からの移住組。お願いしたこと以外はやろうとしない。派遣さんということに加え病院で働いた経験があまりないようで(主に養護施設)、病院での仕事の進め方がわからないのだろうけど、それにしてももうちょっと積極的に働いてくれよ、という感じ。なのでいちいち「アレした?」「コレ済んだ?」と確認をする必要があり、そのために私の作業が中断されたりもした。
こんなことがあった。
一人、大腸内視鏡検査待ちの患者さんがいて、浣腸をすることになっていた。この患者さんは先天的な障害が理由で何をするにも1人ないし2人の介助が必要。朝の投薬をすべて済ませてからにしようとアシスタントさんに伝え、私は自分の作業をやっていた。
するとこのアシスタントさん、私がある部屋で某患者さんの薬を用意していたら、「あの患者さん、今、排泄してますよ」「でもまだ色がねぇ」「もうすぐ浣腸しますよね?」などと話しかけてくる。
まず、私の作業中におかまいなく話し続けることに疑問。そして患者さんの個室にまで入ってきて別の患者さんの話をすることもおかしい。また内容を鑑みても関係のない人に聞かせる話ではない。「なんでこの人、こんな話をここですんの?」と心底驚いてしまった。患者さんへの尊厳とかプライバシーという概念がないんやろうか? とりあえず上記のことを伝えて病室からは出て行ってもらった。
私は、人間、何よりも他人に頼りたくないことが“下の世話”だと思っているので、患者さんに接するときは言葉や行動に気をつけるようにしている。だからこのアシスタントさんの行動が無作法に見えて仕方なかった。違和感満点。誤解を恐れずに書くけど、養護施設では下の世話が当たり前なので、この手の話をすることが普通になってしまっているんだろか?なんて考えた。

とまぁ、ここでグチグチ言っても仕方ない。次回同じようなことがあればキッパリ「おかしいよ」と言えるようにしておかないと。

さて。
このところ外食が続いたので、件のきのこがまだ冷蔵庫に眠っている。見た目はまだまだ大丈夫そう。グラタンやキッシュという高コレステロールメニューは避けたかったので、今夜はまたレシピを検索、チンゲン菜と一緒にオイスターソース他で炒めて食べた。なかなか美味。明日のお弁当に丼にして持っていく予定。他にはなすびのチーズ焼き(やっぱり高コレステロール・汗)と困ったときの照り焼きチキン。前2品が初挑戦のメニュー。張り切ってやっているのはお菓子作りだけではない、という小さな主張。
先ごろ焼いたデコレーションケーキは今日で完食。見た目はどうしようもないけど、味は我ながら結構おいしかった。もっと実験を重ねて腕を磨かねば。
ちなみに、もしもお店を開くようなことになったら「カフェ・ガリレオ」にしようと心密かに決めている。えぇ、妄想は得意中の得意ですとも。

ささ。
明日も午前シフト。お弁当の準備をして寝よう。明日も十中八九同じ患者さん。少しは要領よく動けるといいな。
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