華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ドラマは終盤に

2016年05月20日 23時42分10秒 | Weblog
今日も午後シフト。
Dを仕事に送り出した後は家でまったり。少し腰痛がぶり返したので無理なことはせず。ただやっぱり洗濯はまわした。

なぜにこんなにたまっているかというと、Dが洗濯物を隠していたので。
着た服を脱ぎ散らかすD。洗おうとしたら「まだ汚れてないからダメ!」という。しかしその服を汚れるまで着るのではなくその辺に放り出し、気の向くままに着るものを選ぶので、“少し着たけど、洗濯にまわすほど汚れていない”服が床に散らかることになる。当然私がその環境を許すわけもなく「片付けなさい!」と口を酸っぱくして言い続ける。その結果、Dがベッドの下の引き出しに隠す…という展開。それがいい大人のすることか?
さらに、隠しておいた服はまた気が向いたら着るのかと思いきや、そのまま忘れている。今回の服はもう一カ月近く隠されたままになっていたので、今日Dがいないのをいいことに全部洗ってやった。ほんまにアホみたいなやり取りや。

さて。
午後から仕事。昨日書いたおばあさんはまだ我が病棟にいた。どうも昨夜から今朝にかけて、ひどいものではないけど混乱状態に陥ったらしい。昨日も血圧が上がったり下がったりしていたので、それが関係しているのかも。結局神経内科に移ることになった。容態がよくなることを願うばかり。
おばあさんが移っていき、さらに退院が出て病棟に患者さんは4名だけ。病院全体のベッド数を割り振りを担当しているスタッフから、何度か患者さんの様子を尋ねる電話が入っていた。いや~な予感。そして7時をまわったころにこの一声。

「Medical 8、閉めるから」。

あぁ、やっぱり。

我が病棟にいる4名の患者さんを、他の病棟の空きベッドに押し込むことにしたらしい。その理由というのが夜勤ができるスタッフが不足しているから。
我が病棟は最高で6名の患者さんしか入らないけど、看護師は必ず2名いる。6名は他の病棟だと1人で担当する数より少ない(夜勤の場合)。なので今夜のように、患者さん4名のために看護師2名を我が病棟に置くよりも、患者さんを分散させてMed8の夜勤スタッフを他の病棟に送り込む方が効率がいいという話。まぁ、わかりやすい計算ではあるわね。

7時半をまわったころから患者さん大移動計画発動。私たち看護スタッフは8時の投薬を済ませ、看護記録を記入し、病棟移動の準備を整え、順々に患者さんをそれぞれの病棟に送り出した。
書くと簡単だけど、いろんな役割の人が巻き込まれるので時間はかかる。なんだかんだで全員を送り出して落ち着いたのは9時半だった。
ちなみに私は10時半まで勤務の予定だったけど、意見を聞かれることなく「一時間分は有休消化にしてね!」という伝言を受け取った。意味もなく貴重な有休を消化させられるのは不満!という人もいるはずなので、せめて本人に意思確認せーよ、とツッコんだわ。まぁ、私はそれでもええねんけど。
そんなこんなでいつもより1時間早く終わって帰ってきた。明日はまた午後シフト。病棟、開いてるといいなぁ。

病院を出る前にDに連絡すると、まだ帰ってないという。ボスに連れられて(また)和食レストランに行っていたそうだ。私が家に着いてさっとシャワーを浴びたらちょうど迎えに行く時間。車に乗り込み、イグニッションをまわしたところ、車がうんともすんとも言わない。何度挑戦してもダメ。

車、壊れたよ…。

とりあえず間もなく駅到着するDに、バスか、バスがないならタクシーで帰ってきてと電話。Dが家に着いたらすぐにロードサービスに連絡を入れてもらった。この時点で10時45分ぐらい。「一時間ぐらいで行きます」と言われ、メカニックが来たのが11時半ごろ。オーストラリアにしては珍しく正確だと感心。日本車の会社がやってるサービスやからかしら。
バッテリーが寿命だったらしく、ササッと交換して30分ほどで終了した。バッテリー等のパーツは実費だったけど、サービス等はすべて無料。今日ばかりはロードサービスに加入しておいて良かったーと心から思ったわ。
それにしても運が良かった。もしも仕事帰りにバッテリーが働くことをあきらめていたら大変やったし、明日仕事に行く前にわかったとしても大変やった。日ごろの行いがいいからかしらねー。

なんやかんやで、今日は仕事終わり、一日の終わりにバタバタしたわ。
今はすでに日付が変わっている。こんな時間まで起きていたのは久しぶりで、さきからあくび止まらず。午後シフトでも適当な時間に起きてるもんね。
明日Dは朝早くにドライビングレッスンが入っているので、おそらく2人して早く起きる。だからもうとっとと寝よーっと。
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