手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2024年9月歌会のお知らせ

2024年08月29日 | 歌会のお知らせ
開催日  2024年9月8日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅北口 並木本館(我孫子北近隣センター)、調理室+第1学習室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、8月29日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。


☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年8月歌会のお知らせ

2024年08月03日 | 歌会の概要
開催日  2024年8月11日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、8月1日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関宿吟行会紀行

2024年08月02日 | トピックス
「次回は関宿か将門を巡るのもいいね。」
という雁部先生のお言葉で早くから行く先の候補は出ていた。ただどの様なルートで、移動手段は何を使って行くかが大きな課題だった。というのも関宿は千葉県の最北端茨城埼玉との県境で、鉄道その他の公共交通機関が無く最寄駅からバス利用三十分下車徒歩十五分という立地である。そこでマイクロバス利用ということに落ち着いた。手賀沼アララギ短歌会初のバス利用の吟行会となった。
 六月十五日、十時バスは柏駅を出発した。朝から眩しい陽光に溢れ、猛暑が心配されるほどだ。しかしバスの中は快適で緑豊かな車窓を眺めつつ関宿へと走った。車内では雁部先生から関宿についてお話を伺うことができた。江戸時代の関宿城の役割やそれに伴う城主は代々幕府の中でも重要な役割を担う大名が努め、中でも久世氏の治世は長く幕末まで続いた。全国歌会の会場の清澄庭園は久世氏の下屋敷だったという。また、この地に縁の俳人大岡頌司と彼の作品三句を紹介された。
 柏を発って一時間余り、開けた田園風景の中に白いお城が目に飛び込んできた。目的地の千葉県立関宿城博物館である。利根川と江戸川に挟まれたスーパー堤防の上に建つお城はかつての関宿城を模した天守閣を再現している。利根川流域における洪水・治水、利根川東遷の歴史、河川交通と舟運、そこに育まれた産業や文化などをテーマとした展示が充実している。
 出迎えてくれた学芸員から立体地図を見ながら概略をお聞きして館内を各自見て回った。
最上階の展望室からは筑波山がくっきりと姿を見せ、足元には利根川が豊かに水を湛えて流れていた。四方に遮るものも無く遠く日光連山や日本アルプスが一望された。条件が良ければ富士山を望むこともできる。
 昼食は城下にある「けやき茶屋」で鰻丼を食した。何故かこの会の昼食は鰻が定番である。驚いたことにこの店の主の先祖は久世の殿様入城の際付き従って共にこの地に来たという。壁に貼ってあるセピア色をした古い写真を指しながら城下の変遷を語ってくれた。このような交流が何ともうれしい。久世家の家臣の長男として生まれ、この地に育ちこの地に眠る鈴木貫太郎(第二次世界大戦の終結時の総理大臣)を今でも閣下と呼び心酔しきりの様子である。
 食後は関宿城本丸跡と関宿水閘門を訪ねた。江戸川の土手や旧河川敷は日差しの中ではあったが、水門を流れる水音と心地よい風が爽やかで気持ちの良い散策となった。
 帰りのバスの中では各々三十一文字を練り上げていたに違いない。新アララギ誌上にてご覧あれ。

宮本通代

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会員の作品(2024年7月)

2024年08月02日 | 会員の作品
*新仮名遣い

今野英山:月桃の花咲く丘は悲しみの極まるところ今も変はらず(新アララギ2024.7)
高橋毬枝:ぼんぼりの灯りに並ぶ吾が雛(ひひな)面(おも)拭ひつつ母の手想ふ(新アララギ2024.7)
麦島和子:夕闇に湯宿の明かり灯り初め山肌華麗にライトアップす(新アララギ2024.7)
大倉康幸:*町内会役員不足は明白で問い合わせれば仕事降り来る(新アララギ2024.7)
相川盈子:*眠れずにスマホに写真探したり亡き夫飼い犬孫いとおしき(新アララギ2024.7)
宮本通代:廃校の庭に桜の咲き満ちぬ幾千人の児を見守り来しや(新アララギ2024.7)
丸山幸子:*玄関前にチューリップの花咲き初めて散歩の園児ら唄いつつ行く(新アララギ2024.7)
東寿美枝:日向ぼこ日向残して夫はベッド寝息微かにカーテン閉める(新アララギ2024.7)
今野礼子:*鎖場を胸突き八丁を導きし君の背中の頼もしかりき(新アララギ2024.7)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師の歌(2024年7月)

2024年08月02日 | 講師の作品
新アララギ7月号より抜粋

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・最上川春うららにて雪代の水ゆたかなり柳萌えつつ 大石田・早春
・向川寺かうせんじつひに無住となるといふ禅修行する若者なきや

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・地震予知かなはぬことと割り切りてたんたんと生く今を詠みつつ
・揺れあらば時たま感じる浮遊感わが人生は砂の楼閣
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年7月歌会はお休み

2024年06月10日 | 歌会のお知らせ
2024年7月歌会は「新アララギ」全国歌会があるため、
講師の都合により例年通り休みとなります。

8月歌会は予定通り開催します。(8月11日(日)13:00~16:30、アビスタ第3学習室)
講師は雁部先生の予定です。

詳細は改めて掲示します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会員の作品(2024年6月)

2024年06月10日 | 会員の作品
*新仮名遣い

千葉照子:宍道湖にて半農半漁せし曾祖父が養子迎へて姓(かばね)を残す(歌会2024.6) 
今野英山:下野の特異な味覚と莫迦にせしチタケソバ味はふ不明はぢつつ(新アララギ2024.6)
高橋毬枝:さばさばと書類積み上げ梱包し受験結果を孫は待つのみ(新アララギ2024.6)
麦島和子:小気味よくすりこぎ棒で胡麻をする香り立ちきて練りが出るまで(新アララギ2024.6)
岸野トモヱ:*逆立ちをなんと早くもするらしいババはハラハラ新体操とは(歌会2024.6)
大倉康幸:*きちんとは理解しないで引き受けて後でドタバタいつものことか(新アララギ2024.6)
相川盈子:*夫の遺影ソファに移してJリーグ開幕戦を観戦したり(新アララギ2024.6)
宮本通代:株分けの鉢を届けてくれし姉シンビジウムの花芽が立ちぬ(新アララギ2024.6)
丸山幸子:*炊き出しにバケツ差し出す小さな手わが孫重なるガザの子どもに(新アララギ2024.6)
鈴木英一:笠間にて待ちゐし陶炎祭(ひまつり)見学すいや見尽くせぬテントの数々(歌会2024.6)
東寿美枝:遠響く電車の音と寺の鐘いつもの六時今朝彼岸入り(新アララギ2024.6)
今野礼子:*暮れなずむ砂漠に長き影落としラクダは列成しピラミッドを行く(新アララギ2024.6)
桂 崇人:*歌会にて音読できる喜びよことばが歌に命吹き込む(歌会2024.6)
安達和治:*七十路(ななそじ)の友が嗚咽する電話口妻安らかに逝きしと言いて(歌会2024.6)
高木千春:*夢を見たやさしい瞳温かな手忘れられないあの時の君(歌会2024.6)
三宅信子:*はし布に主役わき役振り分けてひとり遊びのうまくなりたり歌会2024.6)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師の歌(2024年6月)

2024年06月10日 | 講師の作品
新アララギ6月号より抜粋

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・「竹乃里歌」の原本秘め持ち子規歌集いく度も編みき若き千樫は
・千樫夫人「アララギ」に原本返納せり折口信夫(しのぶ)を仲立ちとして

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・味はひて蕎麦をすすれば顔にでる店主は松茸採りにさそひくれたり
・縁(えにし)なきやうでもウクライナとの共通点原発事故だけではない幾つもの
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文学掲示板 2024年6月

2024年06月02日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2024年6月は「手賀沼アララギ短歌会」の歌が6首掲載されています

・雨の後土は豊かに黒く光り新しい庭徐々におちつく
(柏 大倉康幸)

・話す人いない孤老はロボットと会話する世のついにきたりぬ
(我孫子 岸野トモエ)

・手話に問われ手話にて答へるこの猿の運動能力もまた見事なり
(取手 木下和子)

・こんなにも青い空なら大丈夫早期発見運よき夫よ
(印西 今野礼子)

・猛暑日の続きて朝から気はよどみ空色深く山も霞めり
(つくば 鈴木英一)

・骨酒に香りを放つ鮎の身に追ひ星の黄は今も煌めく
(松戸 千葉照子)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年6月歌会のお知らせ

2024年05月21日 | 歌会のお知らせ
開催日  2024年6月9日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、5月30日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。
新型コロナによって歌会が中止の場合もあります。その場合は雁部先生に添削をしてもらいます。
またその添削結果をテキストとして、後日リモート歌評会をおこなう予定です。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする