華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ひどい一日

2013年01月03日 16時57分12秒 | Weblog
本日午前シフト。なんと7名も担当。朝の7人は多い。うち3名はフルアシスト。一挙手一投足にヘルプがいる。アシストがついてくれたけど、その人は他の看護師もアシストする必要があったので、私に付きっ切りというわけではなかった。今日初めて担当する人も多く、薬もどれがなんだか調べるのが大変。また要介護の患者さんの一人に攻撃型認知症の人がいて、人の話をまったく聞かない上に、気に入らないとモノを投げたり、ペットボトルの水をわざとこぼしたり。先輩看護師もいたのでグッとこらえたけど、ある瞬間、思わずキレて怒鳴りそうになった。
こんな感じでとても忙しい朝。トイレに行く暇どころか、水を飲む瞬間もなかった。当たり前のように午前中の休憩には行けず。お昼をうんと過ぎてからやっと落ち着いてきて、かろうじてランチを食べることはできた。
担当患者の重さに、今日の担当分けを指示したボスにいらだちを覚えるぐらいしんどかった。ボスが手を抜いたとは言わないけど、私ともう一人の新人に重たい患者を担当させて、自分は担当外の患者からのナースコールが長い間鳴っても手伝いに来る様子なし。ほかにどんな用事があるのか知らんが、いくらそれが自分の仕事じゃないからといって、患者のコールを何分間も無視できる感覚がわからん。とにかく今日まで働いてきて、こんなに患者さんや他のスタッフにイライラしたのは初めてのような気がする。そのぐらいしんどかった。

昨日から4連勤で、今日から午前3連チャン。それだけでも十分「うへー」っていう仕事量。なのに明日はダブルシフト。断ることもできたけど、断る理由がないので引き受けた。私は残業や予定外出勤を頼まれたとき、手当がついて嬉しいこともさることながら、基本は人が足りなくて困っているのなら…と思って引き受ける。でも、こういう感情って日本人的なんかなぁと他の人の態度を見ていて思う。いわゆる“愛社精神”みたいなもんは日本のものなんかも。

あまりにしんどかったので、帰宅後予定にしていたジムはパス。明日は15時間労働なので朝っぱらから疲れていたくはない。

今夜は早く寝よう。明日あさってを乗り切ったら4連休が待っている。
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初出勤

2013年01月02日 22時19分19秒 | Weblog
本日初出勤。とはいえ、夏やから新年といわれてもピンと来ないし、看護師という職業柄職場は閉まることがなく“大型休暇”という感覚もないため、2013年のスタートとか言ったところで実感はない。日本を離れて、日本の文化って“季節感”やそれにともなう行事や習慣がたくさんあることを知る。四季がはっきりしているせいもあるんやろうな。オーストラリアに住むことになったけど、こういう感覚は忘れずにいたい。

さて。
午後シフト。担当は5名。正直なところ、そこまで大変ではなかった。ドクターたちはまだお休みモードで手術がないのが大きい。ただ、3日ぶりの出勤だったけどずいぶんと新規患者が増えていたので、「あぁ、また通常の状態に戻って行くんやなぁ」と感じた。

明日は午前シフト。しかも3日連続。早起ききらーい。だけど夜勤よりマシだと知ったので文句は言わない。
ジムも再開する予定。今日の午前中は、Dママが帰った後で久しぶりに心置きなくゆっくりできる時間だったので家でゴロゴロした。Dママはとてもいい人。一緒にいる間も特に問題はなかった。しかし、普段いない人がいるという状態にはやはり疲れを覚えていたらしい。少し怠けたってバチはあたるまい。

ささ。早起きに備えて寝るとしよう。忙しくないといいなぁ。
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バタバタ元旦

2013年01月01日 20時55分54秒 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日はDママがブリスベンに帰るので、見送るためにシドニーへ行き、そのついでにDがD友達からコンピュータを買う予定。
家を出る段になってDが「気分が悪い」。それでもなんとか駅まで行き、薬局で薬を買うことも拒んで電車に乗り込んだところ、気分の悪さが増長したようで車内でグッタリ。70分電車に揺られ、なんとかかんとかシドニーの中心・セントラル駅に到着したけど、改札を越してすぐにあるオープンカフェに座り込んだら動けなくなった。DママにDを任せて、私は薬局を探して街へ。元旦なので閉まっている店が多い中、20分ほど歩いてようやく見つけ、吐き気止めを購入。DとDママの元へ戻ったら、Dは軽く発熱していてさらにグッタリ。D友達のところへ行く予定やったけど急きょ彼に駅まで来てもらい、コンピュータを受け取り、Dママが空港行きの電車に乗るのもちょうどいい時間だったので、DママとD友達に別れを告げて、また70分ほどかけてわが田舎町へと戻った。せっかくのシドニーなのに何もせんかった。まぁ、病人がいたら仕方ない。
我が家の最寄り駅に到着するころには薬が効いてきたようで、顔色が戻ってきたD。帰宅して軽食を摂って、今はすでにベッドで寝ている。熱ももうない。
本人は昨日のDママによるエビ大盛りタイカレーであたったんだと主張しているけど、それが本当なら私たちもやられているはず。私が思うに、カレーにたっぷり入った辛子が下痢を引き起こした上、同時にこのところアルコールを摂取し続けていたので、水分不足状態が続き、結果吐き気が引き起こされたと考える。ま、明日になったらけろっとしてるやろう。

というわけで元旦の夜、私は一人、リビングルームでテレビを観ながらブログを書いている。夏の元旦にはまだ慣れることがなく、あの寒さも手伝った、新年を迎えて身の引き締まる思いを感じることがない。今日もただの休日。なんか寂しいなぁ。

Dママと一緒に過ごした一週間は大きな問題もなく、楽しい時間だった。だけど相手が誰であれ、今まで居なかった人がずっと居るという状態には少し疲れたらしい。私もちょっとくたばり気味。
明日からは平常運転。4連勤が待っている。ジムにも戻らないとなぁ。今年も頑張るぞー。
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