華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

30代最後の一日 その弐

2013年09月02日 22時52分34秒 | Weblog
根負けした理由。それはまたケーキ作りに挑戦しようと思っていたから。初心者のくせに目指すはデコレーションケーキ。だってお誕生日だもの

午後もうんと回ってからレシピを片手にゴソゴソ。電動のミキサーってすごいなぁ。昔手動でメレンゲ作りに挑戦して、手がだるくて断念したことを覚えている。それがいまやブィーンとかき回してりゃ立派なメレンゲが。うれしや。
スポンジになる部分をオーブンに放り込んで、その間にホイップクリーム作り。ここでもミキサー大活躍。飾りに使うイチゴとキウイも切って準備万端。
だのになのに。
タイマーが鳴ってスポンジを取り出し、竹串に何も付かないことを確認したにも関わらず、水平にカットしたら中の方が焼けてない。しかも切り方も悪くてボコッと穴が開いてしまった。「ひぇぇぇ~!!!」と思わず雄たけび(このときやっとDが目覚めた)。とりあえずなんとか見られる形に直してもう一度オーブンへ。もうフワッフワのスポンジケーキは期待できんな…と思いながらやや低めの温度で焼き続けた。取り出し、飾りつけ。


切ったらこんな感じ。


とりあえず初めてのデコレーションケーキ終了。食後にデザートとしてグッドコーヒーとともに食べた。スポンジは少々硬かったけど、味はまぁまぁ。ホイップクリームが緩すぎた。もうちょっと混ぜんといかんなぁ。なにはともあれ、あきらめることなく最後までできたので今日は満足。

ところで夕食なんだけど、40歳という年齢は大きく祝うものと思っているのか、Dが今夜も明日も外食!と張り切っている。今夜は30代最終日記念? というわけで今夜は去年の誕生日と同じお店に同じメニューを食べに行った。シーフードの盛り合わせ。去年の今頃は働き始めて2ヶ月でまだまだ大変だったし、また階下の人ともめていて、たくさんのストレスを抱えている頃だった。なので誕生日ぐらい豪勢に行こう!、お酒も飲んじゃおう!ということでタクシーでお店までを往復。なかなか高くついた誕生日の食事だった。また気合いをこめて化粧を施し、身奇麗にして出かけた。
しかし今年は自分の運転。アルコール一杯ぐらいでは引っかからないのでビールを一杯。服装もジーンズにカットソー、スッピンとやる気なし。普段の外食と変わらんやん!と突っ込んでみたけど、夫婦も2年目にもなるとこんなもんかも。

シーフードプレート。ちょっと高いので頻繁には食べない。久しぶりにシーフードを堪能。やれ、嬉や。
これから帰宅して、ケーキを食べたことになる。もうお腹いっぱい。

今はもう眠くて、さっきから何度も手が止まっている。昨夜もコーヒーの効果はまるでなくすぐに寝ていた。今夜もさっき一杯飲んだけどこのザマ。歯を磨いて寝よう。

さよなら30代。とっても楽しくて充実していた。不惑の40歳とか言うけど、私の心は相変わらず♪迷い道くねくね~(渡辺真知子)やろうなぁ。でも最終的に自分で決めたことに関して迷わないという意味では不惑かも。まぁ、頑張るとしよう。
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30代最後の一日 その壱

2013年09月02日 21時17分28秒 | Weblog
本日オフ。
今朝は9時過ぎには家を出て、リサイクルショップへ。なぜならコーヒーテーブルの足が外れてしまい、新しいものが必要となったので。
この家に引っ越してきて購入した家具は、お安めショップの無難なものかリサイクルショップで気に入ったもの。賃貸だし、とりあえず必要なものだけ。今回壊れたのはお安めショップのお手ごろ価格な商品。やっぱりお値段は正直ね。その点リサイクルショップのものは安くても良いものは良い。キズ、汚れ等を気にしなければ長く使えそうなものが多々。ソファとテーブル、勉強机をリサイクルショップで購入したけど、気に入って使っている。
というわけで、掘り出し物を求めて今朝はリサイクルショップへ。しかし残念なことに気に入るものはなかった。今は応急処置でなんとかなっているので、気長に探すとする。
ショップに行ったついでに、お皿を何枚か買った。そういえば食器もリサイクルで買ったものがたくさんあるんだった。今日は四角い取り皿とサラダボウルほか。この頃料理やお菓子作りをするようになり、その影響で台所用品を買い揃えている。無駄にせんように頑張って継続せねば。

さて。
その帰り道、Dの携帯電話が鳴る。そして「ちょっと寄り道して」とD。なぜかと尋ねると「君にプレゼントがあるんだ」。
お店の近くでDを降ろして車で待機。次に姿を見せたときは大きな花束を抱えていた。
実は明日、40歳の誕生日。前々から「何が欲しい?」と聞かれていて、「何でもいいからサプライズでお願いします」と伝えていた。とはいえ、私がいない(=車がない)と出かけないし、オンラインショッピングが出来るカードを持たせていないので、私に内緒で何かを準備するのはほぼ不可能。だから正直言って期待していなかった。
「アラぁ!?」と驚いている私の横で、このサプライズを隠す必要がなくなったDは「実はボク、君が仕事に行っている間に一人で出かけたんだよ!」と堰を切ったように話し始めた。
我が家は田舎町のはずれにあるので、ちょっとにぎやかな場所に行くには少々根性のいる距離を歩くことになる。それをトコトコ歩いてメイン通りまで行き、花を注文して、お金を払って、買い物をして帰ったらしい。ちなみになぜ花の引取りが明日ではなく今日になったかというと、明日急きょお店が閉まることになったとのこと。なので引き取りに来てという電話だった。
普段、引きこもり君のDにとったら大冒険だったはず。それを証拠に「黙っているのが大変だった!!」と頬を紅潮させながらアドベンチャーについて語るD。ウイやつめ。図体はでかいのにこういう瞬間は子供みたいや。
というわけで頂いたお花。

四十路一歩手前のスッピン女が一緒で申し訳ない。
あのDが、私の誕生日やからと一生懸命頑張ってくれてとても嬉しかった。ありがたいことで。

そんな甘い気分はおいておいて。
昨日から散らかった台所がそのまま。本当に洗う気が失せるぐらいに山盛り。「私、やらないよ」と宣言したら「ボクもあまりしたくない」というD。そこから冷戦がスタート。妥協して「じゃぁ一緒にやろうよ」と提案してもなんだかんだと理由をつけて動こうとしないばかりか、ソファで高いびきをかき始めた。絶対やるもんか!と思っていたけど、この時点で根負け。仕方なく食器洗いを始めた。簡単な拭き掃除と整理も合わせると1時間ぐらいかかった。あぁ、面倒くさかった。

根負けしたのには、単純に汚い台所に耐え切れなかったこともあるけど、他にも理由が。それは次のブログで。
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