引越し狂想曲 序章

今日から本格的に荷造り開始。私は台所を、Dはトイレ・浴室と彼の部屋を。

この家に引っ越してきて以来、物を増やさないように努力はしてきたものの、やっぱり予想を上回る量が出てくる。うちの台所は収納が大きい。これを埋めてなるものかと、不要なものはすぐに処分するように心がけ、その結果だいぶスカスカではあった。しかしまとめてみると段ボール箱やビニール袋がみるみる積みあがっていく。これ、全部使ってたかな?と思うぐらい。実際使ってるねんけど。
そして空になった棚や戸袋を拭いて拭いて拭きまくった。物がある間は奥の方までは手が届かんかったもんねぇ。





これらはほんの一部。

今日は暑かった上に、湿気が多く、これだけの作業で汗がじっとり。Dは暑いのが本当にダメで、それを言い訳にすぐにコンピュータで遊び始める。
D 「ちょっと休んでるだけだよ～」
私「休憩時間の方が長いってどういうことよ!?」
このケンカの繰り返し。疲れるとすぐにイライラするのよね。

とはいえ、お昼過ぎまでは順調に荷造りが進んだ。日曜日まではこの家にいるので、最低限残しておかないといけないものもある。できる荷造りはほぼいい感じで終わった。あとは新しい家の鍵をもらってからできることばかりかな。

午後からは郵便局へ行き、贈りそびれていたクリスマスプレゼントを発送。そして中古品を扱うお店へ着なくなった洋服を寄贈。その後は同僚の家へ行き、家具を運ぶための台車を借りてきた。
朝から一生懸命やっていたためか、一度手を止めてしまうとどこかへ行ってしまう集中力。まともに食べてなかったし。すでに食器類は片付けてしまってあり、今日からしばらく外食、もしくはテイクアウト生活。2人してソファでゴロゴロしながらどこへ食べに行く～?とだらけた会話。ステーキが食べたいというDのリクエストにより、車をブィーンと20分ほど走らせて、隣町まで行ってきた。
ここは以前よく通っていたレストラン。毎週木曜日は約1200円でボリュームタップリのステーキを食べさせてくれる。しかし今日行ってみたら、値段は1500円に上がり、ステーキ肉は小さくなっていた。それでも安いっちゃー安いんだけど、以前のお肉を知っているとガッカリ感が否めない。「今夜で最後だね～」と言いながらお店を出た。

帰ってからはお互い疲れから無口になって、ソファに寝転んでいる。明日新しい部屋の鍵がもらえるので、そちらの掃除に精を出す。そして今すぐ要らない小さなものを運んでしまう予定。土日は仕事なんだけど、日曜日の午後に大きいものを運ぶことになったのであらかじめお休みをもらっていた。ついでに土曜日も休めないかと今日電話をしたところ返事は明日。働いてもいいんやけど、やっぱりさっさと片付く方がいいと思って。さてどうなるかな。

よし。明日も早いし、さっさと寝よう。