華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

お客さまがありました

2016年05月01日 20時27分45秒 | Weblog
昨夜とっとと布団に入り、今朝目覚めたのは7時過ぎ。まぁこんなもんかな。
でも相変わらずの体調不良。体がズシンと重い。そして鼻がグズグズ。この症状が疲れを倍増させるのよね。

ベッドで粘ったけれど、今日はお昼から前職で仲良くしていた先輩が我が家にくることになっていたので、いい加減に起きて掃除・片付け。この先輩は超きれい好きなので、いつも以上に頑張った。

掃除を始める前には久しぶりにチーズスフレを焼いた。うまく焼けたんだけど、思ったより甘さがない上に、すごい卵の味。暖かくてもいいとのことだったので焼きあがってわりとすぐに食べたんだけどイマイチやった。ぶっちゃけ先輩も微妙な顔してたし。夕食後に冷えたものを食べたらそちらの方がおいしかった。やっぱり寝かせないとダメなのね。

もとい。
ケーキが焼きあがる間に掃除。天候がイマイチやったけどお洗濯も。部屋干しして最後に乾燥機をかけようと思っていたら、少し日が差してきたので外で干した。8割方乾いてくれて何より。仕上げに最後15分ほど乾燥機にいれたらオッケーやった。洗濯が乾かなくなって秋の訪れを感じているところ。今年は例年に比べてうんとあったかい秋らしいけどさ。

お昼をまわって先輩がやってきた。
会うのはどのくらいぶりかな? メッセージのやり取りをしているので、そこまで久しぶりという感じはない。でも顔を合わせてのおしゃべりに勝るものはないのでやっぱり嬉しい。
先輩の家にも何度かおじゃましたことがある。いつもきれいに整理整頓されていてオシャレな小物が並んでいる。そこを行くと我が家はパッチワークみたいな家で、あるものを適当に並べている状態。先輩がどう思うかちょっとドキドキしたけど「いい家やんか~」。確かに一貫性はないけれど、生活感があふれるいい部屋だとの評価。生活感があふれてんのがいいのか悪いのかわからんけど、とりあえずは好印象だった模様。良かった。基本はどう思われても私たちが好きな家だからどうでもいいっちゃーいいねんけど、やっぱり良いように思ってはもらいたいもの。

あとはお茶を飲みながらひたすらおしゃべり。Dは仕事で出かけていたので、2人だけでピーチクパーチク。話題は主に前職に関することと、それに派生して今後のキャリアや人生のあり方など多岐にわたって話していた。
前職の様子は私がいた頃とそう変わりはない模様。強いて言えば、何度か書いたことのある“10いやなことがあったら10いやそうにして、さらにそれを周囲に撒き散らす先輩”がパワーアップしていて、周囲の人々を辟易とさせているそうだ。ちなみに私はこの人が5週間の有休をとっている間に面接、内定、退職&転院をこなしたので、お別れを言うこともなく病院を去った。特に別れを惜しむ人でもないので、それでよかったと思っている。
先輩は結局4時間ほど滞在して帰っていった。楽しかった。
意外と同僚や仕事がらみで出会った人で友達にまで慣れる人って少ないもの。まして私の場合は外国人。そんな環境の中でこの先輩は友達と呼べる貴重な存在。ありがたい話やわ。

さて。
先輩が来るから、と体調面では少し無理をしていた。先輩が帰っていくと同時にドッと疲れ。なので今夜はシェフDが腕をふるってくれた。チキン丼。おいしかったわ。あとは先輩から頂いたアロマキャンドルを焚き、テレビを観ながら日曜日の夜とダラダラ過ごしている。



そうそう。テレビを観ていたらショッキングなニュースが飛び込んできた。
Dと私の行きつけのお医者さんが、母親殺害容疑で逮捕というニュース。Dが「僕たちの先生だよ!」と叫ぶのでテレビ画面を見たら、確かに見覚えのある姿。ちょっとばっかし偏屈な人やけど、診察は丁寧で正当だった。にわかには信じられず急いでネット検索をしたところ、88歳の母親に死に至らしめる薬を投与した疑いがかかっている模様。一般人の投稿によると、お母さんが安楽死を希望したのではないかというのがもっぱらの見解だった。
理由はなんであれ、安楽死が認められていないオーストラリアでは殺人事件として扱われる。刑事罰が下るか否かはわからないけど、この先生が現場に戻ってくることはもうないはず。いい先生だったのでとても残念。もしも安楽死の手助けだった場合、どうか司法が状況を考慮してくれることを願ってやまない。
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